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2014年05月14日

第4回目道新文化センター講座

 「チカホ」のグランドホテルの入口付近に集まって、道立アイヌ民族文化研究センターに行く。同センターで説明していただいたのは研究主幹の小川正人氏である。この施設の設置目的や活動内容についての紹介がある。事業はアイヌ文化に関する「資料・情報の収集」、「無形文化を主なテーマにした調査・研究」、「出版物などを介した研究成果の公開」、「問い合わせへの対応や普及活動」などについての説明があった。

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(説明中の小川氏と受講者)

 参加者との質疑応答が行われた。「アイヌ」という言葉の使用に関すること、アイヌ語の研究の実例紹介、アイヌ語辞書に関することなどに話しが及ぶ。アイヌ文化紹介小冊子「ホンカンピソシ」が希望者に配られた。
 
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(受講風景)

 アイヌ民族文化研究センターから近くにある北大植物園に行く。園長の冨士田裕子教授と加藤克助教が出迎えてくれる。同園内にある北方民族資料室を見学する。説明役は学芸員の資格のある加藤助教がしてくれる。

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(北方民族資料室で説明をする加藤助教)

 その後宮部金吾記念館、サラ・スミス女史がアメリカから運んだといわれている札幌最古のライラックが咲いているのを見る。園内の博物館は建物の補強工事中で来年度にならないと見学できないとのことで、これは予定外だった。参加者から「ハンカチの木」を見たいとの要望があり、冨士田園長がハンカチの木のところで説明してくれる。ハンカチに見える苞の部分は未だ白くなっておらず、後10日もすれば見頃になるだろう、との話である。

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(ハンカチの木の説明をする冨士田園長・右端)

 カナディアンロックガーデンなどを見学する。池の傍のズミの木が満開で、ケータイで画像を撮る参加者が多かった。

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 ズミの木の前でパノラマ写真による記念撮影をする。今回は欠席者が無く17名の全員参加となる。


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(記念パノラマ写真)

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