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2014年08月08日

引き込み線跡の道路に面した小麦研究記念碑

 暖房用石炭の貨車の引き込み線跡が第一農場の縁に直線状の道路となっている。この道路に面して1976年に建立された「小麦研究記念碑」がある。碑文に「北海道大学の農場には、札幌農学校時代から麦類の種ならびに品種が多数集められてあった。坂村徹博士(1918)はこれらにつき研究しはじめて小麦の正しい染色体数を明らかにした。ひきつづき木原均博士(1919)は小麦間雑種の細胞遺伝学的研究を行い、この領域に新しい時代を画した。」とある。(2012.7.23)

碑の前を 走るSL 白昼夢


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デザインは 染色体模し 碑の形

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シルクロードの語源が、中国から西欧への絹の輸出経路であった実態から国際的に命名され、その後、印刷術や日本発eシルクロードなど様々な分野の大動脈と位置付けられていることを理解してはおりましたが、麦の原種研究についても同様な流れ見られ、瑞穂の国の北大が先進的研究を果たしていたことは意外であり、世界的偉業をネットにも詳細に載っており、認識を新たにしました。

  • 伊東 裕
  • 2014年08月09日 15:32

 専門が異なるのであまり良く知らないのですが、碑を建立するぐらいですから、北大の小麦の遺伝子や染色体の研究は成果のあがった研究なのですね。

  • ブログ子
  • 2014年08月09日 16:46
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