2015年06月24日

道新文化センター講座2015年度最終回

 「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座は本日の10回目が2015年度の最終回でした。最終回は札幌市立大通高校のミツバチプロジェクト見学です。
 地下鉄東西線の西11丁目駅に集合して、歩いて大通高校に行きました。定時性の大通高校が現在の場所に新設される以前、この場所には札幌市立大通小学校がありました。大通小学校は他の小学校と統合され資生館小学校になっています。その大通小学校の児童通用門が大通高校の敷地の角に残されていて、これを見学しました。
 児童通用門の傍に丸山隆の『記憶素子「丘」・「森」』があり、この石彫を鑑賞です。1989年に設置された彫刻ですが、彫刻名が何を意味するのかはわかりません。

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(丸山隆の彫刻『記憶素子「丘」・「森」』)

 大通高校の西側には道路を挟んで駐札幌韓国総領事館があります。大通高校は定時制で単位制ですので、生徒は自分の選択した授業に出席して単位を取得して卒業して行きます。地下鉄東西線の終点の宮の沢駅のところにある札幌市生涯学習センター「ちえりあ」の支所が大通高校と併設されていて、札幌市民の活動が行われている場所と高校が一緒になっています。

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(大通高校校舎内)

 大通高校のミツバチプロジェクトは授業の一つで、その授業を参観する形で見せていただきました。巣箱は同校の屋上に置かれています。ミツバチの状態を点検する先生と生徒が巣箱から板状の巣を取り出し、点検する様子をビデオで配信し、教室にいる生徒が見守っています。巣箱のところで点検している先生・生徒と無線で質疑応答を行うことができます。そのやり取りはこれも同校の生徒のメディア部員が行っています。見学者はガラス越しに作業を見学しました。

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(ガラス窓越しにミツバチの巣の点検作業見学)

 巣の点検は女王蜂が居るかどうかを確かめます。もし居ないと、卵が産まれないので巣が消滅してしまいます。幼虫や蛹の状態も確認です。ミツバチが群がっている巣を見せてくれているのは同校のミツバチプロジェクトの蜂蜜生産担当の島田正敏先生です。

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(ミツバチの巣の点検)

 巣に蜜が貯まった状況を確認すると、蜂を取り除いて巣から蜜を取り出します。蜜は蜜蝋で蓋がされているので、この蜜蝋を削りとります。この蜜蝋はキャンドルなどにも利用できます。蜜蝋の蓋を取り除いた巣を手回しの遠心分離器にかけ、蜜を容器の中に飛ばして集めます。ここで生産された蜂蜜は大通で行われるオータムフェストなどで販売されているそうです。

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(手回し遠心分離機での蜂蜜の取り出し)

 島田先生はミツバチプロジェクトを担当していますが、本職の方は陶芸の先生で、制作した器を見せていただきました。作品展も予定しているとの事でした。

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(島田先生の陶芸作品)

 帰る間際に未だ作業が続いている屋上のところでパノラマ写真を1枚撮影しました。


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(ミツバチプロジェクトの様子を撮影したパノラマ写真)

 見学終了後、最終回なのでロイトン札幌のレストランで昼食会を行いました。参加者から一言ずつの感想などがありました。料理はバイキングでした。


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