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2015年07月08日

シリーズ1909・「パノラマ写真」ここはどこ

 公園に接している施設です。さて、ここはどこ。


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このオブジェが誰の作品か、ここのサイトを見ましたが、わかりませんでした。ただ、このサイトで、最近気になっていた「学田山」の位置がわかりました。

  • ことにん
  • 2015年07月12日 21:53

 このオブジェには作家のサインがあるのですが、判読が困難で作家が誰かわかりません。制作年が1998となっていました。
 宮丘公園の高いところが「学田山」と呼ばれていたらしいですね。芝生広場に接した小高いところ辺りがこの山の頂上になるのでしょうかね。

  • ブログ子
  • 2015年07月13日 04:13

このオブジェは澤田正文氏の作品のようです。
サインは「Masa.S ’98」と読み取れます。個性的なのが「M」と「S」。特に「S」は「∫」であり、積分記号のようです。

プラニスホールで、「越境する「手わざ」たち~アートと工芸のはざまから 楽しい現代美術入門3」が行われており、そこに氏の作品が4つ展示されています。そのサインも「Masa.∫」(に、西暦年を付したもの)であり、個性的な「M」と「S」がそっくりでした。
ただ、氏のサイトの作品一覧には、このオブジェは見当たりませんでした。

  • ことにん
  • 2015年07月18日 19:40

 サインの解読お見事です。最初の文字は「M」でしたか。積分記号は姓の頭文字「S」ですか。澤田正文氏の名前は初めてお目にかかります。ニセコ町で創作活動を行っているようですね。何で宮丘小学校と繋がっているのかわかりませんが、このオブジェの作家名がわかったのは収穫です。有り難うございます。

  • ブログ子
  • 2015年07月18日 21:48

確定したわけではありませんが、ネット(google)と2つの偶然(owlとplanisphere)によるものでした。

作品の98年は新校舎の落成年であり、この年の3月に小学校の記念誌が発行されています。ところが、記念誌はこの作品に触れていません。おそらく、発行後に作品が設置されたのだと思います。大きな作品なのに、学校名でネット検索をかけても何も出ないという不思議な状態でした。

そこで、学校から離れ、記念作品ということで「鉄 モニュメント 札幌 まさ」で検索したところ、最初に浮上したのが出版社の季刊誌です。まさに「Masa.S」に当たる人でした。偶然の1つ目は、この季刊誌が氏を取材対象とし、その記事をネットにアップしていたことです。(しばらく気付きませんでしたが、検索の2番目は氏のfacebookでした。)
氏のサイトを見ると、公共作品や記念事業にもかかわっており、かつて札幌に工房があったことからほぼ間違いないだろうと思いましたが、プロフィールにこの作品がありません。

直接当たろうかと考えましたが、サインの「M」と「∫」に特徴があったので、近郊の作品をいくつか確認しに行こうかと思いながら facebook を見ると、美術展が開催中ではないですか。偶然の2つ目は、まさに今、美術展が行われているということです。会場では、4つある動物作品の前足にひざまずいて、足の内側にあるサインを一つひとつ確認しているという、はたから見ると変な人でした。

ということで、偶然が集まり積み重なって「M」が「∫」となったのでした。まだ、作品名はわかりませんが。
ところで、記念誌が役に立たなかったかというと、そうでもありませんでした。「宮の沢」の名称についての考察と上手稲神社の場所の変遷を確認することができました。

  • ことにん
  • 2015年07月19日 23:52

 ネット検索で色んな事が分かるものですね。感服です。コメントはちょっとした推理小説を読むようでした。

  • ブログ子
  • 2015年07月20日 01:17
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