Search


Archives

2018年06月08日

2015年7月 浦河駅と港

 昔、浦河の駅は、コンクリートの防波堤でかろうじて線路と駅舎が太平洋の寄せる荒波から守られていた。風が強いと、波しぶきが駅構内まで飛んできた。今は、海岸の埋立てが進んで、昔砂浜と海だったところに国道235号が線路と並行に延びる。

荒海の 視界から消え 懐古駅


42%E8%8D%92%E6%B5%B7%E3%81%AE%E3%80%80%E8%A6%96%E7%95%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E6%B6%88%E3%81%88%E3%80%80%E6%87%90%E5%8F%A4%E9%A7%85A.jpg

 半世紀以上昔、浦河町堺町から東町の高校への自転車通学路は駅前の道しかなかった。この道は、今は旧道となり、昔の面影を保って取り残されている。しかし、日高本線が災害で不通になり復旧の見通しが立たず、列車を利用する客は消えた。

半世紀 広場風景 残りたり


C7%E6%B5%A6%E6%B2%B3%E9%A7%85%E5%89%8D%E5%BA%83%E5%A0%B4A.jpg

 浦河町は昔海であったところが埋め立てられて、町役場の庁舎や消防署、その他の施設が建てられた。埋め立てで土地に余裕のできた役場の前は広場になっていて、昆布を干す乙女のブロンズ像が置かれている。ここから浦河駅の跨線橋が見える。

昆布を干す 乙女の向こう 跨線橋


%E6%98%86%E5%B8%83%E3%82%92%E5%B9%B2%E3%81%99%E3%80%80%E4%B9%99%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%90%91%E3%81%93%E3%81%86%E3%80%80%E8%B7%A8%E7%B7%9A%E6%A9%8BA.jpg

 浦河町は港を中心にして発展してきた。漁港と物流港の機能を合わせた地方湾港である。港の南と北から太平洋に防波堤が延び、港の中央部に港湾施設がある。近年防波堤内の一部が埋め立てられ浦河町役場をはじめ各種施設や建物が並んでいる。

町惹句 海と牧場の 港なり


%E7%94%BA%E6%83%B9%E5%8F%A5%E3%80%80%E6%B5%B7%E3%81%A8%E7%89%A7%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%80%80%E6%B8%AF%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8637%E8%A1%A8%E7%B4%99Z.jpg


comments

comment form
comment form