2020年05月31日
シリーズ2953・「パノラマ写真」ここはどこ
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- by 秘境探検隊長
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2020年05月31日
喘息に 効くと言われて ズダヤクシュ
西野市民の森を早朝散歩。中の川の近くで草丈の低い白い花の山野草が隠れるように咲いている。近寄ってスマホで撮影し、帰宅して調べるとズダヤクシュである。「ズダ」とは喘息で、これに良く効くという事からの命名の薬草(薬種)である。
2020年05月30日
コロナ禍に 負けて閉じたり 勉強会
曲がりなりにも14年間続いてきて15年目に入ったところで勉強会「eシルクロード大学」を閉じる事にした。コロナ禍で無料で借りていた会場が今後使う見通しが立たないためである。これが潮時かとも思うが、人の死のように終わりはあっけない。
(空撮パノラマ写真)
2020年05月29日
最西駅 名前の由来 古和歌なり
古和歌に由来する町名の駅である。単式と島式の2面のホームに3線の構成で、ホーム間に跨線橋がある。パノラマ写真に写っているホームを持たない線路は貨物列車の退避線である。社員配置駅で、2016年隣駅の廃止後は道内最西端駅となる。(2014・10・4)
秘境駅 停車風景 今幻
国道5号線から西に折れる道の行き止まりに駅がある。駅への道は舗装されておらず、周囲に人家は無く林がある。秘境駅の雰囲気十分である。駅舎があり少し高いところにホームがあり2面2線で構内踏切がある。2017年に廃駅で信号所となる。(2014・10・4)
雲カーテン 上がれば一日(ひ)の劇 開始なり
朝焼けを期待したけれど期待通りにはならず。それでも日の出の空を空撮する。上空の厚い雲から下に雲が垂れ下がり雲のカーテンのように見えている。この雲のカーテンが上がって朝日が現われ一日の始まりである。5月も終わりに近づいている。
(空撮パノラマ写真)
2020年05月28日
ムシクイや 嘴の色 決め手なり
久しぶりに宮丘公園の遊歩道を歩く。野鳥の囀りを耳にして何枚か撮る。帰宅して調べるとセンダイムシクイらしい。似た野鳥にメボソムシクイやエゾムシクイがいて迷う。嘴の上部分が暗褐色、下部分が橙黄色とあるのでセンダイムシクイにする。
2020年05月27日
2020年05月26日
2020年05月25日
2020年05月24日
ヒヨドリや 鳴いて存在 誇示したり
今日も散歩コースは西野市民の森。運動と探鳥を兼ねていて、緑が増すにつれ野鳥撮影が難しくなってくる。写真に撮ったヒヨドリのように前後に木葉が無い場所に止まっている場合は野鳥にピントが合った写真が撮れる。しかしその機会は少ない。
特急が 停まる駅なり 長ホーム
この駅から下りの線路は内陸と海沿いに分岐する。一部屋根付きの長いホームに特急が停まっている。下りの特急はこの駅から海沿いの路線を行く。上りの特急も海沿いを走ってこの駅に到着する。内陸方面は上りも下りも普通列車のみが運行する。
2020年05月23日
森の道 サカハチチョウを そっと撮り
森の道の湿った場所で蝶を見つける。近くにモンシロチョウも飛んでいて、モンシロチョウより一回り小さい。帰宅して図鑑で調べると、サカハチチョウかアカマダラのようである。大きさと別撮りの翅の裏の写真からサカハチチョウと同定する。
鳴き姿 声は写せず アオジかな
野鳥の囀りが耳に届いても、開いた木の葉で鳥影が目に入ってこない季節になってきている。それでも運が良ければ葉に邪魔されずに囀る野鳥を撮る事ができる。森の道で盛んに鳴く野鳥を撮る。撮った写真を拡大してみるとアオジが写っている。
2020年05月22日
ホオジロや 有難味無き 鳥果なり
いつもの森の散策路を歩く。天気が良く野鳥が現れるのを期待したが、鳥果は無し。散策路から住宅街へ戻るところでホオジロを撮る。この辺りに棲みついている個体のようで、時折見かける。松の枝先に止まっていることが多く、撮影が楽である。
2020年05月21日
踊り子を 車(くるま)横から 眺めたり
爪句集の原稿整理。市民の森の散策路の草花を出来る限り多くの種類を取り上げようと、隣り合って異なる花が咲いている写真を意図的に撮る。本日撮影したオドリコソウ(右)とクルマバソウ(左)が1枚の写真に収まったのでこれを候補にする。
2020年05月20日
忘れたり 仏具の花名 華鬘花
花の形がエゾエンゴサクに似ている紫色の花が目に留まる。この花の名前は憶えていたはずなのに出てこない。帰宅して図鑑で調べてムラサキケマンに辿り着く。ケシ科キケマン属の有毒の花。ケマン(華鬘)は仏堂に飾ってある荘厳具である。
里近く 尻尾毛薄き キツネかな
森を抜け住宅地に接する草地の先にキツネがいてこちらを窺っている。何か咥えていて撮った写真を拡大しても分からない。チクワのようにも見える。尻尾にふさふさした毛の無いキツネである。乳房が少し出て見えるので雌のキツネのようである。
写真処理 終えて観賞 茜空
目が覚めると窓の外の空が赤い。朝焼けの空撮を狙っていたので、身支度もそこそこに庭に出てドローンを上げて撮影。朝焼け空を強調すると下界は暗くなり、パノラマ写真の貼り合わせ処理が上手くゆくかが心配観で景観の観賞もそこそことなる。
(空撮パノラマ写真)
2020年05月19日
2020年05月18日
写したり 珍しき野鳥(とり) エゾライチョウ
羽音を立てて急に野鳥が木の枝に飛び上がる。鳥影がチラリと目に入り大型の鳥と認識。かなり遠くの枝に止まるがそのままそこに留まっているので何枚か写真が撮れた。初めて見る野鳥で見当がつかない。帰宅して調べるとエゾライチョウである。
髭活か マスクせぬ野鳥(とり) 初撮影
道新朝刊のコラム「卓上四季」で、マスクの生活でマスクに隠して髭を生やす「髭活」が行われている話題を読む。西野市民の森の散策路で髭を蓄えたように見える見た事のない野鳥を初めて撮る。帰宅して調べるとエゾライチョウの雄鳥である。
2020年05月17日
市街地と 森せめぎ合い 夏の陣
「爪句@西野市民の森物語り」の写真の整理。10カテゴリーに分け、夏の景観の写真の不足を補うため、昨年夏に撮った空撮パノラマ写真のデータを処理する。早朝散策路でドローンを飛ばし撮影しており、ドローンの下には緑の森が広がっている。
(2019年7月29日撮影)
2020年05月16日
類葉と 葉の似で名づけ 山野草
いつもは森の道で探鳥の視線を頭上に泳がせる。今日は足元に注意して歩く。ルイヨウボタンにつづいてルイヨウショウマを見つける。類葉升麻の字の通りサラシナショウマの葉に似ていて名前となる。形と大きさを別にして白い花の方も似ている。
葉を比べ 牡丹名花名 認めたり
森の散策路で、今まで見た記憶のない花を見つける。花弁と萼は6枚で複葉である。帰宅して調べてルイヨウボタンと知る。漢字表記では類葉牡丹で葉の形が牡丹の葉に似ているので命名とある。庭の牡丹の葉と比べると確かに似ていると言える。
八重桜 花笠になり 中の川
中の川が自然河川で森の中を流れ、森から住宅街に流れ出すと擁壁に囲まれる。春先は八重桜や芝桜が流れを飾る。川筋に沿ってカワガラスが飛んで行くのを見ることがある。時たまアオサギが休んでいるのも目にするので小魚の居る清流である。
連想は 母衣に武将と クマガイソウ
クマガイソウの花が開き出した。ラン科の花に見られる唇弁から、戦いに際しての武士が身につけた母衣、そして武将の熊谷直実と連想して花名になったとは連想の連続である。花の背後にサツキが写る。今年はコロナ禍でサツキ展は中止となる。
2020年05月15日
コロナ禍で 不用不急と 支援無し
道新朝刊にクラウドファンディング(CF)の宣伝が出る。CFの返礼品の爪句集は現在印刷中で今月中に出版の運びである。その爪句集の校正画面とCF宣伝紙面を並べ記録用に撮る。コロナ禍で不用不急の事業とみなされたか支援の通知がこない。
ヤマガラや 何を咥えて 木の葉下
日課の森の散策路散歩。野鳥撮影も兼ねているけれど、広がってきている木の葉に邪魔されて上手く撮れない。頭上に鳥影があったので撮ってみる。拡大すると何かを咥えたヤマガラが写っている。木の葉のカーテンが日光を遮り鳥影が明るく写る。
中の川 隠れ川筋 カモの居り
西野市民の森の散策路に沿って流れる中の川が森の上空からのパノラマ写真に写るか試してみる。木々が繁っていると小川の川筋は隠れてしまっている。森から住宅街に流れ出る部分が辛うじて認識できる。中の川に居たカモの番を貼ってみる。
(空撮パノラマ写真)
2020年05月14日
ムギマキと 聞いて鳥果は キビタキなり
森の散策路で大きな望遠レンズを持った野鳥の撮り人とすれ違う。何か見つけたかと聞くとムギマキの答えが返ってくる。ムギマキは撮影したことが無いと思いながら少し歩いてムギマキに似た鳥を撮る。黄色の眉斑があるのでキビタキである。
2020年05月13日
2020年05月12日
アミガサは 高級食材 キノコなり
森の道を歩いていてアミガサタケを見つける。帰宅してネットで調べると欧米では高級食材として珍重されるとある。一方日本ではほとんど食用にされていないキノコであり、食べる気にはならない。試食した人が居られれば感想を聞いてみたい。
2020年05月11日
コロナ禍や 季節の巡り 止(とど)め得ず
運動と探鳥を兼ねて西野市民の森の散策路を歩く。途中、散策路の傍でドローンを上げて空撮を行う。森の緑がかなり濃くなってきている。サクランボの白い花も目立っている。それにしてもコロナ禍で今年はサクランボ園は開園するのだろうか。
「楡影寮」 碑文字揮毫の 人が逝き
道新朝刊に元北大学長中村睦男先生の訃報記事。先生には北大構内に建立した楡影寮記念碑の揮毫をお願いした。筆字が下手だとしぶられたのを説得して書いていただいたのが思い出される。記念碑のパノラマ写真を爪句集第23集に載せてある。
(画面クリックでパノラマ写真、2011年11月14日撮影)
2020年05月10日
母の日や 贈花撮る人 横で撮り
母の日で家人宛てに花束が届く。家人は早速贈り主に写真を送ろうと、テーブルの上を片付けあれこれと花束の写真を撮る。テーブルの隅に追いやられて撮影作業を横目でみながらその様子を1枚撮っておく。構図も構わずただの記録写真である。
駅名標 横の木の熊 客迎え
観光地への中継点となる駅であり駅舎は立派である。一枚板に駅名の書かれた看板があり、その横に木彫りの熊が置かれているのが目に留まる。駅前は広いロータリーになっている。単式・島式の2面のホームと3線で、ホーム間に跨線橋がある。(2014・8・2)
2020年05月09日
ヒヨドリや 花よりリンゴ 朝餉かな
ヒヨドリが桜の花を啄むのを見かける。花の密を狙っての行動なのだろう。ヒヨドリが桜の花を啄む場面を撮ろうしても、近くにリンゴが置かれていればこれはもう花よりリンゴである。観鳥のためとは言え、リンゴ代も馬鹿にはならないだろう。
2020年05月08日
廃止駅 記事を目にして 写真処理
道新朝刊に「札沼線 静かに廃止」の見出し記事。廃止区間の新十津川-北海道医療大学の駅巡りで撮った写真が未処理である。その中の於札内駅のパノラマ写真を処理してみる。駅名標とホームの待合室正面の年季物の駅名板も撤去されただろう。
(画面クリックでパノラマ写真、2012年9月22日撮影)
2020年05月07日
春芙蓉 萼は筒閉じ 蕾かな
西野市民の森の散策路を歩いていてシラネアオイの花を一株見つける。未だ蕾でリンドウのような筒形である。これから花が開く。花弁と思っていたのは萼で開くと4枚になる。日光白根山に多く自生するのでこの花名になる。春芙蓉の別名がある。
桜花 今が見ごろで 日の出空
日の出時の桜花を撮るのが難しい。日の出の空に焦点を合わせると近くの桜は暗くなる。桜花に焦点では日の出空はボケる。日の出の空は1年中撮れても桜は今の時期しか撮れないので、桜を主役にして撮ってみる。満開の桜は今が見ごろである。
2020年05月06日
清流に ネコノメソウ立ち 中の川
中の川を遡っていくと砂防ダムがあり、近くから西野市民の森の散策路が南東方向と北東方向に分岐する。分岐点辺りに中の川を跨ぐ小さな木橋がある。中の川の清流が勢いよく流れ岸の岩場にネコノメソウが見える。ツルネコノメソウのようだ。
陽円が 現れ消える 雲の窓
今朝の日の出は雲の作る隙間に現れる。雲の窓から昇る太陽に、カメラを構えている自分が見られているようである。肉眼では眩しくて太陽の円形が見えないけれど、写真に撮ると陽円がどんどん変化していく。コロナ禍のGWの最後の日である。
2020年05月05日
メジロの目 視力検査で 輪の切れ目
桜と組み合わせの野鳥はウグイスが最右翼でも、ウグイスは藪の中で鳴いていて姿はめったに見られない。この点メジロは桜に止まっているのを良くみかける。メジロの目の縁取りの白い輪は一部が欠けていて、視力テストのパターンを連想する。
2020年05月04日
写真法 工夫新たに 花見かな
庭のソメイヨシノが満開である。従来の写真法なら桜木の傍でカメラのアングルを選択して2次元画像を記録した。空撮パノラマ写真法では上空から拡大したり縮小したりして観賞が可能である。それに従来の写真法によるものを貼り付けてみる。
空撮や 緑見えたり みどりの日
西野市民の森の散策路で最も高い251峰のところでアカゲラを撮る。野鳥が撮れたので鳥影を貼り付ける空撮パノラマ写真の撮影を行う。道の上空に覆い被さっている木の枝を避け、ドローンを上空に飛ばしての撮影となる。離着陸時に神経を使う。
2020年05月03日
ウィルスも 新着注意 森の道
西野市民の森の散策路入口のところに、市民への注意の看板が設置されている。ヒグマ、スズメバチ、マムシが従来からの要注意の御三家である。近年はこれにマダニが加わっている。さらに最近は新型コロナウィルスで、注意の新掲示が見える。
(画像クリックで空撮パノラマ写真)
ヤマザクラ 空に咲かせて 花曇り
今日は気温が上がる。午前中西野市民の森の散策路を歩く。散策路につながる途中の道でドローンを上げて空撮。開花したヤマザクラの花を空中からのシングルショットで撮り、空撮写真の空に貼りつける。霞んだ空で花曇りの表現が当てはまる。
2020年05月02日
コロナ禍や 森の道行き 癒しかな
午前中に天気が回復で、人に会わない西野市民の森の散策路に出掛ける。道端の山野草を確認しながら歩く。詳しくは同定できないスミレ、エゾエンゴサク、ヒメイチゲ、フッキソウ、ヒトリシズカ等を撮影して、空撮パノラマ写真に貼りつける。
(画像クリックで空撮パノラマ写真)
2020年05月01日
キレンジャク 八十八夜の 赤だすき
今日は立春から数えて88日目の八十八夜で「夏も近づく八十八夜」の歌詞が浮かぶ。北海道では春が始まったばかりで夏は未だ先である。朝キレンジャクを撮る。翼に、茶摘み娘が用いる「茜だすき」になぞらえてもよさそうな赤い突起物が見える。
鳥果無く 春の蜂撮る 森の道
雨模様の曇り空の朝。野鳥を探して森の道を歩くが鳥果無し。足元に蜂の飛ぶ音がする。追いかけるとエゾエンゴサクの花に頭を突っ込む。野鳥が撮れなかったので蜂の撮影に切り替える。朝日が差さないので足元は暗く、ボケ気味の写真となる。
待合所 線路無くなり 役目終え
田園地帯を単線が走っている。難読デッキのホームがありホームの端に小さな赤屋根の駅待合所がある。難読ともいえる駅で、客が期待できない中でも取材時には待合所の内外の手入れが行き届いていた。廃路線に伴い2020年5月に駅も廃止された。(2012・9・23)