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2007年11月28日

テレカは遠くになりにけり

 ケータイ全盛でテレカと聞いてもそれが何であるか知らない人が増えてきているのではなかろうか。テレホンカードを約めた和製外国語(?)で、以前は多種類が発行されるテレカの蒐集も人気があった。この人気にあやかって、お宝になるかとテレカの発行を行ったことがある。ホログラム刷り込みのテレカで、約20年前に札幌市エレクトロンクスセンター落成記念ということで作ったものである。ホログラムは自著の「波動信号処理」の口絵に用いたものを再利用している。しかし、テレカはもうほとんど利用されることはなくなって、テレカそのものの利用価値は無くなってしまった。もう骨董品である。テレカは遠くになりにけりである。

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2007年11月23日

時計台のホログラム

 昨日投稿した佐藤先生のホログラムの再生像で自分の過去の研究を思い出しています。今から20年前の1986年に専門書「波動信号処理」を著したことがあります。この本はあまり売れず(定価も3800円と高かった)、初版で増し刷りがなく絶版になってしまいました。ただ、著者としては自分の研究成果に基づいて、精を込めて書いた本なのでいろいろ思いが詰まっている本です。

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 この本の口絵部分に当時では本に刷り込むことは珍しかったホログラムを刷り込んでいます。CG(コンピュータグラフィックス)技法のワイヤーフレーム・モデルで原画を制作し、これからホログラムを制作しています。実際にホログラム化したのは大日本印刷です。口絵のホログラムの上部の写真は当時研究していたマイクロ波の電波でホログラムを製作する実験の様子の写真です。これらの研究成果も研究史のなかに埋もれてしまったという感じです。

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2007年11月22日

佐藤先生からの再生像

 昨日のブログに北海道職業能力開発大学校の佐藤龍司先生の制作したホログラムの再生像の写真を載せておきました。これはこのブログを書いている室内の照明で撮った写真です。佐藤先生からもっと鮮明な再生像の写真が送られてきましたので載せておきます。やはりこの分野の研究者が撮った再生像は鮮明です。佐藤先生有難うございます。

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2007年11月21日

駒苫優勝記念ホログラム

  「小樽・石狩秘境100選」の78番目に北海道職業能力開発大学校ホログラフィー研究室を取り上げています。この研究室の責任者の佐藤龍司教授が19日の出版記念会に出席され、編著者に同教授が制作したホログラムの贈呈がありました。ホログラムの立体像をうまく撮影するのは難しいのですが、再生像の写真をアップしておきます。

 再生像からもお分かりのように、これは2004年8月の甲子園での駒沢苫小牧高校の優勝を祝ってのものです。同校にお祝いで寄贈しようかと思っているうちに、同校の不祥事が報道されたりして、贈るタイミングを失してしまって私の方への寄贈となったそうです。これは秘境的贈り物で、将来秘境プロジェクトで生きるようなら生かしてみたいと思っています。

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