2012年10月29日

木古内の坊

 江差線の全駅のパノラマ写真撮影のため、早朝宿をチェックアウトして車で出発である。最初に海辺に近いコンビに寄ると、日の出の空が赤くなってくる。国道228号に沿った場所で、国道と海の間に石像がある。「木古内の坊」と呼ばれた目の悪い孝行息子の像で、実在した人物だったらしい。この石像の背後に海が広がり、彼方の空が、未だ現われていない朝日の余光で赤くなっている。日の出前なので少し暗かったけれど、パノラマ写真を撮ってみる。