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2008年12月31日

何故ブログを書くのか

 今日は大晦日なので、自分のブログに関してほんの少しばかりのコメントです。コメントの主題は何故毎日(に近く)ブログを書くのか、です。

 ブログを大別すると、ブログで完結するもの、ブログは過程であるのも、があります。どちらでもブログは表現の手段の点では変わらないのですが、前者ではブログそのもの(ブログを書くことと書いた記事)が目的ですから、一般に写真や書き込みが多くなります。ブログによっては、コメントのやり取りがブログを構成する上で重要です。むしろ、コメントのやり取りそのものがメインになったりするブログもあります。

 後者の場合、ブログは別の目的、例えば本の出版の作業過程のような場合があります。ここで本の原稿をブログで書いているとすれば、なるべくブログをそのまま原稿にできるように書いておく方が後の処理が簡単になります。私のブログはそのようなものが多いので、形式が似たものが並びます。

 爪句の豆本の出版の場合、見開き2ページで写真2枚、爪句2句、説明文200文字、という形式です。このブログの記事の「啄木ゆかりの小樽駅」がこの形式になっています。

 本にするためには、本のテーマがあります。今回の小樽駅の場合、大きなテーマは「北海道の駅爪句遍路」みたいなものです。道内の駅を巡るといっても、一年でできるかどうか、できたとしてもただ通過するだけなら面白くもないし、楽しみながらということになれば気のむくままに、といったところがあります。そうすると数年のプロジェクトになります。年月がかかるとすれば、写真と記事を記憶が鮮明なうちに残しておく必要があります。その点、写真とテキスト付でその時々に整理もかねて書き残せるブログは優れています。

 ワープロが文書作成(原稿書き)に無くてはならないものになったと同様、本作りにブログが欠かせない手段になりつつあるのではないかと思っています。ブログは公開、非公開の選択ができますので、原稿の一部だけを公開して、本の前宣伝というテクニックも使えます。ただし、ブログへの訪問者の数が限られていれば宣伝にもなりませんが。

 物書き(一応、都市秘境作家と自称しています)としては、読者がいると想定しないと、書く行為のモチベーションが出てきません。で、当ブログへの想定訪問者に、今年一年のお礼と来年もそこそこの年で過ぎますように、とのご挨拶で本年のこのブログの締めくくりとします。

啄木ゆかりの小樽駅

 石川啄木は1907年小樽日報社に赴任する際、義兄の中央小樽駅長山本千三郎の家に投宿している。社内抗争で同新聞社を辞めて、翌年一月妻子を残して釧路に向かっている。この時の旅立ちの情景を詠んだ短歌「子を負ひて 雪の吹き入る停車場に われ見送りし妻の眉かな」の歌碑が小樽駅を見下ろすところに建っている。駅のホームには、小樽港のヨットハーバーをイメージしたホーム番号で、幼少期を小樽で過ごし、ヨットを愛した石原裕次郎の記念館が港にあるのを連想する。

啄木の 見た駅舎雪 今もあり

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港町 プラットホームに ヨット見て

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2008年12月30日

酪農学園大学ベコマーク

 来年は丑年で、江別の秘境取材で訪れた酪農学園大学のベコマークの人気が出るのではないかと少し紹介する。同大の産学共同の役目を負っているエクステンションセンターを訪れたとき、牛を象った置物があった。頭を傾けると牛の鳴き声がする置物のようである。

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 エクステンションセンターのオフィス壁のところに、商品につけられたベコマークが展示されていて、帽子、シャツ、バッグ、テッシュペーパーの箱と色々ある。同大とは関係はないだろうが、一時期ベコマークのタクシーが札幌市内を走っていたことがあったけれど、最近はみかけなくなった。

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 牛の乳搾り体験の牛のモデルというのもあったけれど、これは未体験である。この牛のモデルは拙著「江別・北広島秘境100選」にも写真で取り上げている。

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 江別小麦で作られたラーメンのパッケージがベコマークであった。丑年を目の前にしてお歳暮をこのラーメンにするなんか気が利いているので、デパートとタイアップすればよかったかもしれない。今となっては時期遅れであるけれど。

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 同大の生協にこのベコマークのラーメンが売られているので、購入して丑年に贈るというのも考えられるけれど、買いに行くのが面倒である。前述の著作には江別の食についても少々宣伝じみた取材記も載せてあって、それらの商品の宣伝には少しはなっているとは思えるのだが、関係者からの反響が聞こえてこないところをみると、関係者はこの本に目を通していないのではないか、いても気に留めてもいない、といったところなのかな、と思っている。

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2008年12月29日

穂多木(ほたき)神社

 狛犬に関するコメントに書いたような経緯で狛犬の記事の投稿である。

 北海道神宮の境内に穂多木(ほたき)神社がある。穂多木とは変わった名前だと、神社の横にある説明板を読むと、この神社には破綻して今は無くなった北海道拓殖銀行に永年勤務で、功労の物故役職員が祀られている。社名は北海道の頭文字の発音「ほ」、拓殖の「た」、銀行の「ぎ(き)」の文字の発音に漢字を当てはめてネーミングが行われているといわれている。この神社の狛犬は珍しくブロンズ製で、フラッシュに銀色に光って写る。いかにも銀行に関連した狛犬のようである。

今は無き 行名頭(かしら) 穂多木(ほたき)なり

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金融の 守護の狛犬 銀色で

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函館古地図カレンダー

 eシルクロード大学でも講師を務めていただいた、公立はこだて未来大学の川嶋稔夫教授から2009年用、函館の古地図のカレンダーが送られてきた。川嶋先生が関係機関と共同で行っている、ディジタルアーカイブの成果を市民還元するのが目的で,函館マルチメディア推進協議会(会長は川嶋先生)が独自予算で作成したものである。

 3ヶ月で1枚、計4枚組みのカレンダーで、人気が出て、現在第2刷を増刷・発売中とのことである。風景写真や動物などの写真のカレンダーの定番とは趣を変えた古地図が、アーカイブの研究成果としてカレンダーになった点が新鮮で人気が出たのだろう。

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2008年12月28日

サッポロ・ファクトリーのアトリウム

 旧永山武四郎邸のある永山公園から、商業施設サッポロ・ファクトリーの巨大なアトリウムが見える。公園は雪で覆われていても、アトリウム内は春の陽気が保たれている。都市空間には冬と春・夏が同居する。このアトリウムは、半円筒状の屋根も含めてガラス張りとなっていて、雪が積もる季節には、ガラス製の巨大カマクラを連想する。実際のカマクラ内は、遊びの空間になっているのに似て、アトリウム内は客が買い物や飲食を楽しんでいて、北国ならではの空間になっている。

公園に 雪あり彼方 アトリウム

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積もる雪 巨大カマクラ ガラス製

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2008年12月27日

道新夕刊を見て

 本日(27日)の道新夕刊に勝源神社とまりもっこりブランド飲料の写真付きの記事が出ていたので、手元にある写真を投稿しておく。

 勝源神社はメグミクルの工場内にあり、道新文化センターの講座で受講生と一緒に雪印乳業史料館見学のときに訪れている。この史料館と工場は、次に出版を計画している秘境本(書名が未定)にも取り上げる予定である。

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 まりもっこりの絵のついたドリンクは、「江別・北広島秘境100選」の出版記念会の参加者からいただいた。「もっこりパワー」なんていう良俗秩序に抵触しそうな商品名が見える(^-^);。それにしてもこのキャラクターが、何でこんなに人気がでるのかは分からない。テレビ塔のテレビ父さんも人気のキャラクターで、他の有名建築物(時計台とか赤レンガ庁舎)も擬人化しているようであるけれど、こちらの人気はどうなのだろうか。

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吹雪

 雪の無いクリスマス・イブで、札幌のこの冬の気候はどうなっているのかと思っていた。ところが夜半から雪になり、クリスマスの日の朝は大雪で、吹雪いている。ガラス窓には吹き付けた雪が解けてさらに氷になってこびり付いている。太陽も雪空に隠れていて、日の光が弱い。吹雪がおさまった頃合を見計らって、窓を開けて庭の雪景色を写真に収める。葉を落とした立木の枝には雪の花が咲いているようである。庭はこれからこの雪の下に埋もれて、春を待つことになる。

ガラス窓 吹雪の結氷 こびり付き

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陽の弱く 吹雪の合間 庭を撮り

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2008年12月26日

爪句とは何か―その4

 明年の早い時期(2月頃)に爪句集豆本の4巻目を出版しようとしている。各巻の「まえがき」部分に「爪句とは何か」のシリーズ解説を書いていて、4巻目のものの一部を以下に載せておく。

(前略)
 例えば、ここに示すような写真を撮ったとする。これだけなら、朝日が木の間から見えている写真である。この写真に爪句を加えることで、写真と爪句の制作者が、何を伝えたいのかがはっきりしてくる。もし、朝の散歩を強調したければ、出来、不出来は横に置いておくとして
 散歩時は 遅れてくるか 日の出どき
という爪句でもよいだろう。秋の季節感に力点を置くとすれば
 この季節 射光届いて 枯れ梢
といった作句も可能である。

 問題は、爪句が単なる写真の情景の説明で終わってしまう点である。五七五の語句を並べて、どこまでが単なる説明で、どこからが文芸的爪句なのかは、作者や読者の判断に委ねられるものであるにしても、その線引きの基準がある訳ではない。
(後略)

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2008年12月25日

住宅街の看板

 散歩がてらに、歯科医院から住宅街を歩いて帰宅することにした。で、住宅街にある看板を注意してみると、これが考察するとなかなか面白い。

 「ドロボー・痴漢・空巣にご用心」、というのが目についた。ドロボーは泥棒の漢字があるけれど、この看板のものはドロボーと叫び言葉を看板にしているから、カタカナ書きになっているのだろう。痴漢は赤字で、視覚に訴えている。確かに痴漢行為は視覚が導火線になっているから、これは理にかなっているか。空巣は冷静に漢字標記である。空巣は密やかに行われるから、アキスーとも叫ぶこともできなければ、色文字にしても空巣の感じにはそぐわない。こうしてみると、看板にも書き手の気持ちが込められているのが感じられる。

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 住宅街の空地に立木があって、「山火事注意」とある。雪野原もあって、山火事と言われてもピンとこないけれど、夏でもこの広場に山火事はないだろう。焚火注意なら分かるけれど、今時住宅街の広場で焚火をするなんて考えられない。「山火事注意」の看板が余ったので、取り付けているのだろうか。

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 「交差点事故多発」というのもあった。何の変哲もない住宅街の交差路で、自動車が行き交うところでもなさそうで、どうしてここだけが事故多発なのか分からない。人同士がぶつかる、それはないだろう。

 そんなどうでもよいことを記事にするまでもない、と言われると、はい、ごもっともとなるのだが、都市秘境探検家としては、日頃からどうでもよいところをウォッチングして記事にする癖がついているので、看板も観察対象になってしまう。

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2008年12月24日

菜洗神社の狛犬

 菜洗神社は小さな社であるけれど、狛犬は小社に似合わぬ立派さである。本殿の祠の方は、元々江戸時代に菜洗(現在の千葉県市川市)と言われた場所にあったものが八紘学園に引き取られて、学園所有の庭園に隣接して境内がある。狛犬は札幌軟石製で、手の込んだ造りである。狛犬の足元にある玉は透かし彫りで、玉となる石の外側からノミを入れて掘り込んでいる。狛犬の毛は見事な巻き毛になっていて、その貌の厳しさに反して、お洒落である。降り出した雪が狛犬を覆っていた。

小社前 大社の格の この造り

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厳貌(いかつかお) 毛はカールして お洒落なり

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2008年12月23日

ジュンク堂書店

 札幌に巨大書店の出現で、書店名はジュンク堂という。この書店の開店日にわざわざこの書店まで出向いて、拙著が並んでいるのをリポートしてブログ・ぜんまい仕掛けに記事を載せてくれたのを見て、忘年会で久々にススキノに出たついでに、この書店を覗いてみた。なお、この書店名は、起業者の工藤恭孝氏の父親の工藤淳氏の英語標記JUN KUDOをそのまま書店名にしたというのをネットで知った。ウソのような“本”当の話である。

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 拙著の秘境本と爪句豆本は、前述のリポートのようにかなり人目のつくところに並んでいた。ただし、しばらく横で見ていたけれど、拙著を手にとって見る人は居なかった。それもそうで、これだけ本が並んでいると(本の洪水とはまさにこの状況を表現している)、そうは手にとって見てはもらえない。ここは、本を購入してもらうための戦場なのだ、という実感である。戦場なので、カメラをすばやく出して、写真を撮るのは緊張する。この状況で、先にリポートしてくれた方が、こともあろうに拙著を他の本の上に乗せて写真を撮るなんて、前線から相手側まで入り込んで斥候を行っているようなものである。

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 人目のあまりない専門書のコーナーでは落ち着いて撮影できた。専門書を著していた時代は、遠い過去のように思えてくる。

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2008年12月21日

ビットタッチからレラカムイの試合観戦

 アルファコートドームに都市秘境の素材がないかと考えていたとき、ビー・ユー・ジー社が開発したビットタッチのシステムが、プロのバスケットボールチーム「レラカムイ」の試合に際して用いられるとの新聞記事が目に留まった。これを切り口にアルファコートドームの秘境が見えてこないものかと、ビー・ユー・ジー社に聞いてみると、開発したシステムを貸し出しているだけで、特に技術者が付いているわけでもない、とのことである。

 そこから話はビットタッチを見るついでに、レラカムイの今年最後の試合の観戦ということになって、ビー・ユー・ジーの服部CEOと初めてのプロバスケを観てきた。

 インターネットで送られてきたチケットを印刷して、入口で印刷用紙を見せて中に入る。入口付近にビットタッチの装置が並べられていた。これは、お財布ケータイをこの上にかざすと、試合を見に来たバスケクラブの会員のポイントが溜まり、それを景品等に引き換えることができるシステムである。

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 しかし、現時点ではお財布ケータイを持つ人は少ないらしく、この装置にケータイをかざしている人は、短時間では見ることができなかった。子供達が、これは何かと覗き込んでいるのが目についた。

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 ビットタッチの方は写真を撮っただけで、試合の観戦ということになった。今日の試合はプロのレラカムイと実業団チームの三菱電機の試合である。実業団チームは親会社からお金が出ているとして、プロのバスケチームは選手に給料を支払わねばならず、アルファコートドームの観客席を満員にしても、経営は大変なのではなかろうか。試合の成り行きより、こちらの方に関心が行く。

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 試合は62:81でレラカムイが負けた。ど素人観戦者の目にも、レラカムイの選手の動きが鈍く、シュートも決まらず、フリースローで同じ選手が二回も失敗するのがあって、プロの選手にしてはお粗末という感じがする。基本の練習をきちんとしているのだろうか、とも言ってみたくなる。

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 試合の前とか、休憩時間にチアガールズのアトラクションがあって、バスケの試合より、こちらの方に目が行った。どうもスポーツ好きでもない人間が、スポーツの試合を観戦すると、余興の方が面白く感じられたりする。

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仕事の秘境

 知り合いの、HBCラジオのプロデゥサー松浦代志文氏からお声がかかって、土曜日の早朝の番組「中村美彦の一筆啓上」の番組に生出演である。番組の内容が当日の道新朝刊のラジオ番組欄に出て、紹介には早々と都市秘境作家になっている。いよいよ念願の作家の仲間入りである^-~);拙著も本屋に並んでいるので、まあこの肩書きうそ偽りでもないだろう。蛇足ながらこんな本もある。

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 HBCラジオのスタジオには、都市秘境巡りで訪れたことがあり、そのうち「仕事の秘境」のテーマで本にまとめるのもよいかな、とあまり具体的でもない構想を暖めていて、放送の現場は仕事の秘境の一つになり得ると思っている。

 そこでスタジオ内を見回すと、ラジオ放送なので話し手の映像抜きの放送だろうと思っていたのが認識不足で、インターネットでスタジオの様子が流されていて、スタジオの状況をPC画面で見ることが出来るようになっているのである。ラジオ番組だからといって、いいかげんな服装で出向くと恥をかく、という知識を仕入れた。

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 次にスタジオ内で見つけたのが地名の読み方の張り紙である。大雪山国立公園は「だいせつざんこくりつこうえん」、大雪山と単独でくれば「たいせつざん」、大雪国道は「たいせつこくどう」と紛らわしい。地区名の網走市能取は「のとり」、能取湖は「のとろこ」、能取港町は「のとりみなとまち」、能取岬は「のとろみさき」と、こうなるとクイズものです。

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 生番組の写真の右側はキャスターの中村美彦氏、左はアナウンサーの佐々木佑花さん、窓越しの調整室に顔が見えるのが松浦氏である。一応放送前に、こんな質問で、こんな答えといった打ち合わせがあるのだが、話始めると、打ち合わせにない話題で終始したような感じである。ともあれ、早朝に秘境で仕事をした感じである。

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2008年12月20日

人はお金を使うことが好きなのかもしれない

 12月16日に『江別・北広島秘境100選』の出版記念会を行った。主催者の立場では(著者が主催者になるというのも変で、出版社か他の誰かが記念会を開いてくれるのが普通なのだろうけれど、田舎<出版に関しては札幌は田舎です>ではその役回りを探すのが難しいので、いきおい著者自らが出版記念会を企画することになる)人が集まらないことが心配で、eシルクロード大学(eSRU)の忘年会も兼ねるということで、eSRUの講師の方々や学生諸氏にも声を掛けた。

 40名ほど集まってもらって、これは有難いことであった。百年に一度の金融危機から不況に入りつつある経済状況で、師走の忙しい時に時間を割いて、共著者のお一人の北洋銀行頭取の横内龍三氏にも出席してもらって、ご挨拶いただいた。横内氏には秘境シリーズの1巻目から今回の3巻目まで共著者に加わってもらっている。

 出版の本代を含めて4千円の会費で、高くはないと思っていても、参加にはお金のかかることである。出版記念会であるから、本を出した側には意味のある会でも、その他の参加者には何か目に見えた益(飲食はできるとしても)がある訳でもない。それでもお金を払って多くの人が来てくれる(これが世の中の義理という典型かもしれないけれど)。出版記念会ではスピーチを聞かねばならなかったので、写真を撮る余裕もなかったので、当方の写真が出ている遠方から参加された方のブログに投げておきたいのだが、踏みとどまっている。

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 さて、話は出版記念会から二日後の、お金のかからない勉強会に話題を移す。こちらも当方が主催者で、毎回学生の集まりが気になる。この回は、私設北海道開拓使の会理事長石黒直文氏が講師で、銀行時代の経験も交えて、なかなか為になる、かつ迫力のある講義をされた。講義内容のさわりはeシルクロード大学のブログに載せてある。無料であるにもかかわらず、この勉強会の出席者はわずかの4名である(15名ほどの登録者が居る)。
 
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 そこでこの自分で企画した二つの会を比較して考えるのである。お金がかかって、出席したから勉強になる訳でもない会に人が集まり、お金がかからなくても、為になる講演には人が集まらないのは、ひょっとして、お金を使うということを自分は間違って理解していたためではないか。人は、出来れば、お金のかかることは避けたいと思って行動していると理解していたことが間違いで、無料で何かを行うのは、お金を使う楽しみをお金を出す人から奪っているのかも知れない。無料にすれば人が集まると考えていたのが、人の心理状態を誤って捕らえていて、むしろ有料にした方が勉強会に聴きにくる人が増えるのかも知れない。と、まあ考えているのです。

2008年12月19日

HTBの都市秘境テレビ放送

 HTBのテレビ番組「オハ天」の12月19日朝の放送で、江別・北広島の秘境の紹介があった。放送のビデオ画面の静止画像をブログに載せるのは、許諾無しでは問題がありそうだが、3枚程度なのでまあよいか、と載せておきます。

 最近出版した『江別・北広島秘境100選』も、番組冒頭で女性のアナウンサーがしっかりと紹介してくれていましたので、これはよい宣伝になったと思っています。よかった、よかった。

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 ほくでん総合研究所のマリモ研究は、この秘境本のせいかこれまで3回テレビ局の取材があったそうです。所長の宮本英一氏には、前書でアッシュブリックについて執筆してもらっていて、火力発電で廃棄物として出る灰をレンガの材料にするという、電力会社としてはより本業に近い研究成果もあります。しかし、都市の秘境で視聴者受けということもあって、アッシュブリックよりはマリモ培養の研究となったようです。宮本所長談では、マリモであれ何であれ、研究所がアッピールできればよろしい、とのことでした。

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 北広島市の平和の灯公園の、分火された原爆の灯が見えない(消えているのではない)というテーマでは、市の職員も動員されての取材です。見えない灯であれば、燃えているかいないかは、信ずるか信じないかの問題だ、という私のコメントが放送されていました。

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 達磨寺の巨大数珠の取材の場面は、録画処理がうまくいかなかったので、自分で撮った写真で以下に紹介します。

 達磨寺を都市秘境の対象にしたのは、偶然本堂で巨大数珠を見つけたためである。秘境の本に記事を載せ、これがテレビ局番組制作者の目に留まり、取材ということになった。この寺の歴史は浅く、巨大数珠も数年前に造られた新しいものである。この数珠がどのくらい大きいか、小さな本堂で広げてみる。長さを測ったところ、9.2メートルあった。法要には車座になった信者が数珠を回していく。大玉が手元に来ると、手の内にある間に願い事するので、念珠の呼び名の通りである。

広げ見る 小さき寺の 巨大数珠

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住職が カメラに向かい 念珠なり

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 マスコミの取材というのは集中する傾向があって、本日は読売新聞の札幌圏担当の記者の方とのインタビュー、明日(20日)はHBCラジオの朝の番組「中村美彦の一筆啓上」(7:00~7:50)の生出演が予定に入っている。新聞記事のインタビューはあれこれと思いつくことを順不同で話して、記者の方がインタビュー記事をまとめて書くので気楽である。

 テレビ放送も録画取りであれば、変なことを言っても編集段階で適当にカットしてもらえるので(沢山録画していてもそのごく一部しか放送されないことに馴れてきて、これもそれほど緊張はしない(でも少しは緊張して舌がもつれることもある)で対応している。

 しかし、生放送はいけません。喋ったことがそのままON AIRですから、なまじその状況を想像すると(想像力が豊かなので(^_^;)、思考も舌もこわばります。最近は歳のせいもあって、適当な言葉がすぐに口からでてこないで、回り道をしていたりする。英語で喋っていて、適当な単語が出てこないで(最初から知らないで)、その周辺の言葉を捜して、これでどうだといった話方をしている。日本語の発音も不明瞭になってきて、英語で話していて、この発音でよいのだろうか、を日本語でも確認している。思考は喋ることに行ってしまい、話の内容は二の次になってしまう。歳を取るということはそういうことかもしれない、と思っている。

2008年12月18日

「オハ天」テレビ放送

 HTBの朝のテレビ番組に「オハ天」というのがある。「おはよう天気」の短縮語である。明日(19日)の朝6:10頃から江別・北広島の都市秘境紹介の番組が予定されている。北広島と江別に出向いて、秘境取材に協力で、取材スタッフが取材している様子をカメラに収めている。拙著『江別・北広島秘境100選』に目を通された方なら、取材場所がどこなのか直ぐに分かるのだろうけれど、放送前でもあるので、写真だけを載せておく。

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 こちらも、前書に書かれているアッシュブリックで、このテーマは編集で残るかどうか分からない。

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 番組では、今まで出版した都市秘境シリーズの3巻が紹介されるはずで、そうなれば本の宣伝にはなる。しかし、拙著の場合、視聴者がテレビを視て、本屋に行って、本を購入するまでつながるものなのかどうか、疑問もある。

都市秘境講座最終回

 都市秘境巡りの講座は、12月17日の10回目が今期の最終回です。最終回は中央卸売市場と場外市場での会食でした。地下鉄24軒駅から、札幌市中央卸売市場の管理センターまで歩きました。管理センターで、まず中央卸売市場のビデオを視て、市場の全般的説明を受けました。この市場は国から認可された卸売市場です。

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 説明後は水産棟の見学です。卸売市場の競りは早朝に終わってしまうので、マグロの競りが終わった場所の後片付けをみながら、ビデオで競りの様子を見ました。本物の競りは早朝の見学を申し込むと見せてもらえますが、チト早すぎます。見学通路にテグスが張られていて、何かと聞くと、カラス避けなのだそうです。都市のカラスは、卸売市場内まで入ってくるかと驚きです。

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 展示室で市場関係者を見分ける帽子、競りのやり方(指の使い方)、市場の歴史、天然ガス使用の運搬車、等々の説明とサンプルや掲示を見ながら市場に関する知識を仕入れました。

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 青果棟も競りは終わっていて、競り落とされた青果物の搬送などを見学通路から見下ろしました。中央卸売市場で時間を取ってしまったので、場外市場にあるレストランの北のグルメ亭に直行で、昼食会となりました。ごく簡単な感想を全員(今回は13名参加)で述べ合って、それぞれ注文した料理を賞味してからお開きとなりました。SCカレンダーを全員に持ち帰ってもらいました。

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 昼食会の写真を撮るのを忘れて、昼食後北のグルメ亭の売場の写真を撮っただけでした。 

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 私はここからテレビ局(HTB)の取材のため、江別のほくでん総合技術研究所に向かいました。取材後、来年4月からの講座が開始されるとしたら、この研究所見学というのも候補のひとつであると考えています。

 蛇足ながら、講座参加者が珍しくも全員参加の回の集合写真を載せておきます。15名にもなると、毎回色々な事情で誰かは欠席となります。まずは全員参加とはなりません。唯一の全員参加の回は、10月に銭函を歩いた時の3回目の時でした。

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2008年12月17日

SCカレンダーのその後

 スーパークラスター・カレンダーは手元の届いたものを配らねば、とこのブログでも無料配布(送料についてはケースバイケースで考えて)の案内を載せておいた。で、問い合わせがあって送っておいたものがブログで紹介されていた

 昨夕(16日)の『江別・石狩秘境100選』の記念会でも、関係者のトライビーサッポロの吉村匠氏にもこのカレンダーの説明を行ってもらい、受付に用意したカレンダーを帰り際に持ち帰ってもらった。まあそこそこに捌くことができた。各種カレンダーが溢れる状況で、カレンダーを貰ってっもらうのも難事である。
 
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 蛇足ながら、出版記念会の受付を担当してもらったのは、オフィスフリューリングとシステム・ケーの諸嬢である。

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新榮寺大師堂

 成田山札幌別院新榮寺は、すすきので、寺が集まっている一画にある。弘法大師を祭る大師堂があり、北海道三十三観音霊場の九番目札所になっている。新榮寺本堂の方は2003年に新築した朱塗りの大きな建物である。大師堂の方はケヤキとスギで造られていて、札幌市の重要建築物に指定されている。境内には人影が見えず、狛犬と大師像を写真に撮ると、吽型の狛犬がお大師さんを先導しているかのよう見える。寒い日なのに、開いている入口の扉から大師堂の内を覗いてみた。

寒き日に 巡る人見ず 札所なり

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お大師を 先導するか 吽(うん)貌で

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2008年12月16日

テレビ取材

 HTB(北海道テレビ放送)の朝の番組に「オハ天やじうまプラス」があって、12月19日(金)の朝6:10頃から「江別・北広島秘境100選」に取り上げている秘境数ヶ所の放送が予定されている。今週に入ってから現地取材に付き合っていて、放送前なので、場所が特定されない程度に、取材の現場の写真を載せておく。これらの写真から、場所がどこであるか当てることが出来る方がおられれば、それは前記の都市秘境本を読まれている方である。

 ちょっと芸術的な写真になった場所である。

満月を 擬す陽(ひ)のありて 灯(ひ)の公園

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 こんな観音像が置かれてある場所である。

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 テレビ取材ということで(急に取材対象を依頼して)、巨石をショベルカーで動かしてもらったのには驚いた。お盆の時に、別のテレビ会社が、都市秘境の対象として取材を行ったところである。

取材には 重機も出番 化石列

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2008年12月15日

許諾願い

 都市秘境本を出版することになれば、使用する写真の許諾願いが必要と思われるものについては、許諾願いを出している。これは意外と手間のかかる処理で、スキップしたいところなのだが、最近は著作権等でうるさくなって来ていて、めんどくささと後々のクレームのリスクの可能性を天秤にかけて、許諾願いを出すか、出さぬかを決めている。

 石川啄木のブロンズ像(坂坦道作)が「財界さっぽろ」社内にあって、このブロンズ像については原稿を書いている。この写真は許諾願いの対象だろう。幸い許諾は得ることができた。

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 同社には坂坦道の他の作品もあり、玄関を入ったところに「平和」の作品名のブロンズ像があった。

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 これも坂の作品の「ベンチの二人」というのも玄関内に並んでいた。見方によっては(いや、普通に見ても)、女性の方のポーズは大胆である。同社に用事で訪れることでもなければ、目に留まらない作品達である。

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2008年12月14日

江別・北広島秘境100選の紹介ブログ

 「田舎おじさん札幌を見る、観る、視る」というブログがあり、標記の拙著が紹介されている。ブログはこちら=>。田舎おじさんのブログは毎日更新されていて、札幌ウオーキングに加えて、札幌麺紀行やイベント、スポーツ観戦などがブログの題材になっている。読者も多いようである。

 自分も含めてではあるけれど、毎日ブログを更新する、ブログホリックとでも呼べそうな人が居る。ブログに書き込みを行わないと、その日が終わらない(始まらない)気持ちは理解できます。

追記:それにしてもブロガー(定期的にブログを書く人)はどうしてブログを書くのだろうか。自己表現の一種であることは間違いのないことだろうが、ブロガーの興味の対象の内容は脇に置いておくとして、その形式にその人の仕事の仕方や生活の仕方(大袈裟に言うと生き方)が少なからず投影されているようである。

 交換日記型、レポート型、メモ型、作品発表型、病気療養型、等々とある。これらのブログ形式の解説を書いて書けないこともないのだが、まあ、解説を書くことは対象(この場合はブロガーの生き方)に切り込むことになり、穏当な作業ではないので、止めにしておきます。

新渡戸稲造の揮毫

 「Let's 中央」という施設がある。これは札幌市が設けている、勤労青少年の活動支援の施設である。ここに「遠友夜学校記念室」が併設されている。施設の建物の入口のところに、山内壮夫作の新渡戸稲造・真理子顕彰碑が設置されている。この台座のところに、稲造の筆で「学問○○実行」と書かれた言葉のプレートがはめ込まれている。

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 この言葉は、記念室内にある稲造揮毫の扁額のもので、「学問○○実行」の○○が初め読めなかった。まあ、あてはまる言葉を考えれば、「学問より実行」となる。で、よく見ると○○の部分の漢字は「与里」と読める。昔は平仮名を使わず漢字で書くとこうなるのか、と納得である。
 
 最近はどこかの国の総理大臣でも漢字がよく読めないようだけれど、夜な夜なホテルのレストランで会食している暇があれば、夜学校で漢字の勉強をした方がよろしいのではないだろうか、と言ってもみたくなる。

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 この扁額の下の方にある細かな文字は、夜学校の校歌で、有島武郎が作詞している。北大の校歌は、寮歌の都ぞ弥生がその位置を占めているけれど、「永遠(とこしえ)の幸」という校歌が別にあって有島武郎が作詞している。歌詞の中に「イザ、イザ、イザ うちつれて 進むは今ぞ」のフレーズがある。夜学校の校歌にも「オー、否、否、否」と三回繰り返すフレーズがあって、有島武郎の作詞の定形を見るようである。北大関係者でもなければ北大の校歌は聴いたことはないだろうが、メロディーは耳にすることtがあるかも知れない。それは曲の方は、米国人作曲家ジョージ・F・ルートが作った 『Tramp, Tramp, Tramp』が原曲だからである。

2008年12月13日

スーパークラスター・カレンダー

 2代目BizCafeのB2が、札幌のIT業界とバイオ業界の協賛を得て、スーパークラスター・カレンダーを今年度から印刷し配布している。企業の社名等のロゴを並べて印刷したものである。来年のカレンダー(2009年度)のロゴの部分は以下のようなものである。この下に暦の部分がついている。

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 何かのはずみで、当方個人名で今年のカレンダーに載ることになり、来年度にも個人名で載せてもらっている。その名前の拡大部分は下図のようなものである。eシルクロード大学のようなボランティア活動は行っていても、ビジネスを行っている訳でもないので、宣伝する観点からは、意味はないのだが、事の成り行きでこうなっている。

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 カレンダーは自分用であれば2枚もあれば充分である。かなりの数量が届けられたので、これを配る必要があり、出版記念会やeシルクロード大学で配る予定ではあるけれど、特殊な図柄で、引き取ってもらえるところも限りがある。

 もし、このカレンダーが欲しいという方があれば、ご一報ください。カレンダー自体は無料ですが、カレンダーの送料の方は馬鹿にならないので、お渡しの仕方はケース・バイ・ケースで考えます。

2008年12月12日

道新夕刊記事

 12月11日(木)の道新夕刊に「江別・北広島秘境100選」の出版に関する記事が掲載されましたのでアップしておきます。新聞に紹介されると、本の売れ行きに結びつくので、よかった、よかったです。

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 拙著を「81歳の日常生活」のブログで紹介してもらっています。ブログはこちら=>で。

2008年12月11日

宮の沢の都市秘境

 都市秘境巡りの9回目は、地下鉄宮の沢駅から歩いて行けるところを選んでいます。まず、地下鉄駅に直結の「ちえりあ」の見学です。この施設の全体の紹介のビデオを大講堂で見てから施設見学です。ビデオの最初に、今回見て歩く予定の「時習館」の碑が出てきて、これは好都合でした。

 この施設は札幌市生涯学習センターで、(財)札幌市生涯学習振興財団が管理運営していて、建物には札幌市生涯学習センター、札幌市教育センター、札幌市青少年センター、札幌市リサイクルプラザの四つの施設が入っています。施設見学は、6階にある茶室から始まって、部屋毎を見学させてもらいました。

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 最後はメディアパークと呼ばれる、図書室やインターネット検索室のある部屋を見学しました。ここは時たま、道新以外の新聞を読むため立ち寄ることがあります。

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 ちえりあからは「時習館記念碑」のある広場まで歩きました。ここにはかつて時習館と呼ばれた学校があったところです。この学校は、現在の手稲東小学校の前身であり、手稲東小学校の校舎内には時習館の模型があります。なお、時習館は論語の「学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや」から命名されています。

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 時習館記念碑のある広場で、エゾリスが木の上で動き回っていたのを写真に捕らえました。急にリスが現れたので、カメラに収めるのがやっとでした。

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 時習館記念碑から、手稲記念館に行き、手稲開拓に関する資料を見学しました。手稲記念館では手稲山口にあるバッ塚の、地下を垂直に切り出した土壌サンプル等の展示物を見ました。トノサマバッタについてあれこれの話が出ていました。

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 手稲記念館から、白い恋人パ^ークに行き、コンサドーレ札幌の専用練習場を見学しました。この日は春のような陽気で、歩くのは快適でした。ピッチの雪も解けていて、緑の芝生の整備が行われていました。チョコレート・ファクトリーの店舗のところでこの回は解散です。

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2008年12月10日

師走の中央卸売市場

 中央卸売市場周辺には、海産物や農産物の直売店が軒を並べる。観光客相手なのか、北海道の食材を前面に出して、毛ガニやタラバガニが店頭に並ぶ店が多い。茹でたカニの赤色がひときわ目立ち、この色は、師走の気ぜわしさを増長させているかのようである。卸売市場そのものは、早朝が一番の活動時間で、午前中に主な仕事が終わってしまい、昼近くには仕事の後片付けをやっている。午後に入れば、路には主に旅行者や寄り道の見物客が目立ち、午前中の賑わいは去っている。

師走入り カニの赤さが 気をせかせ

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午後に入り 人の少なく 市場路

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2008年12月09日

書店巡り

 新刊の「江別・北広島秘境100選」が書店の店頭に並んでいるのを写真に撮るため、書店巡りである。巡りといっても、オフィスに行く道すがらに立ち寄っているだけではあるけれど。書店内撮影禁止のところを、フラッシュをOFFにして、密かに撮影である。JR札幌駅内にある弘栄堂書店は、入口近くの低い棚のところに平積みされてあった。

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 JR札幌駅の近くの紀伊国屋書店札幌本店では、通路に特別の棚が設けられ、そこに置かれてあった。これまでの秘境本と爪句の豆本も一緒に並んでいた。なかなか良い場所に並べてもらっている。 

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 北大構内の南端にある北大生協の書籍店でも、小樽の秘境本と今回の秘境本、さらに豆本も平積みで置かれてあった。

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 これらの秘境本が置かれているのを見ていると、秘境本と爪句の豆本コーナーが出来ているような塩梅で、コンスタントに新刊を出版できて、ある程度売れるならば、秘境本&豆本爪句本コーナーが定着するかも知れないと、期待を膨ませている。

2008年12月08日

モデルバーンの謎

 札幌農学校第二農場には、クラーク博士の構想の下に建てられたモデルバーンがある。ここは、現在一般にも開放されていて、中に入ってみることができる。建てられた当時は、1階部分に牛が飼われていて、2階は牧草などの飼料置き場になっていた建物である。

 このモデルバーンの2階の妻壁部分に出入り口と思われるドア部分がある。そのドアの上部には牛の頭部の飾りもあり、出入りする者を見つめているかのようになっている。

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 さて謎は、どうして2階のこの部分に出入り口と思われる部分があるか、である。当然ここから牧草などを運び込んだはずであるけれど、それはどのようにして行われたか、である。これはちょっと思いがけない方法なのである。

 こんな疑問も、都市秘境のテーマにして、都市秘境遍路を続けている。

2008年12月07日

ドラマと現実の狭間で

 テレビドラマ「風のガーデン」を視ている。毎回午後9:00から始まるのだが、この時間帯には寝ているので、録画しておき翌朝に視ることになる。中井貴一扮する主人公の父親「ガブ」さんが、すい臓ガンでステージ4bで、ドラマの設定の年の暮れまで命が持つかどうか、という中で、富良野の風のガーデンでガブさんの父親(緒方拳)と娘(黒木メイサ)、息子との再会と和解というところまで話は進んでいる。

 ドラマだから話を作らねばならぬとしても、同級生によるガブさんの生前葬みたいな設定は、話の作り過ぎで、もっと現実味のある演出にした方がよいのに、やはりドラマかと、興ざめの部分もある。という状況で、ガンのステージ4bというのが頭に残っていた。

 さて、ドラマとは何の関係もない、都市秘境を歩こう、の講座で受講生を引き連れて歩いている。受講生の個人的なことには立ち入らないようにしていて、受講生がどんな経歴の持ち主で、どんな環境に居るのかについてはほとんど知らない。どんな目的でこの都市秘境散策に加わっているのか、ぐらいは最後の回(最初の回ではない)の自己紹介で知る程度である。

 しかし、休みの連絡などかきっかけで、受講者の置かれている状況をはからずも知る場合がある。そこで出てきたのが4段階目(ステージ4)の言葉である。ドラマの主人公と同じく、医者に数ヶ月の命と診断されて、この春の札幌秘境巡りで円山にも登っていた参加者がいたのである。引率者の当方はそんな事情はまったく知らず、体調が良いときに参加していたくだんの受講者への最近の問いかけに対する答えで、知ることになった。これには少なからず驚いた。

 このブログを見ている受講者は居ないようなので、前述のことをメモも兼ねて書いておく。身の回りの現実を見ていると、ドラマの虚構性が見えて来る。ドラマは所詮作り物である。されど、ドラマで、毎回視ている。 

2008年12月06日

江別・北広島秘境100選

 「江別・北広島秘境100選」も日の目を見て、手元にあります。B5版、240ページのオールカラーで、定価は1000円です。印刷した部数では、定価は1500円から2000円ぐらいに設定してリゾーナブル・プライスといったところです。それが、定価1000円になっているのは、編著者の当方の持ち出しがあるためで、実質、身銭を切って本の出版を行っていることになります。このグレードの本が、この定価で製作できるとは、ゆめゆめ思わないでください。

 書店には、来週には並ぶと思います。その前後に、道新の記事としても取り上げてもらえそうです。売り上げが伸びて、少しは赤字の補填ができればよいと思っています。私宛注文をいただいた分には、住所が分かれば、本を宅配便で送ります(そんな注文はまずないでしょうが)。

 都市秘境シリーズは札幌編(編とはなっていませんが)、小樽・石狩編に続く第3巻目です。これで都市秘境作家(そんなジャンルがあるとも思えませんが)の土台を作って、今度は本当に出版社が著者の持ち出し無しで出版を引き受けてくれる、都市秘境の著作を世に出す準備を進めています。
 
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2008年12月05日

ホワイト・イルミネーション

 師走に入ると、夜の大通公園はホワイト・イルミネーションが始まる。クリスマスツリーを象って、円錐の光の木が暗闇の中に立っている。木の根元にはサンタクロースの人形が置かれている。色が次々と変わっていくイルミネーションを、見物客がケータイやデジカメで写真に収めている。テレビ塔の近くの電飾が、明るく輝くに反比例して、横断歩道に居る通行人が暗く映ってくる。テレビ塔の時計の時刻から、夏ならこの時間は明るいのにと、師走の暮れの早さを改めて感じる。

ホワイトの 光の祭り 師走なり

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電飾に 向かう人影 暗く映え

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2008年12月04日

JICA札幌国際センターとノーモアヒバクシャ会館

 都市秘境巡りは、集合場所が地下鉄駅やJR駅となり、そこから歩いて行けるところを組み込むため、性格の異なる場所を見て歩くことになる。12月3日の8回目は、地下鉄南郷18丁目駅に集合、JR平和駅から札幌駅に戻るコースで、JICA札幌国際センターとノーモアヒバクシャ会館の、見学後の感想が大きく異なる施設の訪問である。

 JICA札幌国際センターは、施設内を一通り案内してもらうことになり、まず図書室から見学開始である。研修員のため、英語の図書も多いけれど、日本人のための図書も揃っている。この都市室は一般市民でも利用できるとのことであった。

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 主に研修員が利用する和室もあり、ここは、日本の文化紹介の意味で、茶の湯を体験できる茶室にもなる部屋である。床の間に「一期一会」の掛け軸がある。多分、研修員から質問の出そうな言葉であるけれど、漢字文化圏以外のところから来る研修員には、文字というよりは墨絵に見えてしまうか。

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 研修員用娯楽室は、これまた立派なものである。ハラルフードが提供できるレストランや、研修員が自炊したり洗濯器を利用できるところなどを見学して、行き届いた施設であると思った。

 JICA国際センターから歩いてノーモアヒバクシャ会館まで行く。途中「白石亭」の見学を予定していたのだが、この日は休館日と重なったので、建物の周囲の庭を見ただけである。

 ノーモアヒバクシャ会館は、入ってすぐに広島の原爆ドームの模型と、原爆投下時に止まった時計を模した展示がある。資料の展示は二階になる。この会館のテーマが重いもので、見るのには気易くという訳にはゆかず、見学パスの参加者もいた。見学後の感想は参加者それぞれだろう。

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 この会館は、操車場のあるJR平和駅に隣接してあり、広い操車場を跨ぐ柏山人道橋を渡り、島駅の平和駅から電車に乗り、札幌駅に戻った。

2008年12月03日

白い恋人サッカー場

 この数ヶ月、取材と原稿書きを行ってきたものを整理して、形にしたものを出版社に渡したので、少し気が抜けている状態である。師走に入り、都市秘境を歩こうの講座を残り3回、「江別・北広島秘境100選」の出版記念会を行い、忘年会に出ると、今年も終わりである。

 西区宮の沢に白い恋人パークがある。チョコレート・ファクトリーの建物と道路を隔てて、コンサドーレ札幌専用サッカー練習場がある。冬場は、ピッチは雪で覆われていて、練習は行われていない。子供達のブロンズ像があり、ピッチとさらにその向こうの手稲山方向に視線が注がれている。そこは雪が降り積もった景色があるだけである。ブロンズの少女は、オウルズ(梟)と名づけられレストランが入っている建物の番人のようである。梟は先のサッカーチームのマスコットである。

視線先 山とピッチに 雪積みて

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梟(ふくろう)の 館の番人 少女なり

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2008年12月02日

逆禁止マーク

 出版間近(出来上がり予定は12月3日)の「江別・北広島秘境100選」では、テーマ充足に苦労したこともあって、「逆禁止マーク」をテーマの一つに入れておいた。逆禁止マークとは当方の定義と造語である。そんな事もあって、札幌市内で最近目についた逆禁止マークを二、三紹介する。

 円山動物園の掲示にあったものである。

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 南区の白川にある北方視線教育園のものは、回転を90°にすれば通常の禁止マークになるものを、回転を間違えて文字を四隅に書き込んだため、逆禁止マークになっている。

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 12月に都市秘境講座で訪れる予定の、ちえりあ内のインターネット・コーナーにあった逆禁止マークである。

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2008年12月01日

師走の雪

 夜半は雨だと思っていたのに、朝から雪模様に変わる。師走に入るので、雪も急いで降って来たという感じである。庭は次第に雪で覆われて行き、白い世界に変わって行く。外と室内を隔てるものはガラス窓だけで、室内のゼラニウムの花のピンク色と葉の緑色が、窓外の無色の世界の白色と好対照を成している。ガラス1枚で、室内外の別世界が造り出されているのを、ゼラニウムが強調している。根雪になるのはまだ早いけれど、庭の低木が積雪の下になる時期がそこまで来ている。

師走には 雪も急ぎて 庭覆い

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ガラス窓 分ける世界は 紅と白

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