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2010年05月31日

蜂の客が居るハスカップ

 庭にハスカップが植えられていて、ラッパ状の薄黄色の花が下を向いて咲いている。雄しべが花の外に顔を出し、いかにも花粉を運んでもらいたい風情である。そこに大ぶりの蜂が飛んで来て、頭を花の中に突っ込んでいる。蜂は花粉まみれになって、蜜を吸っている。この大型の蜂は尻の部分に白い毛があって、セイヨウオオマルハナバチのようである。特定外来生物に指定されていて、駆除対象の蜂である。しかし、写真のモデルになってもらった借りもあって、手は出さなかった。

ラッパ花 雄しべの垂れて ハスカップ

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蜂の客 土産(みやげ)の花粉 毛で抱え

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遊歩道のルイヨウショウマ(類葉升麻)

 春も進行して、木や草が茂り出して少し暗くなっている山麓の遊歩道で、そこだけが心持ち明るく見える効果の元になっている白い花がある。ルイヨウショウマの花である。蕾が穂状の花の下の方から割れて花が咲き出す。花びらは4枚あるけれど、長い雄しべが花の主役となっていて、花びらは雄しべに圧倒されてしまっている。花の名前は、葉がサラシナショウマの葉に似ていることから、類葉升麻と漢字が当てはめられている。サラシナショウマはさらに大きな穂状の白い花である。

遊歩道 明るさ増して 白き花

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穂の花は 蕾下から 割れて咲き

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2010年05月30日

提灯のようなコツガザクラ(小栂桜)

 高山植物を平地の庭に植えたのだろうか、ひとつ一つが提灯のような花が、集まって咲いているのが目に留まった。調べてみるとコツガザクラのようである。この花の形だと、雨が降ると雨水が花の中に溜まってしまうことを避けるためか、花は下向きに咲いている。花の内に小さな発光ダイオードを入れて夜見たら、面白い光景になるのではなかろうか。花びらが落ちると、実が成長していくらしく、飛び出したような雌しべの花柱を抱え込んで、ガクが実の膨らみを取り囲んでいる。

春雨に 濡れる提灯 ツガザクラ

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花落ちて 花柱抱えて 実の生(な)れり

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脱皮直後のセミ

 秘境散策講座の下調べのため、真駒内の桜山と呼ばれている保安林を歩いていると、セミが脱皮直後で体を乾かしているのを目にした。緑がかった体で、きれいなものである。今年は寒い春であるけれど、林にはセミの声がしていて、セミがどんどん地中から出て来て脱皮しているようである。

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2010年05月29日

小雨の道庁庭の八重桜

 庭の異なる桜の咲く順番を見ていると、一番先に咲くのが山桜、続いて染井吉野、最後に八重桜となる。道庁の横を通り抜けた時、小雨の中に八重桜が満開である。道の脇に本郷新の「北の母子像」と題された彫刻が、八重桜に囲まれるように立っている。雨に濡れた像の肌が滑らかに見え、乾いたブロンズ像とは一味異なった感じである。傘を差して八重桜の下を歩いて行く女性も現代的風情がある。雨模様が続く寒い春であるけれど、八重桜は、北国の桜の季節の最後を飾っている。

雨濡らす 北の母子像 八重桜

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青空を 傘が演出 八重桜

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ユーフォルビアの花に留まる雨滴

 庭に草丈が低く、花茎の先端に黄色い花びらを重ねた花が咲いている。学名ユーフォルビアのトウダイグサ属の花らしい。園芸種のユーフォルビアは、同じ仲間とも思えない多様な花があって、ネットで花を特定しようと調べてみると、ユーフォルビア・ポリクロマによく似ている。雨が降るとこの形の花には雨滴が溜まり易い。花の観賞には晴れた日の方がよいけれど、雨の日に雨滴が花に乗っているのをマクロ撮影するのも面白い。花と雨滴の組み合わせは、雨の日の庭の見物である。

マクロ撮り 雨滴が光り 雨の庭

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雨の庭 水玉も花 園芸種

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2010年05月28日

チューリップの花の中

 チューリップはカップを上にした格好で咲いている。雨が降ったら、このカップに雨水が溜まるのかと思っていると、よくしたもので、雨の日には花弁を閉じていて、花弁の外側は雨具のようになって雨を流している。晴れた日に、チューリップのカップの内を覗いて写真を撮ってみる。外見の華やかな色の内側に、予想に反して黒い雄しべがあるのは、見てはならない物を見てしまったような感じすらする。黄色い雄しべと雌しべは、植物というより、何か別の生き物のように見える。

黒虫が 隠れたように 花カップ

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花の内 異生物棲み チューリップ

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綿毛のボールに変わるフキノトウ

 フキノトウが成長して、実を飛ばすための綿毛のボールになったものをマクロ撮影すると、これは何、の謎掛けに使える画像となる。タンポポの綿毛にも似ているけれど、綿毛の形から連想すると、タンポポはヘリコプターのように、フキノトウはグライダーのように飛んでいくのかな、と思えてくる。フキノトウの綿毛のボールが現れる頃は桜の季節に移っていて、桜の色の固まりの向こうに山に囲まれた街が見える。春は忙しい季節で、植物の色も形も日を置かず変わっていく。

これは何 綿毛画像で 謎を掛け

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季節急(せ)き 綿毛に変わる フキノトウ

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2010年05月27日

酪農学園大学野外礼拝場

 黒澤酉蔵が建学の基礎を築いた酪農学園大学は、黒澤がキリスト教徒で神、人、土地への「三愛」が建学の精神になっていることもあり、大学内には礼拝堂がある。都市秘境を散策する講座の参加者と、同大学の施設を見て歩いた時、黒澤記念館には入館したけれど、同館と一体になった礼拝堂には、ミサの最中とかでゴスペルの歌声を耳にしただけで、入ることはできなかった。同大学には野外の礼拝場もあり、中央の広場を囲むようにコンクリートのベンチが同心円状に並んでいた。

三愛の 説教ありや 礼拝場

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礼拝場 緑戻りて 大学内

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沢地に光るネコノメソウ(猫の目草)

山裾に広がる公園の遊歩道を歩いていると、沢地があリ、湿ったところに小さな粒の黄色の花が目についた。ネコノメソウの一種らしい。猫の目の表現は黄色の花が、薄暗い沢地で猫の目のように光って見えるためなのかもしれない。ネコノメソウと言っても色々な種類があり、ネット上にある画像と比較してもこれだと確信できない。ツルネコノメソウぐらいが一番似ているかな、程度である。マクロ撮影では、茎が人工の支え棒のように見え、これに花を配したオブジェのようである。

猫の目の 光るに似てか ネコノメソウ

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支え棒 花を配して オブジェなり

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2010年05月26日

酪農学園大学見学

 5月26日の講座は、酪農学園大学の見学です。JR大麻駅に集合で、ここから歩いて同大の構内にある研修館に向かいました。途中、キリスト教を建学のベースにしていることに因んで、聖書にある「狭き門」を意味するコンクリート製の門の説明などをしました。研修館では、搾乳体験用の牛のモデルの出迎えを受けました。

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 同大学の創始者黒澤酉蔵の生い立ちと、酉蔵の建学の精神、三愛主義と健土健民思想に関するビデオを見た後、同大の簡単な説明がありました。

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 現在、宮崎県で口蹄疫が流行っていて、それに対処するため、見学者の農場への入場は制限されており、入場の場合には靴カバーをする必要があります。4月以降、九州旅行の経験がないことが確かめられた上(該当者が1名居り、農場の外で待機してもらいました)、靴のカバーをはめてインテリジェント農場の見学です。

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 牛の糞尿を集め、発酵させてメタンガスを発生させ、これを燃焼させて発電機を動かすバイオ発電プラントの説明を受けました。今回の案内役の小山嘉宣氏が説明をしています。

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 実際にメタンガスが発生しているのを、措置の窓から覗きました。メタンガスを発生させた後の液肥は臭いが無く、これを牧草地に撒布して肥料として使います。このプラントの一番の目的は、メタンガスによる電気や温水の発生ではなく、酪農において避けられない悪臭の除去であることは、農場内で臭いを体験すると、説得力があります。

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 キャンパス内には牧草地が広がり、キャンパスが野幌森林公園に接していることも手伝って、同大が大都会の近郊にある景観抜群の大学であることを、歩きながら感じてきました。

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熊出没の道のスミレサイシン

 春先の山道で見たスミレは、スミレサイシンらしい。サイシンとは細辛の漢字の読みで、根が辛く葉柄が細いことに由来する。しかし、このスミレの根を舐めて辛いかどうかは確かめていない。西野市民の森への入口に咲いていて、そこには熊出没注意の看板が木に取り付けられている。数日前に熊の足跡がみつかったという最新情報が書き込まれている。この状況では細心の注意を払ったほうがよかろうと、スミレのマクロ撮影を行っただけで、市民の森の道には足を踏み入れなかった。

熊の道 スミレサイシン 密か咲き

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根の辛(から)さ 確かめもせず スミレかな

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2010年05月25日

永住の居場所を得た演武場跡の碑

 札幌時計台の正面に「演武場」の額が架けられている。これは時計台が札幌農学校の演武場であったことを示している。演武場は1878(明治11)年に北2条西2丁目に建てられ、1903(明治36)年、農学校が現在の北大のキャンパスに移されたとき、演武場の方は現在ある位置に移され、札幌市の所有になった。元の時計台の位置に演武場跡の碑があったのが、時計台周囲の発展でこの碑は場所を点々として、一時はレストラン内にあったものが、2010年に現在地に永住の地を得ている。

店内で 演武場跡 客目惹き

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演武場 跡碑が示し ここに在り

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隈根尻山登山道のザゼンソウ(座禅草)

 隈根尻山の登山道を、雪解け水で溢れる一番川の流れに沿って歩いていたら、道端に一株のザゼンソウを見つけた。この花は、全体が僧が座禅をしている姿に似ていて、この名前がつけられている。細かな花をつけた穂を赤い苞が囲んでいる。似た形の花の水芭蕉は、花穂を囲む苞を仏像の光背に見立てて、仏縁苞と呼ばれるけれど、ザゼンソウの苞は僧の着る衣に見立てているのだろう。苞の中が暗いので、撮影すると自動的にフラッシュ撮影となり、赤衣の中に花の突起が並んでいる。

見つけたり 座禅の姿 登山道

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赤衣 中に小さな 僧の居て

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2010年05月24日

隈根尻山頂の花

 5月も下旬に入ろうとする頃、登山道の雪も解け、山の花の写真が撮れるかと隈根尻山に登る。予想に反して登山道には未だ雪があり、雪渓を登っていく。これでは山の上では花の写真は撮れないだろうと思っていると、971mの山頂部分は雪がなく、カタクリの花を見ることができた。カタクリの他にも花はないかと探してみると、ヒメイチゲの小さな花がカタクリと並んで咲いている。3出複葉に5弁の白い花である。花から目を上げると、この山を囲む山々が目に飛び込んでくる。

山頂で 寄り添い咲きて ヒメイチゲ

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カタクリに 語りかけるか ヒメイチゲ

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2010年05月23日

隈根尻山登山

 5月23日(日)は隈根尻山登山という事になりました。パーティは、筆者の他はF氏、N氏、T氏です。午前中に札幌を出発して、当別町にある道民の森の登山口から登山です。登山口のところを流れている一番川の渡り道を、雪解け水が覆って流れています。登山靴では渡れそうにもないので、素足になって渡りました。F氏、T氏が先に渡ってみせてくれ、それに続きました。

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 一行でこの山の登山経験のあるメンバーが、登山をしたのが6年前とかで、うろ覚えの記憶で沢道に迷い込んでしまって、登山は無理と帰りかけたのですが、途中で出会ったパーティの情報で、正規の登山道に戻りました。ここら辺の一番川渡りの苦闘はN氏のブログにも書かれています。川から少し離れて登っていくと、登山道は雪で覆われ、歩くのに難儀しました。雪の斜面は上を見ないで、一歩一歩踏みしめて登りました。このステージでは日ごろの運動不足とメタボリック症候予備軍の体重が仇となって、上になかなか進まない。

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 晴れていて、登山途中でピンネシリの山頂も遠望できました。眺めは抜群のものでしたが、筆者は雪渓を登るのに精一杯で、景色を堪能する余裕はありませんでした。

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 隈根尻山は971mの山で、山頂部分は雪がありませんでした。この山を取り囲む山の位置を描いた円盤がありました。生憎の急に湧き上がる雲で視界が利かない中、N氏と並んで山頂に立った証拠の写真です。

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 山頂を示す標石は傾いていました。でも、しっかりと山名が彫られていました。

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 この山はカタクリが多く自生していて、山頂付近の地面が顔をだしているところにカタクリがまとまって咲いていました。5月下旬に入るというのに今年は雪解けが遅く、多くの花には出会えませんでした。

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 帰りは、筆者があえぎあえぎ登って来た雪渓を一気に下りました。途中の東屋で遅い昼食です。午後になると雪解けが進むせいか、川は午前中より増水していて、登山口のところの急流を素足で渡るのはスリル満点でした。急流に流されなくてなによりでした。それにしも雪解け水は冷たかった。

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道新・朝の食卓(2010・5・22)転載

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梅の花びらのバイカカラマツソウ

 カラマツソウ(落葉松草)は細長い針状の花びらが、落葉松の葉に似ていることからこの呼び名になっている。これにバイカ(梅花)の修飾語がつくと、花びらが梅の花に似たものになり、同じカラマツソウの仲間とは思えない。バイカカラマツソウは花びらの色がピンクや黄のものがある。マクロ撮影した写真をみると、雌しべの柱頭が光っている。花びらに雨あがりの雨雫がうまい具合に乗っていて、ビー玉のような雨滴がレンズの役目をし、花びらの一部が拡大されて見えている。

近づけば 柱頭光り カラマツソウ

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ビー玉の 花びらに乗り 雨上り

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2010年05月22日

庭の花星団

 春の庭に毎年星団が現れる。個々の星は、中心から青色の光が五方向に飛び散っていく。昼間に見える星団に近寄って、どの部分の星を選んで撮ろうかと迷ってしまう。この星模様の花を調べてみると、ムラサキ科のホタルカズラに似ている。園芸種のオンファロデス‘スターリー・アイ’ではないか、とネット上での情報もあり、それにも極似している。花の名前の正確な同定は脇に置いて、この花の作る星団を、他の花の星団とも合わせて、庭の花宇宙内で観察して楽しんでいる。

春の庭 三連星を マクロ撮り

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一筆で 青色放射 絵付けかな

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踏み分け道のスゲの花

 桜の季節に、登山道のない神社山の踏み分け道を歩いていると、道の両側に、時には踏み分け跡の真ん中に、黄色い穂をつけた洗い用具のような植物が生えている。後で調べると、スゲの仲間らしい。スゲは日本には200種、全世界には2000種もの種や変種があるとされ、属までは同定できても、種の同定は困難な植物と知る。花茎の先端の黄色の部分は雄しべなのだろう。それにしても変わった花である。マクロ撮影すると、この変わったところが強調され、これが花とは思えない。

スゲ属は 洗い用具か 種の不明

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前衛の オブジェにも似て スゲの花

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2010年05月21日

知事公館庭の巨大ペーパーウェイトと桜

 知事公館に「意心帰」と題された安田侃の彫刻がある。作品名が何を意味するのか、字面だけからは判じ物である。イタリアの白大理石を素材にした作品で、滑らかに処理された表面の、巨大ペーパーウェイトが緑の戻ってきた公館の芝生の上に置かれている。芝生の緑が濃くなってくると、桜の季節の到来である。今年(2010年)は開花が遅れたけれど、写真では餅とも見間違う彫刻の向こうに、桜の花が見える。一部は葉桜に移行しており、桜の季節は足早に通り過ぎようとしている。

巨大重し 芝生押さえて 知事公館

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花開き 「意心帰」の像 桜餅

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追記 安田侃の作品が並べられている美唄のアルテピアッツアで、桜の花と大理石の作品、桜と爪句集「爪句@花の四季」を組み合わせた写真が掲載されたブログがあったので、当方は知事公館庭で安田侃と桜を組み合わせてみました。

曲長通跨線橋の絵

 函館本線の稲穂駅と星置駅の中間で、線路を跨ぐ跨線橋がある。跨線橋には曲長通跨線橋の銘板が取り付けられてあり、線路を跨ぐ道路が「曲長通」であることがわかる。しかし、この通りの名前は難読である。呼び方は「かねちょう」で、明治中期にこの辺りに曲長商店があって、商店名が道路名になったといわれている。この跨線橋の橋脚部分に、多分高校の美術部が制作したと思われる絵が描かれている。魚が鳥に変身していく絵で、通過する列車からは見ることができない。

曲長(かねちょう)は 難読名で 跨線橋

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橋脚の 絵の見られずに 列車行き

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2010年05月20日

ルピナスの葉の水滴

 ルピナスは丈夫な花である。春先、庭に緑の葉がいつの間にか大きくなっている。花茎が伸びる前に、輪生の葉を広げる。雨の後には、この葉の要の部分が受け皿となって、水滴が溜まっている。水滴が光を屈折させて、ルピナスの葉の一部をガラス球のような水滴の内に閉じ込めている。水滴が複雑な反射や屈折を行う状況では、葉が何枚にもなって見えている。ルピナスの花が咲き出すと、真上から花を撮ると万華鏡のように見えるけれど、葉の上の水滴も万華鏡を見るようである。

ルピナスは 水玉花を 葉に装(よそ)い

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水滴に 葉の分かれ見え 万華鏡

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登山道のない神社山

 北海道神宮の社殿の背後に小高い山が見える。同神社が所有していて、御神山の位置づけでもあり、山名もずばり神社山である。初めて登るので登山ルートもわからず、住宅の庭らしいところから、笹薮がまだ葉を茂らせていない斜面を無理やり登っていく。山頂と思われるところに出ると、高さ237mが記された神社山の表札が木に掛けられてある。荒井山、円山、三角山、藻岩山が木々の間から眺めることができる。山頂で踏み分け道を見つけ、山桜を見ながらこの道で下山する。

山頂と 表札で知る 神社山

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葉桜に 変わる季節の 神社山

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2010年05月19日

身近な都市秘境を歩いてみようー6回目講座

 5月19日の都市秘境散策講座は、地下鉄白石駅集合で、ここから環状通夢の橋まで歩いて、白石サイクリングロードに入りました。道路脇のソメイヨシノが未だ花をつけていて、歩きながらの花見となりました。参加者はカメラやケータイでさかんに写真を撮っていました。

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 サイクリングロードからカトリック月寒教会に寄り道で、この教会ご自慢のステンドグラスを駆け足で見ました。

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 次に、本日の見学のメインとなるアサヒビール北海道工場に行き、工場内見学です。案内嬢が工場内を案内してくれ、色々説明してくれるを聴きました。ビール作りの三大要素の大麦、ホップ、水についての説明があり、処理された大麦を試食しました。なかなかの味で、ビールのつまみに合っていると思いました。

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 ビール作りの工程を、見学路にあるパネルで説明を受けました。仕込み工程から発酵・熟成工程、ビン・缶詰め工程に沿って見学しました。缶詰工程では、驚くほどの速さで缶ビールが仕上がっていくのを見て、製造工程の機械化に感心しました。工場内の製造工程の写真は撮影禁止なので、撮った写真はありません。

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 工程の中に「官能検査」というのがあって、字面からはちょっとびっくりですが、これは人間の舌で出来上がったビールの検査を行うことです。確かに舌を使うから官能検査ですか。機械化がいくら進んでも、食品では最終的なチェックは人間の五感を使うことになります。

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 最後はできた立てのビールの試飲で、ジョッキで3杯まで試飲できます。引率者はアサヒドライビールと黒ビールを試飲しましたが、3杯には手が届きませんでした。昼間からのビールは回りが速いです。つまみに出された酵母入りいぶし牛とオリゴヨーグルトのレーズンが美味しかったので、土産に購入しました。参加者全員に三ツ矢サイダーのお土産もあって、満足した工場見学でした。

北方ジャーナル

 北方ジャーナルという月刊誌があります。この雑誌の取材を行っているフリーランサーのTさんと面識があり、彼女の取材を受けた記事が同誌の6月号に掲載されているので、記事の写真を載せておきます。写真を少し拡大したものを掲示板の方にも載せておきます。掲示板の写真はクリックすると拡大します。しかし、写真で記事を読むのは難しいかもしれません。

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2010年05月18日

真駒内川緑地の竜神塚

 真駒内南町を流れる真駒内川に沿って緑地が整備されている。この緑地内に新しそうな祠が建っている。祠の中には、古そうな石仏の碑が置かれている。この碑は取水口にあった蛇塚で、竜神信仰や雨乞いのためのものである。忘れかけられていたのが、1990年に現在の場所に竜神塚として新しい祠が建立され、祠内に碑も安置された。祠の裏手には用水路の跡があり、エドウィン・ダンの提言で、真駒内川から牧牛場へ水を引くためのもので、ダンの銅像の横につながって流れている。

真駒内 竜神塚に 春息吹

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水芭蕉 ダンの水路の 標(しるべ)かな

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「さっぽろ花散歩」紹介道新記事

 「さっぽろ花散歩」の紹介記事が道新夕刊(2010・5・17)に掲載されましたので、転載です。記事が、本の売れ行き促進につながってくれるとよいとは思うのですが・・・

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2010年05月17日

自宅のソメイヨシノ

 今年は桜の季節が遅れてやってきたけれど、自宅庭のソメイヨシノも5月の中旬に満開になっている。この桜木が枝全体に花をつけると、窓の外が確かに明るくなる。二、三日もすれば花吹雪を見せて花は散り、葉桜に移行するだろう。

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2010年05月16日

紅桜公園の崖穴の観音像

 南区の紅桜公園は、桜の文字から、ここは桜の名所かと桜の季節に訪れてみる。園内には桜の木はあるものの桜の見所からはほど遠い。紅桜とは桜の花を言っているのではなく、秋の紅葉のことを指しているらしいと気がつく。ここは紅葉の季節に来ると見応えがある。園内に開拓神社の石碑と鳥居、石灯籠、狛犬があり、その開拓神社前を通り過ぎて道を登っていく。崖に遮られた行き止まりの広場があり、崖の窪みに赤い衣の観音像が安置されている。ツツジの花が咲き出していた。

赤衣(あかごろも) 色の強くて 仏消し

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紅桜 桜はいずこ ツツジ花

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離れ小島から命名のコジマエンレイソウ

 エンレイソウは花弁が無く、オオバナノエンレイソウは白い大きな花弁が三枚ある。ガクはいずれも三枚揃っている。その他、花弁のあるエンレイソウとしてコジマエンレイソウがあるのだが、自生しているものに出会ったことがない。北大付属植物園にはコジマエンレイソウが植えられていて、写真を撮ってみる。名前にコジマが付くのは、北海道の松前町沖合い20 kmのところにある、渡島小島に生育していたことに由来する。この花は絶滅危惧Ⅱ類としてリストアップされている。

この花は 小島育ちが 名の由来

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花の色 絶滅危惧の 赤信号

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2010年05月15日

葉で身を包むカナダケシ

 暦の上では確実に春なのに、肌寒い季節に咲いているこの花は、葉をマントにして寒さから身を守っているかのようである。一重咲きのカナダケシで、白い花びらに包まれて、黄色い雄しべと雌しべがある。泥が跳ねたのか、白い花びらに黒い点が見える。まるでこの花の白い顔にある黒子のように見える。花びらが散ると、少し膨らんだ子房が、真っ直ぐな花茎の先端で成長中である。花びらが散れば、寒さを防ぐマントの役目は終わったのか、葉脈を浮き立たせて、葉が広がっている。

白い顔 黒子のありて カナダケシ

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花散れば 包み役終え 葉のマント

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平岡のアオサギのコロニー

 平岡にあるアオサギのコロニー見学会の案内が新聞記事に出ていたので、平岡公園の林か池の周囲でも巡ってアオサギを観察するのかと出向いてみた。予想に反して、平岡高校の屋上から直線距離で800mぐらい離れたところにある林のアオサギの営巣地を望遠鏡で覗くだけであった。望遠レンズ付きのコンデジでは、アオサギの撮影は無理だとは思えたけれど、ためしで撮ってみた。かろうじて、木の上で巣を作っているアオサギが写っている。

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 部分を拡大してコントラストをつけてみても、鳥の形ははっきりしない。まあ本格的望遠レンズではないので、このぐらいが限界なのだろう。

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2010年05月14日

神社の石段横のツルニチニチソウ

 平岸通が二手に分かれ、一方は平岸通、片方は中の島通になる辺りに天神山緑地が広がる。平岸通から天神山緑地に入るところに神社があって、平岸天満宮と三吉神社の二つの社名が並ぶ。神社の社殿は平岸通から石段を登った高いところにあり、石段に沿った傾斜地にツルニチニチソウ(蔓日々草)が植えられている。花は筒状であるけれど、花冠の先で裂け五弁に見える。青紫色の花が緑の葉の中から顔を出している。花の形が風車のようで、風があれば、今にも回りそうである。

石段の 横に花咲く 天満宮

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風車似て 日々草の 五弁割れ

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桜の季節の笛を吹く少女

 この石の彫刻は、山内壮夫の「笛を吹く少女」と題された作品である。横笛そのものが無いので、作品名から笛を吹いているポーズであることがわかる。小さな目と口と、あるかないかの鼻が、少女の雰囲気を醸し出している。しかし、写真に撮ってみると、意外に豊かな胸からは、大人の女性を連想する。彫刻の設置されている中島公園に、遅い春も訪れ、例年より遅れて咲き出した桜が像の背景にある。作品名にある少女ということもあり、桜の季節が一番似合っている彫刻である。

笛を吹く ポーズの背後 桜花

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北の春 胸の豊かな 少女吹き

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2010年05月13日

三づくしのオオバナノエンレイソウ

 エンレイソウには花弁が無く、赤紫色のガクが花弁のように見えているのに対して、オオバナノエンレイソウには白い大きな花弁がある。花弁は三枚でガクも三枚、葉も三枚とこの花は三づくしである。北大の校章にも採用されており、基本円を三等分して花弁、ガク、葉を組み合わせたデザインである。マクロ撮影の花を見ると、雄しべが六つあり、雌しべの先が三分裂して、ここも三が基本になっている。小雨の日に撮った写真には、花弁とガクに雨滴がついていて、冷たそうである。

オオバナノ エンレイソウの 三づくし

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小雨なり 花びらガクに 雨滴あり

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円山公園のリス

 花見客でごった返しの土日を避け、平日に円山公園の桜を見に出かけると、リスと遭遇である。大きな杉の木を根城にしているらしく、木の上に登ったり、木の根元で食事をしたりするのを写真に撮ってみた。リスは動きが活発で、画面の中に上手く納まってくれない。それでも何枚かはリスの食事風景を写真に収めることができた。

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 本来の目的の桜の方は、人が視界に入ってこない写真が撮れたのだが、人の居ない桜だけの写真というのも面白みがないと言えばいえる。写真の桜の木の背後にある杉林が、リスを見た場所である。

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2010年05月12日

北海道工業大学見学

 都市秘境散策の講座は5月12日で5回目で、この回は軽川の桜堤と北海道工業大学見学でした。JR手稲駅に集合です。天気は生憎の小雨模様で、駅前の景色もくすんでいます。

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 まず軽川(がるがわ)の前田大橋のところから軽川の桜堤に入ります。天気は良くはありませんでしたが、堤に植えられているチシマザクラは丁度見ごろで、札幌でも桜並木の名所の一つを歩きました。

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 軽川から道工大に進路を変えて、50分近くかけて道工大に着きました。同大での見学先はメディアデザイン学科の三橋龍一教授の研究室です。同研究室で開発した超小型人工衛星HIT-SATとの通信を行った実績のある、衛星地球局設備を見せてもらいました。

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 訪れた時、丁度中国の衛星からの電波の受信を行っている最中で、三橋先生が衛星からの受信の様子について説明してくれました。格安の費用で開発した、人工衛星追尾システムが動作しているのが、追尾用のアンテナの動きと衛星からの受信音で確認できました。来週火曜日には、同研究室で開発した、衛星搭載の電子システムが組み込まれた金星探査用衛星の打ち上げが迫っているとの紹介がありました。

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 三橋先生は引率者の研究室から博士号を取得しており、学位論文であった雪中レーダの研究過程でのエピソードなどの披露がありました。懐かしい話でした。

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 道工大からは歩いて手稲駅に戻りました。参加者の一人が持って計測していた万歩計の数字は、この回は約一万歩でした。約5キロを歩いたことになるだろう、とのことでした。

庭のプルモナリア・ブルーエンサイン

 この長い、聞きなれない名前の花が、我が家の庭に居ついた経過はよく覚えていない。園芸店から購入したか、他人からもらったものを庭に植え、それが増えたのだろう。肌寒い春先の庭の一部を占領して咲いていて、耐寒性のある花のようである。花の色は濃い水色で、カナダで見たコバルトブルーの氷河湖の色を思い起こさせる。赤紫の色のものが、青色のものと対になって同じ花茎に咲いているものが交じっている。見る者を喜ばす、典型的な園芸種といった感じである。

氷河湖の 色の記憶が 甦(よみがえ)り

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青緑 赤紫と 対で咲き

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2010年05月11日

カタクリの変身

 提灯と吊り下がった飾りに見える、花の散った植物が庭にある。謎掛け用の写真に使えそうである。これはカタクリが変身したもので、あの優雅な花びらが散った後に、雌しべの花柱と子房が残ったものである。花が咲いていた時には、花びらで隠された部分があったので、花柱がこんなにも長かったのは知らなかった。子房が少し膨らんで、緑の果実のようになっている。クス玉に紐がついているようにも見え、紐を引っ張るとクス玉が割れて、内から種が飛び散るのを想像してしまう。

カタクリの 提灯変身 花期が逝き

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花弁散り 顕わな花柱 長かりき

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盤渓山妙福寺の法龍水

 この寺は盤渓の山間部にあり、中央区の西側の一番奥まった場所にある。そこはほとんど盤渓川の源流でもある。一九二六(昭和元)年開基の日蓮宗の寺で、初代と二代目の住職が尼さんの尼寺から始まっている。現在は男性の住職である。境内の広場に「法龍水」の立て札がある。冷泉を霊水として管理しているらしく、水の湧く場所に社がある。しかし、鍵がかかっていてこの霊水に触れることはできなかった。この社の傍の谷に水の流れがあり、ヤチブキの黄色い花が見事であった。

妙福寺 法龍水の 文字誘い

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社(やしろ)内 潜む霊水 法龍水

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妙福寺のヤチブキの花

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2010年05月10日

黄色の固まりのスイセン

 住宅街に近い山道を歩いていたら、スイセンが一輪咲いていた。ラッパ咲きのスイセンである。球根が何かの理由でここに運ばれて咲いているのだろう。春先には山道に雪解け水が流れていて、水辺のスイセンの趣きである。黄色一色のスイセンの花は、マクロ撮影では、黄色の固まりが現れるだけで、メリハリが効いた写真になっていない。ラッパ咲きスイセンの雌しべの柱頭にフォーカスを合わせて撮ってみると、ラッパの奥の方にある雄しべが黄色の世界に隠れてしまっている。

一輪の スイセン咲いて 山路かな

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雌しべ下 雄しべ隠れる 黄の世界

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鉢植えのフチンシア

 アブラナ科フチンシア属の花で、原産はピレネー山脈・アルプス中央から北部である。ヨーロッパアルプスでは、野生のカモシカが好んで食べる草花であると知ると、原産地でこの花が咲いている光景を想像してみる。小さな白い花が集まって咲いていて、かなりカメラを寄せないと、花を大きく撮ることができない。耐寒性のある宿根草で、並べられた鉢植えの山野草のなかでも、春一番で咲いている。花弁を4枚用いて、貴重品箱を作り、そこに雄しべが4つ収納されたように見える。

鉢外に 飛び出し咲きて フチンシア

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花弁製 貴重品箱 雄しべ入り

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2010年05月09日

円山公園の花見客

 長いこと札幌市民で、円山公園も家から車ならそれほど遠くもないところにあるのに、これまで円山公園の花見に出かけた記憶がない。今日は寒くはあったけれど、天気は良くて、円山公園の桜はどんなものかと見に行って驚いた。花見客の多さにである。公園内は一大宴会場で、それぞれのグループの場所が取られていて、隙間さえもない。焼肉の煙があたりに立ち込めて、桜を愛でる気持ちなぞ消し飛んでしまった。大都会とはすさまじいものである。

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白石亭のチシマザクラ

 白石亭は地図に文化交流館として載っている札幌市の施設であったけれど、施設の役目は終わったとして、2010年度内には売却が決まっている。元々は会社社長の邸宅と庭であったものが、札幌市が買い取って外国からの訪問客の接待などに利用されていた。この建物の玄関横には樹齢100年といわれるチシマザクラ(千島桜)があって、一度見てみたいものだと思いながらその機会を逃していた。今年が桜を見る最後の機会かと見に出かけ、生憎の小雨模様の中で写真に収めてみた。

白石亭 役目を終えて 咲く桜

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小雨空 千島桜の 色淡く

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魚似のエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)

 花の名前は、根茎が漢方に用いる延胡索に似ていて、蝦夷地に咲くことより名付けられている。丸い形の根茎は、草丈の割りには地中のかなり深いところにあって、球根から細長い根が伸びて地上に茎を出し、花を咲かせている。花の色はマリンブルーと白で、一個一個の花の形は、尾びれだけの魚のようでもあるし、口だけの生き物のようにも見えてくる。細長い花なので、マクロ撮影では花全体にフォーカスが合わせられず、ピントはずれの部分がつながった写真になっている。

尾びれにも 口にも見えて 魚(うお)似花

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焦点を 合わすを迷う 接写かな

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2010年05月08日

春先の花-ショウジョウバカマ

 草名を漢字で書くと猩々袴である。猩々とは、酒好きの架空の動物で、その顔が酒のせいか赤いのを、この花の赤さと重ね、茎の根元の葉の広がり具合を袴に見立てている。北海道から九州まで、国内のいたるところで見られる花である。雌しべの柱頭が蕾の先端に顔を出し、次に蕾が開いて、雄しべと花びらが身を伸ばすようにして広がって咲き出す。春先に咲く花で、鉢植えの山野草が並んでいるところで、他の花が未だ冬の眠りから覚めない頃に、一番手のように咲き出してくる。

柱頭が 蕾を突き抜け 咲き準備

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酒呑みの 猩々顔色 花名なり

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黄色で決めるキバナノアマナ(黄花甘菜)

 名前の通り、黄色い花弁の小さな花である。花の形がアマナ(甘菜)に似ていることからこの名前になっている。春先に、気がつくと庭のあちらこちらに一斉に咲きだしている。繁殖力のある花のようで、開けた草地では、早春の一時期、この花で埋め尽くされる勢いがあり、雑草の感がある。細長い6枚の花弁があり、6柱の雄しべが雌しべを囲んでいる。花弁に筋が入っているように見えるのは、雄しべの影である。日中大きく花弁を広げていて、日が落ちると花を閉じてしまう。

アマナ似は 黄色で決めて 春モード

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花びらに 雄しべの影が 花弁筋

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2010年05月07日

花装するエンレイソウ(延齢草)

 山道の雪解けが終わるのと入れ替わるように、エンレイソウの三葉が地表に現れる。輪生する葉の中心から花柄が伸び、花を付けるもの、花の無いものとある。いずれにせよ、最初に山野に現れる春の使者である。花弁のように見えるものはガクであり、ガクに囲まれるように雄しべがある。ガクが鐘のようで、雄しべは鐘を鳴らす振り子のようにも見える。雄しべの色も、花弁と同じように黒紫である。葉が変形したガクが、花弁の無いエンレイソウを普通の花のように装っている。

ガクの鐘 振り子に似たる 雄しべかな

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花柄伸び 葉はガクになり 花装かな

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白いエゾエンゴサク

 エゾエンゴサクの色はマリンブルーが主で、白い部分があっても一部である。色調が赤紫がかったものも時たま目にする。全体が白色のものが稀にあると聞いていたけれど、今までお目にかかっていなかった。白川市民の森を歩いている時、小さな株の白いエゾエンゴサク見つけた。花は茎に3つだけの小さな株で、これをマクロ撮影する。偶然に出会ったことではあるにせよ、白いエゾエンゴサクを探そうとする意識が作用して、白花との出会いに導びかれたものだと、思いたくなる。

白色で 小さく咲くも エンゴサク

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近寄りて 白さ確かむ 珍種花

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2010年05月06日

白川市民の森のヒメイチゲ(姫一華)

 GWの最終日に南区にある白川市民の森を散策する。今年(2010年)は春の訪れが遅れているようで、散策路のエゾヤマザクラの花は未だである。一冬を越した落ち葉で覆われた山道にナニワズの木花や、福寿草、エゾエンゴサク、エンレイソウを確かめながら歩を進める。道端に小さな白い花が目に留まる。細長い針状の葉持つヒメイチゲで、花弁に見えるものはガクである。ガクは5片であるけれど、4片に見えたり、5片以上のものもある。長い雄しべがガクから飛び出している。

白きガク 4片も有りて ヒメイチゲ

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焦点を ガク針葉に 合わせ撮り

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春のスズメ

 スズメ(雀)はよく見かける街の鳥である。しかし、この小鳥は動きが活発で、よく観察しているかと問われると、そうとも言えないところがある。そのスズメが自宅の窓の下で重なり合っているのを偶然目にした。急いで手元のカメラで撮影してみる。春なので、子孫を増やす行動に及んでいるのかとも思われるのだが、はっきりしない。この時期スズメの羽は、毛が抜け変わるのか、もさもさとした毛を背中に背負っているのが、カメラを通して観察できる。スズメにも春が来ている。

この行為 子孫残すか 春陽気

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衣替え スズメにもあり 古羽毛

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2010年05月05日

青山登山

 GWも最終日で、白川市民の森の散策路から青山登山を楽しんだ。白川市民の森は聞いてはいたけれど、歩いてみるのは初めてである。青山にいたっては、この山が白川地区にあったのを聞いたこともなかった。一向はベテランガイド役のSさん、ダイエットに成功した運転手役のNさん、登山企画者のFさんに当方である。北方自然教育園から少し山側に入ったパーキング場で登山の準備をする面々である。

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 途中スプリングエフェメラルの写真を撮ったりして、頂上に着く。標高は530.5mで、山頂に三等三角点があるので、低山でも国土地理院から山のお墨付きを得ている。山名を示す標柱のようなものがないので、三角点の標柱をバックにしてフキノトウの写真を登山記念に撮ってみる。

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 山頂から少し降りたところにある東屋で焼肉パーティである。右からSさん、Nさんに当方である。写真はFさんが撮っている。天気が良く、暑くもなく、寒くもなく、絶好の行楽日和なのだが、この登山道で出会った人は全行程で3人である。春の花の撮影や山菜取りが楽しめるこの市民の森が、貸切状態であるのはちょっともったいない気がした。春の植物の写真撮影では収穫があって、白いエゾエンゴサクの写真を撮ることもできた。そのうち機会があればブログにアップしましょう。

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幻の山野草のオキナグサ(翁草)

 鮮やかな赤い花弁の花に翁草とは、花の雰囲気と名前が一致しない。この草名は、種をつけた綿毛の様子が、翁の頭髪に似ていることから付けられ、花からの連想ではない。レッドデータブックでは絶滅危惧種植物Ⅱ類に登録されていて、幻の山野草になりつつあると知ると、貴重な花に見えてくる。路地植えされた草丈10 cm程度の花を観察すると、茎から花弁にかけて産毛のような細毛が密生している。開いた赤い花の中に黄色の雄しべが、赤い雌しべを囲んで行儀良く並んでいる。

開き出す 花は産毛に 包まれて

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分類は レッドデータ入り 赤き花

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2010年05月04日

円形歩道橋近くの花の女神像

 白石区菊水に六差路の場所がある。南郷通、菊水旭山公園通、札幌夕張線、東札幌停車場線、菊水3条4丁目と5丁目の間の道路がこの六差路で交わる。この道路状況で、歩行者が目的の道路に行き易いように円形歩道橋が設けられている。この歩道橋の傍に結婚式場があり、建物の前に結婚式場名「FLORE」を作品名にした松本純一の石の彫刻がある。石の頭の部分に穴が2個開いていて、これが目になっている。FLOREは花の女神を意味しており、この石の像がその女神なのだろう。

石像の 背後円形 歩道橋

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FLORE(ふろーれ)は 花の女神で 石造り

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春先の庭のカタクリ

  スプリング・エフェメラルのうちでも、カラクリは早く咲く部類に入る。春先、クロッカスに一足遅れて庭に咲き出すカタクリは、下向を向いていて、上から撮ると、街灯のようである。草丈が低く、カメラを花の下に入れて花の内を撮るのが難しい。横からカメラを近づけて撮ってみると、開いた花弁の一部が胴体で、他の花びらと雄しべが手足に対応して、海中を泳いでいるイカに似た形になっている。花粉のついた雄しべの部分が黒く写り、墨を吐いて逃げるイカとでもいえる。

背の低き 街灯出来て 春の庭

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イカに似て 墨吐き逃げる 雄しべ足

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2010年05月03日

今日(5月3日)の一枚

コブシ花 エナガと競う 白さかな 

 西野市民の森の散策路上空で空撮を行うと、新緑が始まり出した森にぽつぽつと白い木が写る。コブシの花である。地上で写したコブシの花を天空に貼りつけてみる。シマエナガやシジュウカラも撮影できた。鳥名の通りシマエナガの尾が長く写る。


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整然と並んだ雄しべのクリスマスローズ

 クリスマスローズの名前は、クリスマス頃に咲くバラの花を意味しており、冬の花である。雪のある北海道では、雪解けを待って咲き出す。下向きに咲いている草丈の低い花なので、上から見ると花弁の外側しか見えない。覗き込むようにして花の内側の写真を撮ると、雄しべが新学期を向かえた新入生か入社したての新人社員のように整然と並んでいる。雄しべが成長して、花粉を出す頃には雄しべは離れていく。花弁の内側には、斑点状の模様があり、花弁の部屋の内装になっている。

整然と 新人雄しべ 並びおり

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内装は 斑点模様 花弁部屋

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これ何か分かりマツか

 ブログって独特の文体で書く人っていますよね~~~
ほれ、そこのあなたのことだっつうのー(ヨイ

 やっと春の陽気か、ヨイ、ヨイ、ヨイのYOSAKOIそーらん(喜
この陽気で庭でグングン伸びてきた写真のもの分かりマツか。

 これはルXーXの○頭です。あハハハ○は余分でしたか(謎

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 これは茎ですね~~~ヨイ。赤いですね~、元気ですね~(違

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 あのおぉぉぉぉ~~~あなた18禁の画像なんかを思い浮かべていませんか(苦笑
 決してそんなものではありません(キッパリ
 こんなコト書くとめーわくこめんとが貼り付けられたりして、怒、怒、怒でっせ。

 文体真似るってムツカシイですヨ~~~ツウコトもあるけれど、こんな記事を書くと自己嫌悪に陥りますデス(涙

2010年05月02日

道新広告

 本日(5月2日)の道新朝刊の広告に、道新BOOKの新刊本の一冊として、「さっぽろ花散歩」が掲載されていたので、その広告の写真です。この本の売れ行きはどうなっているのだろうか。

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胡蝶蘭変化(へんげ)

 マクロレンズを用いて花を撮影すると、拡大された花の部分が奇妙な形となって見え、連想が展開する。室内にある胡蝶蘭を素材にして、この連想作業を行ってみる。花の形が複雑なランは、このような連想に適している。花の奥の方に突起があって、これが蟹の甲羅でその奥の模様が蟹の足のように見える。連想を変えると、蜘蛛のような虫にも見えてくる。この部分の外側には長い蔓状のものがあり、長い腕を持つ大入道のようで、花の内に隠れていた大入道を見つけたようである。

覗き込み 蟹の棲む見え 胡蝶蘭

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腕長き 大入道の 隠れ居り

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2010年05月01日

北大植物園幽庭湖の鴨

 幽庭湖と名前は大きいけれど、北大植物園内にある湿地に少しばかりの水のある場所である。かつて、この辺りにはメムと呼ばれた湧き水のあったところで、それが池となっていたのが、湧き水も少なくなって、かろうじて湿地の植物が生育するための水場になっている。ここに鴨が一羽じっとしている。鴨の周囲に水芭蕉の白い仏炎苞があって、早春の花と鳥の組み合わせである。鴨は雄で頭から首にかけての緑色の毛が光沢を帯び、色の乏しい水場で緑首の鴨が輝いているようである。

植物園 鴨水芭蕉 コラボなり

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緑首 鴨の輝き 幽庭湖

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北大植物園のシジュウカラ

 例年、北大植物園は昭和の日(4月29日)の祝日に合わせて開園する。その翌日は平日で、今年(2010年)はぐずついた天候の続く雨模様の日で、園内の客は申し訳程度の数である。緑が戻ってきた芝生の上で小さな野鳥が飛び跳ねている。餌になるものでも探しているのだろう。翼の中雨覆あたりに白線が目立つ。黒いネクタイをしているようで、シジュウカラである。正面から見ると、首から胸、腹にかけての黒いネクタイ状の模様が線状で、雌の特徴である。雄はタイが太く広がる。

緑芝 白黒模様 目立ちたり

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シジュウカラ 黒いネクタイ 雌鳥なり

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