2010年05月09日
魚似のエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)
花の名前は、根茎が漢方に用いる延胡索に似ていて、蝦夷地に咲くことより名付けられている。丸い形の根茎は、草丈の割りには地中のかなり深いところにあって、球根から細長い根が伸びて地上に茎を出し、花を咲かせている。花の色はマリンブルーと白で、一個一個の花の形は、尾びれだけの魚のようでもあるし、口だけの生き物のようにも見えてくる。細長い花なので、マクロ撮影では花全体にフォーカスが合わせられず、ピントはずれの部分がつながった写真になっている。
尾びれにも 口にも見えて 魚(うお)似花
焦点を 合わすを迷う 接写かな
- by 秘境探検隊長
- at 02:42
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