2010年05月02日
胡蝶蘭変化(へんげ)
マクロレンズを用いて花を撮影すると、拡大された花の部分が奇妙な形となって見え、連想が展開する。室内にある胡蝶蘭を素材にして、この連想作業を行ってみる。花の形が複雑なランは、このような連想に適している。花の奥の方に突起があって、これが蟹の甲羅でその奥の模様が蟹の足のように見える。連想を変えると、蜘蛛のような虫にも見えてくる。この部分の外側には長い蔓状のものがあり、長い腕を持つ大入道のようで、花の内に隠れていた大入道を見つけたようである。
覗き込み 蟹の棲む見え 胡蝶蘭
腕長き 大入道の 隠れ居り
- by 秘境探検隊長
- at 03:53
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