2010年05月16日
離れ小島から命名のコジマエンレイソウ
エンレイソウは花弁が無く、オオバナノエンレイソウは白い大きな花弁が三枚ある。ガクはいずれも三枚揃っている。その他、花弁のあるエンレイソウとしてコジマエンレイソウがあるのだが、自生しているものに出会ったことがない。北大付属植物園にはコジマエンレイソウが植えられていて、写真を撮ってみる。名前にコジマが付くのは、北海道の松前町沖合い20 kmのところにある、渡島小島に生育していたことに由来する。この花は絶滅危惧Ⅱ類としてリストアップされている。
この花は 小島育ちが 名の由来
花の色 絶滅危惧の 赤信号
- by 秘境探検隊長
- at 03:40
comments
松前出身で小島も実家から見えますが、この花がこの辺りだけに生育してるとは不思議ですね。(本当に何もない小さな島です)
萼が尖ってないで丸い感じですね。
この間、野幌森林公園にて果実(子房)が黒紫色のエンレイソウを見かけました。調べてみるとクロミノエンレイソウという変種らしいです。
渡島小島に生育していたのが初めての発見というのは不思議です。ただ、今はこの島にはコジマエンレイソウは生育していないとネットに出ていました。
エンレイソウも色々な亜種があるようです。野幌森林公園も珍しい山野草があるようで、以前サルメンエビネや土アケビの生育しているところに案内されたことがあります。今はどうなっているでしょうかね。