2010年05月29日
小雨の道庁庭の八重桜
庭の異なる桜の咲く順番を見ていると、一番先に咲くのが山桜、続いて染井吉野、最後に八重桜となる。道庁の横を通り抜けた時、小雨の中に八重桜が満開である。道の脇に本郷新の「北の母子像」と題された彫刻が、八重桜に囲まれるように立っている。雨に濡れた像の肌が滑らかに見え、乾いたブロンズ像とは一味異なった感じである。傘を差して八重桜の下を歩いて行く女性も現代的風情がある。雨模様が続く寒い春であるけれど、八重桜は、北国の桜の季節の最後を飾っている。
雨濡らす 北の母子像 八重桜
青空を 傘が演出 八重桜
- by 秘境探検隊長
- at 06:55
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