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2010年07月31日

JR石狩当別駅コンコースの「自然」像

 この駅の跨線橋を兼ねたコンコースは広く、彫刻やステンドグラスがあって、駅舎にしては芸術の香りが漂ってくる。コンコースに沿って設置されているいくつかの彫刻に両足を抱えて、佇む裸婦像がある。田端優子の作品名「自然」である。作品の説明に、「水辺のほとりにたたずむ姿で、流れるようなフォルムは、優しく穏やかな印象を感じさせます」とある。少女とも思える人物が持っている球が、何を具体的に意味するのかわからないけれど、大切なものの象徴なのだろう。

コンコース 佇む像は 「自然」なり

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当別の 自然拓きて 像のあり

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薮から顔出すヤブハギ

 ヤブハギは長く伸びた花茎に小さな花をつける。宮丘公園の、林の間を縫うようにして延びている遊歩道脇で、名の通り薮の中に花が咲いている。花の先は赤紫で、茎の方に近づいた部分は白い花弁になっている。花が小さくて、微風でも揺れるので、フォーカスを合わせて写真をとるのが難しい。同じような花にハエドクソウがあり、こちらはさらに小さな花で、白い花である。一見、同じ花かと思ってしまうが、滑らかな縁の葉のヤブハギに対して、鋸歯状の葉がハエドクソウである。

意表突く 薮から花に 目を捕られ

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夏祭り 花茎に下がる 花提灯

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2010年07月30日

廃線横花壇のレモンジェム・マリーゴールド

 小樽がらす市の会場になっている、旧国鉄手宮線の廃線横に花壇がある。レモン色の花が植えられていて、花の問い合わせサイトで調べると、レモンジェム・マリーゴールド、別名ホンバクジャクソウであろうとの回答があった。名前にあるように、葉はレモンの香りがするそうで、これは後で知ったことで、確かめてはいない。ガラスの市を見にきた客が、線路の上を歩いて通り過ぎる。花を見るのが目的ではないので、花壇の花はほとんど見向きもされず、催し物の脇役に徹している。

レモン色 レモンの香(かおり) レモンジェム

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線路横 視線来たらず 花壇花

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小樽市民センター内のYUKA像

 小樽の駅前通に沿って、マリンセンターの愛称のある小樽市民センターがある。その玄関ホールの中二階のロビーに「YUKA」の作品名の裸婦像がある。作者は鈴木吾郎である。鈴木は北海道学芸大学(現北海道教育大学)札幌分校特設美術科を卒業して、長らく小樽で教鞭を取っていた。道展彫刻会員でもある。モデルは若い女性らしく、均整の取れた裸身でロビーに佇んでいる。窓からの光で明るいロビーでは、像の正面は逆光になり、フラッシュ撮影では像の人工感が増してくる。

ロビー内 光溢れて YUKAの像

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逆光で フラッシュ増したり 人工感

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2010年07月29日

八重咲きカッコウセンノウ

 元の花の花びらを増やした八重咲きという園芸品種を見かける。八重咲きになると、元の花と感じが大幅に違った花になってしまうものがある。カッコウセンノウも八重咲きになると、花の名前になったといわれている、カッコウの飛んでいる姿は、重なる花びらの中に隠れてしまっている。それでも一重の花の片鱗が顔を覗かせていて、カッコウソウであることの確認に役立つ。八重咲きになると、カッコウが巣に集まっているように見える。しかし、托卵鳥のカッコウには巣はない。

八重咲きは カッコウ隠し 初夏の庭

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托卵鳥 巣作りしたか 八重の花

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お知らせ

 爪句集(8集目)豆本の共著者の皆さん
 
 爪句集の初校が8月10日(火)に出るそうです。
共著者の皆さんには初校に目を通してもらうつもりでいます。

 翌日の11日の昼食時に、昼食でも摂りながら、校正刷りに
目を通してもらうと、仕事はそこで終わります。

 11日の正午(12時)に、大通西3丁目の北洋銀行の新しい
ビルの地下の大金庫の扉前(写真)に集まっていただき、
近くの食事のできる場所に移動して、校正を行うことを考えていますので、
出欠についてHNで結構ですので、このブログ(あるいは掲示板)か
あるいは私宛メールで回答をください。

 まあ、ブログへのレスは期待できないのですが、物は試しで、
ブログ(掲示板)でのお知らせです。

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色使いの巧者のビオラ

 庭に迷い込んだようにビオラの小さな花が咲いている。園芸品種のパンジーの小さなものをビオラと呼んでいるらしいけれど、ビオラとパンジーの区別はあいまいのようである。庭のビオラは植えた訳でもないのに、種でも飛んできて根付いたのだろうか、夏の盛りに咲いている。紫の花弁の一部が黄色くなっていて、そこに筆で描いたように、濃い紫の線が鮮やかである。花弁の紫のグラデェーションも、染物の高度な技で作り出されたようで、ビオラは色を扱う優れた染織家でもある。

描く線 鮮やかに出て 花弁画布

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紫に 黄(き)の配色の 匠技

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2010年07月28日

ソフトコピーとハードコピー

 物事、始めるより撤退する方が難しい。その難しい事のひとつは、撤退するのに整理がつきまとうことが挙げれれる。後は野となれ山となれ、方式もあるけれど、できるなら整理をして撤退したい。人生からの撤退時に、写真のようなハードコピーも、できる限りは整理しておきたい。
 最近はパソコンのメモリもふんだんに使える時代になって、日ごろから整理しておくと、パソコン内のデータで保存できる。これまでならハードコピーが貯まってきて、その整理は物を廃棄するなり、燃やすなりの手間がかかっていたところ、ソフトコピーにしておけば、整理の状況に至れば、消去ボタンをクリックするだけで事は済む。
 高校を卒業してから50年経ち、その同期会の記念写真が送られてきた。田舎の高校なので、高校の同期会でも、集合写真が地方紙の紙面を飾る。その新聞コピーも同封されている。若い頃ならこの類の資料は大事に取っておくところだけれど、今の状況では、一度目を通したら捨てるようにせねば、人生の終わりに向けての整理の大プロジェクトが進まない。で、写真かスキャナーで取り込めば、元のハードコピーは捨てるようにしている。
 一度、ソフトコピーにすれば、それを再度見ることはほとんどない。だから写真も記憶の補助にならない。かくして、同期生のことは記憶の海の底で、浮き上がってくることはない。そのせいか、同期生に関する記憶はきわめて薄い。
 
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擬宝珠(ぎぼうし)の形に似たギボウシの蕾

 庭のギボウシの花が咲き出した。この花の名前は、お寺や橋の飾りにある擬宝珠の形に、花の蕾の形が似ていることに由来している。蕾が割れると、ラッパ状の花になり、蕊が顔を出している。蕊は先端がUの字あるいはJの字のように反り返っている。何か特別の理由があってそうなっているのかはわからない。ギボウシは花より葉を観賞するために植えられることもある。これは緑の葉に白い斑が入るのが観賞に値するためらしい。確かに、夏のギボウシの葉は涼しげに見える。

擬宝珠の 形を探し 花蕾

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ラッパから J字の蕊(しべ)が 吹き出され

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2010年07月27日

雌雄異株のウラジロタデ

 十勝岳の登山口のところに望岳台と呼ばれる場所がある。十勝岳は活火山で、望岳台の辺りになると火山礫や岩が地表を覆っていて、イワブクロなどがまばらに咲いている。その他に目につくものが、ウラジロタデである。ウラジロは裏白の意味で、葉の裏側が白い軟毛で白く見える。花の時期には、穂状になった花が咲いている。雌雄異株で、雄花の方は白いのに対して、雌花はピンクがかって見える。雌花と思われるものをマクロ撮影すると、ガクの部分がピンク色になっている。

望岳台 ウラジオダデが 客迎え

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ピンク色 これ雌花なり 蓼の花

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園芸用のジャノヒゲ(蛇の髯)

 鉢の中で、黒色といってもよいくらいの花茎に、白い花が咲いている。細身の葉も茎の色と同じである。ジャノヒゲ(蛇の髯)、別名リュウノヒゲ(竜の髯)である。名前は葉が竜の髯に似ていることからきている。野生のものは常緑で、細長い葉が多数伸びる。見かけた鉢の花は、園芸用に黒の茎と葉を選び出して、小さく育てているようである。花茎に並ぶ、薄い黒紫色の蕾の列が順次開いていって、白い花が現れてくる。ジャノヒゲの名前にふさわしくない清楚な感じの花である。

園芸で 選び出したり 黒紫色

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蛇の髯に 咲きたる花の 清楚感

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2010年07月26日

変わった名前のカッコウセンノウ(郭公仙翁)

 この花の名前は変わっている。仙翁というのは、京都府嵯峨にある仙翁寺という寺の名前で、ここに中国から伝わった花に、寺名がつけられたいきさつがある。仙翁花(せんのうげ)とも呼ばれていて、秘花の扱いを受ける同種の花もある。この花にカッコウ(郭公)の修飾語がつくのは、カッコウの鳴く季節に咲く、花の形がカッコウの羽を広げた形である、といった解説がある。ナデシコ科の花の特徴の、深裂した花弁を広げた様子から、カッコウ鳥の飛ぶ姿を思い浮かべてみる。

カッコウの 飛翔姿の センノウ花

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カッコウが 編隊組みて ナデシコ花

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花びらのデザインが見事なダイコンソウ

 道端に咲いているのが時折目につく花で、雑草と言ってもよさそうな花である。大根とはえんもゆかりも無く、唯一、ロゼット(根生葉)が大根の葉に似ていることでこの名前になっている。平凡な花のせいか、少々安易に命名された感じがする。5片の花びらが行儀良く並んで咲いていると、人工的にデザインし、花に仕上げているかのようである。花びらが落ちると、伸びた雄蕊で針山のように見える種子が現れてくる。種子も写真に撮ってみると面白く、この点非凡の花である。

コンパスで 描いた如く 円並び

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花散れば 雄蕊造山 針の山

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2010年07月25日

小樽がらす市会場のガクアジサイ

 小樽の潮まつりを初めて見に行く。今年は44回目である。この祭りに合わせて、今年が2回目の小樽がらす市が旧国鉄手宮線跡で開かれていて、寄り道をする。生憎の小雨模様で、会場に展示されたガラスの風鈴の情緒が生きてこない。しかし、雨が引き立ててくれるものもある。アジサイの花で、観光用に残された線路跡に、飾り花に囲まれてガクアジサイが咲いている。がらす市に来ていた観光客も、この風情をカメラで記録しようと、アジサイにカメラを近づけ、撮影に余念がない。

アジサイが 客を呼び込む がらす市

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アジサイの 傘に見立てて 飾り花

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潮ねりこみの華

 「おたる潮まつり」を初めて見てきた。今年は44回目の祭りになる。小樽の花の写真も撮ってきたけれど、人間の華にも惹かれるものがある。

 潮ねりこみの先頭で踊っていたのが「おたるミス潮」嬢で、美形である。笑顔を絶やさず踊り続けていたから、さすが選ばれたミスである。

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 「おたるミス潮」は2名選出されているようである。

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 園児と思われる児童達の先頭で踊りの引率をしていたので、幼稚園の先生かもしれない。美形+陽気である。

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 法被を着た児童達の先頭にいたので、こちらも幼稚園の先生か。

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 祭りなので、顔には軽く隈取がしてある。

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2010年07月24日

車両の再利用の鵜苫駅

 北海道の地名は、大抵アイヌ語の発音に漢字を当てはめている。鵜苫は「ウトマン」(抱き合う)ペツ(川)からの命名だといわれている。しかし、「ウトマン」と聞いて鵜苫の漢字を当てはめるところがわからない。駅舎のない駅で、車両を改造した待合室が線路の脇に設置されている。鵜苫駅の辺りでは海岸に沿って線路が延びていて、走る列車の車窓から、様似のシンボルのアポイ岳や、海面から突き出すかのような親子岩を見ることができる。

待合は 海の中なり 車両の絵

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線路先 アポイ岳見え 鵜苫駅

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ラベンダーの蜜を求める虫たち

 花粉を運ぶ蜂や蝶は、花とは切っても切れない関係にある。花のマクロ撮影や望遠撮影時に、蜂や蝶が画面に入ってくることがあり、花よりは虫の方にフォーカスを合わせて撮ることがある。しかし、虫の方は動くので、思ったような写真が撮れない場合が多い。自宅の庭の盛りのラベンダーのマクロ撮影時に蜂が割り込んできて、花と話しながら蜜集めをしているようである。富良野のラベンダー畑では、アゲハチョウが舞っていて、黄色い羽が紫色のラベンダーの海に浮かんで見える。

ラベンダー 蜂にささやく 盛り時

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黄アゲハの 色の浮かびて 紫色(ししょく)海

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2010年07月23日

道産子を連想する裸婦像

 旭川市の歩行者天国の買い物公園は、JR旭川駅からほぼ北に延びている。その終端付近の7条通のところに、通りに沿って東西に公園の造りの場所がある。買い物公園を北に歩いてくると、この道路公園の中央に立つことになり、その東西に加藤顕清の婦人像がある。西側は着衣像で、東側が裸婦像である。加藤は岐阜県生まれであるけれど、旭川出身の彫刻である。近づいて裸婦像を見ると、肉付きの良い身体に粗い造りの肌で、道産子(馬)に通じるものがある力強い裸婦像である。

日を背負い 裸婦の立ちたり 小公園

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道産子の 力連想 裸婦の像

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十勝岳を望む望岳台のイワブクロ

 白金温泉から十勝岳の登山口まで車で行ってみる。道路の終点の駐車場で車を降り、礫の道を少し歩くと、望岳台の碑のある場所に着く。十勝岳の本格的登山であれば、ここから山頂を目指す。望岳台の付近では潅木も無くなって、岩や礫のところどころに花が株となって咲いている。イワブクロの花である。釣鐘状の花で、別名タルマイソウ(樽前草)である。樽前山の固有種ということで命名されたようであるけれど、十勝岳にも咲いている。花の彼方の十勝岳山頂は雲の中である。

岩に咲く 樽前草有り 望岳台

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十勝岳 頂(いただき)見えず イワブクロ

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2010年07月22日

風景社印に関するuhbテレビ番組報道

 北海道文化放送(uhb)のスーパーニュース(道内)で放送された、風景社印に関した報道部分の動画がコピーされて、送られてきました。パソコンで再生した動画のさわりの画面を、カメラで撮影したものをアップしておきます。

 まずはuhbの風景社印の紹介です。デザインは同社のマスコット・キャラクターのミチュです。

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 福本工業のものは、生存中は同社のマスコット犬であったチョコとウッドサークルのデザインです。

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 風景社印についてコメントする福本工業の福本義隆社長。

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 エイブルソフト社の風景社印のデザインは、札幌市防災センターとアサヒビール北海道工場です。

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 クリプトン・フューチャー・メディア社の風景社印は、同社の近くにある大通公園にあるマイバウムをデザインに取り込んでいます。

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 つうけんアドバンスシステム社の風景社印のデザインは、創成川通にある一等三角点と創成川通です。

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優駿の里の日高幌別駅

 高校の同期会に参加のため、浦河町の入浴兼宿泊施設のアエル(AERU)に一泊したことがある。施設の場所は浦河町西茶にあり、一番の最寄りの駅は日高幌別である。プラットホームに降りて、遠ざかって行く1両列車を見送る。この辺りは軽種馬の産地で、牧場が集まり、調教場の広大な敷地が広がって、優駿の里の呼び名がある。駅舎は郵便局と兼用となっていて、建物の正面には馬の頭部の飾りが優駿の里の駅であることを伝えている。

ミラーには 列車見送る 我が姿

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優駿の 頭部駅舎を 飾りたり

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2010年07月21日

頭の中には昭和しかない

 今夜(21日)のHBCラジオ番組「今夜も多恵子のふたり言」を聞いていて、ある言い間違いに気がついた。風景印の話で、「平成21年」と言うべきところを「昭和21年」と言っている。自分の頭には平成は無く、昭和が占めているのである。平成と昭和を間違えるなんて・・・

下向きの素朴なピーマンの花

 庭に植えてあるピーマンに目が行くのは、緑の実が大きくなる時期である。実になる前の花に注意が行くことは、花の写真でも撮ろうとしない限りは、ほとんどない。一般に野菜の花は控え目のところがあって、実のための花という感じを強くする。これに対して、園芸用の花は花そのものが目的で、大きな顔をして咲き誇っている。下向きに咲くピーマンの花は、白い花弁に隠れるように黒紫の蕊が見え、味がある。この白い花が緑の実になるとは、花の色からは想像するのが難しい。

白き花 緑実変わる 素朴花

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下を向く 花の暗示は 実の下がり

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ラベンダー畑の人と犬

 観光客で込み合っている富良野の富田ファームに寄ってみる。カメラアングルによっては、花より人混みを撮ってしまうことになりそうである。しかし、花畑だけの写真だと、なんとなく物足りない。花以外のものも入れた写真を、と思っていると、ちょうど犬を連れて写真を撮っている女性がいたので、被写体として撮り込んでみる。ポピーの花が盛りで、赤、白、ピンクの色が花畑の斜面を埋めている。ポピー畑に接して、ラベンダー畑があり、こちらは紫色の絨毯が敷かれている。

左手で 犬を制御の 右手撮り

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花畑 ポピー変わりて 紫絨毯(しじゅうたん)

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丸太置き場に隣接する西様似駅

 西様似の駅は海岸から離れたところにある。駅に近づく列車の車窓に車両の待合室が見えてくる。駅は、丸太木が置かれている広場と隣り合わせである。西様似駅も鵜苫駅と同様に車両の再利用で、車輪部分を取り除いた車体部分が待合室として置かれている。乗降客も居ないので、一両のワンマン列車は止まってドアを開け、すぐ閉めて駅を後にする。この停車時間では、カモメや風船が描かれた車両待合室の写真を撮るのが精一杯である。

車両駅 車窓に見えて 西様似

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丸太木の 置き場と駅舎 隣組

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2010年07月20日

小坊主弟切(こぼうずおとぎり)の和名のあるヒペリカム

 庭にヒペリカムの花が咲いている。詳しい名前はヒペリカム・アンドロサエマムのようである。和名の漢字名は小坊主弟切である。ここで弟切の名前は、兄の秘薬の秘密を他人に漏らした事で、兄が弟を切り殺した言い伝えによると知ると、小坊主弟切の名前は出さずヒペリカムで通したいところである。仏像の光背の光の筋のような雄蕊が、幾本も雌蕊の周りに伸びている。雌蕊の黄色の子房が膨らんできて、これが赤い実になっていく。花でも、実に変化しても楽しめる植物である。

蕊(しべ)の消え 小坊主頭 赤味射し

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雄蕊伸び 子房光背 光筋

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牧場に接する絵笛駅

 駅名標には「えふえ」とある。しかし、隣駅のある浦河に住んでいた頃には「えぶえ」と呼んでいた記憶がある。名前の由来が、アイヌ語で小山を意味する「エブイ」にあるので、「えぶえ」の発音が元の地名により近い。駅といっても、農場や牧場に接して小屋のような待合室と、申し訳程度のプラットホームがある。見晴らしのすこぶる良い牧場の柵の内には、生まれて間もない子馬が親馬と一緒にくつろいでいる。この子馬には、やがて競走馬として疾走する運命が待ち構えている。

駅名は エブイから来て 絵笛(えふえ)なり

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車窓外 くつろぐ姿 親子馬

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初夏を彩るモモバギキョウ(桃葉桔梗)

 キキョウ(桔梗)科ホタルブクロ属の花で、葉が桃の葉に似ていることからの命名である。まっすぐ上に伸びる花茎に、薄紫や白い品種の花が下から上へ並んで咲いている。名前についている葉の方はといえば、茎の下の方に申し訳程度についている感じで、花だけが目立っている。桃の葉がどんなものかはっきり覚えていないのだけれど、この花の細長い葉が桃の葉に似ているようには思えない。清楚で涼しげに感じられる花で、この花が咲く頃、北国の初夏が本格的夏に変わっていく。

並ぶ花 桃葉目立たず 初夏の朝

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花開き 蕊(しべ)の住みたる 部屋の見え

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2010年07月19日

多恵子の今夜もふたり言

 今夜(7月19日)23:30からのHBCの標題のラジオ番組で、ゲストで出演して話したことが放送されることになっています(22日まで連続4夜)。新聞に標題の番組の案内が出ていたので転載です。

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シャクヤクの子房の膨らみ

 シャクヤクは花が開きだすと、重なった花びらの塊である。花の盛りを過ぎると、花びらがすっきりとしてくる。花の外側には大きな花弁が並び、その内側に裂いたような細長い花弁が、花の中央の緑色に膨らんだ子房を取り巻いている。マクロ撮影では、このシャクヤクの実(種子)になる緑色の膨らみがピーマンのように見える。庭に咲く花なので、花が咲き終われば翌年のために、花の部分は切り取ってしまう。そのため、実の部分がどのようになるのか、見る機会を逸している。

花の中 子房が告げて 盛り過ぎ

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ピーマンを うどんに盛りて 花の椀

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乗馬のデザインのアエル前のマンホール

 高校を卒業してから50年の節目の年ということで、同期会の会場に選ばれたのが、浦河町の入浴施設もあるホテルのアエルである。温泉施設と書きたいところであるけれど、温泉の基準を満たさないということで、近年は温泉とは呼んでいない。浦河町は軽種馬の産地で、アエルの周囲には牧場や広大な競走馬の調教場がある。アエル前の道路のマンホールには、馬の町浦河を象徴するように、乗馬がデザインされている。マンホールの向こうに、アエルの円形の建物が見えている。

馬産地で アエルの前に 馬と人

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乗馬人 調教場から マンホール

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2010年07月18日

カモメ 7月17日(2010年)

 高校の卒業50周年同期会に出席したとき、特別目的があった訳でもなかったけれど、日高本線の終着駅の様似駅まで行ってみる。駅舎から海に向かって延びる駅前通を進んで、防波堤に出る。海岸線が山の稜線につながり、アポイ岳の尖った頂上が見える。アポイ岳の方にカメラを向けていると、急にカモメが滑空してきて、偶然写真に収まった。カモメにカメラを向けると、水平飛行の演技を披露するかのように、カメラの前を飛んでゆく。その一瞬をどうにか写真に取り込んでみる。

アポイ撮る 画面に浮かぶ カモメかな

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カメラ見て 水平飛行 演技見せ

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名前で損をするハエドクソウ(蝿毒草)

 ほとんど目に留まらない小さな花であるけれど、マクロ撮影の画像を見ると可憐な花である。しかし、漢字名では蝿毒草となり、この名前では損をしている。見かけによらず毒のある花で、根をすりつぶしたものを紙に浸み込ませ、蝿取り紙にしたことからこの名前がついている。ハエドクソウ科に分類されるのはこの植物しかないという特殊性もある。長く伸びた花茎に、まばらについている花を撮影するのは難しく、蚊の寄ってくる藪のところに咲いている花を、どうにか撮ってみた。

揺れる茎 静まり待ちて マクロ撮り

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可憐花 蝿毒草と 名前損

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2010年07月17日

電子39会

 北大電子工学科の第1期生は昭和39年に卒業していて、電子39会という同期会を2年毎に開いている。7月の中旬に白金温泉でこの同期会が、同温泉に1泊で開かれた。

 宿泊ホテルの送迎バスを利用して、JR旭川駅を出発して、富良野のパッチワークの丘を巡った。写真を撮りたくなる田園の丘の景色が続いている。

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 有名な富田ファームの花畑も見て歩く。ラベンダーの花が見ごろである。訪れた客はカメラのシャッターを切るのに余念がない。

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 平日なのに、観光客で混雑している。中国人や韓国人の外国人観光客が目立っている。

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 白金温泉の近くに望岳台と呼ばれる、十勝岳の登山口があり、足を運んでみる。イワブクロ(樽前草)が咲いていたのが印象的であった。

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 望岳台の碑の前で集合写真である。全員で12名。

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 翌朝は好天で、十勝岳の噴煙もはっきり見えた。

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林の中のオオウバユリ(大姥百合)

 オオウバユリは春先には他の草花に先駆けて大きな葉を出しているのをよく目にするのに、夏に入ってこの植物の花の季節を迎える頃に、花と出会うのが珍しくなる。どうしてなのかよくわからない。薄暗い林の中でオオウバユリを見つけて撮影すると、フラッシュで花の白さが強調される。大きな株になると、茎にいくつもの花がついて咲いている。この花の根から澱粉が採取でき、アイヌ民族の食料になったことがある。花が終わると沢山の種子がついた鞘状のものが現れてくる。

フラッシュで オオウバユリの 白さ増し

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音の無き ラッパ演奏 ユリの花

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2010年07月16日

大きめの小屋駅舎の神楽岡駅

 富良野線で、旭川の隣の駅が神楽岡駅となる。駅の西側に国道237号が線路と並行に延び、駅の西側は旭川市神楽地区、東側は神楽岡地区である。無人駅なので、駅舎は待合室だけで、窓のついた大きめの小屋がプラットホームと一体となっている。小屋の内には乗客のためのベンチがあり、座布団代りの敷物が敷かれている。警笛が鳴ってワンマン列車がプラットホームに進入してきて、1,2名の乗客を乗せて、終着の旭川駅に去っていく。

無人駅 敷物迎え 駅舎内

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ワンマンの 表示を見せて 列車去り

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2010年07月15日

デザインの奇抜な花菖蒲

 庭に咲いている花菖蒲の花弁にある筋模様を見ると、花とは思えない奇抜なデザインである。模様の部分だけのマクロ撮影の写真だけを示されると、これが花菖蒲であるとわかる人はほとんど居ないのではなかろうか。ロケットエンジンの噴射実験の写真のようにも見えてくる。花自体も、入り組んだ構造になっていて、こちらも花模様同様奇抜な立体デザインである。花菖蒲は夏を告げる花であり、札幌の八紘学園の花菖蒲園が市民に開放される頃には、道都も本格的な夏を迎える。

エンジンの 噴射実験 花模様

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花菖蒲 立体デザイン 奇抜なり

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とうが立った小松菜の花

 野菜などで「とうが立つ」という表現があり、「とう」を漢字で書くと薹となり、難しい字である。葉物の野菜が、若葉の食べごろを過ぎ、花軸が伸びて花をつけたりするとこの表現が用いられる。小松菜の葉にとうが立って花が咲いている。花弁が4枚で、撮り方によって、蝶の形にそっくりに見えてくる。小松菜は葉を食べるけれど、花の方も和え物にして食べることがある。野菜の花は一般に華やかさはないけれど、食べられることになれば、舌にも目にも、味わい深いものがある。

小松菜の 葉上に飛んで 花の蝶

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とうが立ち 花の蕾を 目で食し

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2010年07月14日

uhbスーパーニュース

 北海道文化放送(uhb)のスーパーニュース(道内)の取材があった。風景社印の取り組みに関するもので、本日(14日)以降の同番組(道内の話題なので6時20分頃からだろう)で放送されるらしい。詳しいスケジュールは聞いていない。
 テレビ取材では、こちらがカメラに写され、取材の状況を、逆にこちらからカメラに収める余裕はないのだが、この取材時ではたまたま取材状況を撮る機会があった。番組のディレクターは女性のAさんで、拙著のカメラ撮影を手伝っている。場所は「eシルクロード研究工房」である。

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追記:uhbの担当者から電話があって、本日(14日)のスーパーニュースで、午後6時半以降に放送予定とのことである。

追記2:スーパーニュースでテレビ放送されました。デジカメで放送画面を撮って、はっきり写せた一枚を載せておく。福本工業のウッドサークルのデザインは現地の録画も映しだっされていた。エイブルソフト、クリプトン・フューチャー・メディア、つうけんアドバンスシステムの風景社印も画面に出てきていた。テレビでも取り上げられたからには、最終目的の本の出版まで辿りつきたいものである。

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来客

 来客有り。庭の紫陽花を見せ、記念撮影。満足顔であるけれど、この顔はヘリウム栄養を供給しないとやせ細る。なかなか面白い客である。

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園芸種のブローディア

 いかにも園芸種であると思われる花が、庭に植えられているのを目にすることがある。ブローディアもそのような花の一つで、白い花弁に、藍色の線が引かれて、洒落たデザインである。ブローディアは総称であり、個々の品種の名前でいうと、写真のものはトリテレイアと呼ばれるものらしい。花弁は6枚あり、筒状の花となっていて、上向きに咲く花なので、花弁に入った線が目立つ。葉は申し訳程度に茎の下の方にあるので、その分花だけが目立ち、やはり園芸用の花である。

藍色の 線の目立ちて 園芸種

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遠慮する 葉を押しのけて 筒の花

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2010年07月13日

アスチルベは升麻の花

 この花の別名にはショウマ(升麻)、アオモリソウ(泡盛草)、アケボノショウマ(曙升麻)がある。升麻はその根茎が漢方薬として用いられる植物である。升麻は小さな花が群がって枝についていて、マクロ撮影では、どこかの部分にフォーカスを合わせると、他の部分は雲のように写り、別の株の花が近くにあるようにも見える。赤い花びらに白い雄蕊の一団を離れたところから見ると、色が混じり合って桜色に見える。蕾の方は未だ緑色が残っていて、桜色のバックに緑が映える。

紅花弁 蕊の白さで 桜色

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桜色 蕾の緑 引き立てて

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朝の食卓・風景社印

 北海道新聞朝刊(2010・7・13)「朝の食卓」から転載。

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保存樹と共存の千代ヶ岡駅

 この駅舎前には国道に面して広場があり、車なら大きな木の間から広場に入るようになっている。四本ある大木は指定保存樹のヤチダモとハルニレで、1936(昭和11)年この駅が出来たことにより引越していった神社の境内にあったものである。大木のある駅前広場の少し高いところに駅舎がある。無人駅にしては比較的大きな駅舎で、駅舎からプラットホームに出てみると、丁度列車が入ってきて停車している。一両編成のワンマン列車は、直線線路の端となる次の北美瑛駅に向う。

千代ヶ岡 保存樹守る 駅舎なり

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向かう先 直線路端 北美瑛

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2010年07月12日

観光に組み込まれた美瑛駅

 語源になったアイヌ語の地名「ビイエ」(濁った川)から「ビエイ」と間違えられ、美しい玉の光、といった意味の漢字が当てはめられた。得をしたと同時に、本当に名前の通りになり、今や花や田園の美しい風景を売りにした、北海道有数の観光地である。交通の基点の美瑛駅そのものが、観光に組み込まれ、美瑛軟石で造られた駅舎前には手入れのされた花壇があり、土産物屋が並ぶ。対照的に、プラットホーム側は駅の勝手口の風情である。

軟石の 駅舎引き立て 花壇かな

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ホーム側 観光駅の 勝手口

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ぜるぶの丘の花キルト

 美瑛町から旭川方向に向かう国道237号沿いに、「ぜるぶの丘」と呼ばれる花畑が広がっている。丘の名前は「かぜ」「かおる」「あそぶ」の語尾をつなげて命名したそうである。この丘には「亜斗夢の丘」の別名もあり、これは花畑を造り管理しているアトム農機の社名から採られたようである。命名は今一であるけれど、色とりどりの花のパッチワークで作られたキルトの花布が広がっている。モデル嬢による映像収録が行われていて、こちらは遠慮しながらカメラに収めてみた。

花キルト 花でつないで 丘飾り

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モデル嬢 花と競いて 録画撮り

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2010年07月11日

長い直線線路の途中の西瑞穂駅

 国道237号に沿った線路に、駅舎といえるかどうか、プラットホームに小屋同然の待合室がある。覗いてみると、小屋の中には列車の時刻表があり、客のためのベンチに円形の座布団が敷かれてあった。富良野線でも、直線部分の長い区間の中間辺りにあるこの駅の南北方向を見ると、田園地帯にまっすぐに延びた線路しか目に入ってこない。それにしても長い直線の線路である。色の乏しい単調で無機質な線路に、プラットホーム脇に生えている野花が、かろうじて色を添えていた。

直線の 鉄路の延びて 田園地

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色の無き ホームを飾る 野花かな

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匂いのあるアップルミント

 ミントは日本語ではハッカ(薄荷)のことである。ミントの語源はギリシャ神話のニンフのメンテーからきていて、匂いのあるハーブでミントの名前で呼ばれるものがある。他の植物の匂いに似ていると、その植物の名前をミントと一緒にして名前にしている。例えば、リンゴの匂いがすれば、アップルミントと呼んだりする。実際のところ、アップルミントがリンゴの匂いがするかと問われると、自信をもって答えられないところもある。しかし、匂いのある植物の点は間違いない。

名前から リンゴの匂い 嗅ぎ求む

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穂に並ぶ 小さき花の ハーブなり

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2010年07月10日

爆発するアストランティア・マヨール

 庭の片隅に、ひょろりと伸びた茎の先に、すかすかの葱坊主をつけたような花が咲いている。いかにも園芸品種の花で、名前の見当もつかない。こんな時の常套手段で、ネットを利用して調べて、表題の名前に行き着いた。園芸分類ではセリ科アストランティア属の花である。放射状の花びらのように見える苞の上に、粒々の花がこれまた放射状に広がる。蕾の花のマクロ撮影では、中央に赤い部分が見え、爆発で礫が飛んできているように写る。見ても、写真に撮っても面白い花である。

変わり種 花の異端か 園芸種

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花爆発 蕾の礫の 飛び散りて

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八重咲きホタルブクロ

 ホタルブクロとは云い得て妙な花の名前である。花弁が、膨らんだ袋のようになっていて、この中に蛍が入ってしまう、あるいは蛍を閉じ込めて持ち運ぶ、といった話からの命名である。外側から見ると、確かに蛍を入れるサイズがある。普通のホタルブクロは花弁が一重で、中には蕊があるだけである。しかし、八重咲きのホタルブクロもあって、こちらは下から花の中を覗き込むと外側からは見えない花弁がある。こうなると蛍が入るスペースが取れるのかな、と妙な心配をする。

名を聞けば 蛍を入れて 眺めたし

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八重咲きで 蛍入る場所 狭まりて

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2010年07月09日

隠し文字

 今日は面白い事を聞いた。写真のお札の部分に隠し文字がある。つなげるとニホンと読める。文字があまりにも小さいので、肉眼では勿論、ルーペを使っても判読が難しい。これは国家機密のようで、ここに書いてしまうと、危険かも知れない。

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初夏を告げるセージの花

 セージはハーブの一種で、ハーブティーにしたり、肉の臭みを除くために用いられたりする。ソーセージの語源になったという話も耳にする。茎が木質化するので、花を草花と呼ぶべきか木花と表現すべきか、専門家でないのではっきりしない。花は薄紫で、伸びた花茎に沢山ついて咲く。個々の花は唇状で、口を大きく開けて、大きな舌を出しているように見える。真上から撮影すると、四方八方にラッパを並べているようようでもある。夏の到来をラッパで告げている風情である。

庭仕事 急かせる初夏の セージ花

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ラッパ塔 四方八方 季節告げ

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小さな花のオオミムラサキコケモモ(大実紫苔桃)

 花好きの人の家の鉢物棚にあったものを撮ってみた。パープルクランベリーやガビオオムラサキサンゴ(峨眉大紫珊瑚)の別名があり、後者の別名は原産地の中国での命名であろう。峨眉は峨眉山に生育しているので名前に取り込まれたのだろうか。花は小さなもので、角度によって星形にも見える。薄い花びらを広げている様子は、可憐という言葉が当てはまる。この花が紫色の実に変わっていき、いくつもの実が狭い鉢の中に生っているけれど、これらの実は食べることができない。

花よりは 虫の羽かと 小花弁

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生った実は 食すことなく 鉢の中

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2010年07月08日

爪句とは何か-その8

 これまで出版してきた爪句集豆本に「爪句とは何か」の解説を行ってきている。その解説6で、「爪句とは 写真散文 見出しなり」と書いている。これは、写真に加えて散文、つまり写真に関する文章があって、その文章の内容の見出しを5 7 5で表現したものを爪句と捉えることもできる、と解説している。今回は、爪句集でのこの散文について考えてみる。
 爪句集は写真集に重きを置くのか、それとも句集がその本質なのか、と問われると、的確に答えられない。そのどちらでもある、といったあいまいな答えしかない。それに、爪句集には200文字程度の文章、これを爪句文としておく、がつく。これは爪句集の写真、爪句と一体となって欠かせないものにしている。
 写真、爪句、爪句文と並べて、制作の難度を問われると、筆者の場合、この順番は逆となる。つまり、写真撮影が最も簡単で、爪句文を書くのが、一番頭と時間を使う。爪句の句作は、その中間に位置する難度となる。
 写真は思考作業の産物ではなく、感性に頼った画像の記録である。撮影の現場に行くまで時間がかかるとしても、現場ではカメラのシャッターを押す一瞬の行為があるだけで、文章における推敲作業のような、頭を使う作業が残ることはない。爪句の句作も、文芸性などとだいそれた事を考えなければ、5 7 5の単語の並びを適当に考えればよい。
 本爪句集の爪句文は200文字程度である。これは、最初は印刷のレイアウトから決まってきた経緯があるけれど、この文字数に後づけの理屈をつけたくなった。屁理屈には違いないのだけれど、200文字の根拠である。そこで、文字の作る空間(次元)というものを考えてみた。
 データの観点から、文章は1次元で、写真は2次元と表現される場合がある。文字を2次元空間に正方形に準じて並べて、文章を視覚的に表現することを考えてみる。2x2、3x3、4x4、5x5という字数で文章の音(文字)を格子状にして並べてみる。例として、「君・誰」「名前・何と・言うの」「お名前・漢字で・お書き・ください」「ご氏名は・空欄に・右詰めで・記入-お願いします」といったような視覚的文字の正方形を作ってみる。
 一般に、短い文章では、短いことばをつなげて終わる。文章の全体の文字空間が小さいと、文字空間の正方形の縦横が小さい。文章が長くなるほど、区切りの語句が長くなり、句の数が増える傾向にある。そこで、語句の区切り(爪句の5音、7音)の説明に要する文字空間として、正方形を仮定して、5音であれば5行、7音であれば7行の文字空間を考えて、この空間内に爪句文を納めてみることにする。
 つまり、爪句の5文字を5倍し、7文字を7倍したものを合わせた文章空間を仮定して、5x5+7x7+5x5=99(文字)で一句の爪句文の文字数にする。2句あればその2倍の200文字をもって爪句文の文字数にする。
 この文字数を割り出してくる根拠は、最初に書いたように何もない。文字空間など屁理屈である。しかし、屁理屈でも文章と写真のデータの次元に関連して、爪句文の文字数を200文字に合わすことができた点に満足している。
 最初の創作の難易度の話に戻ると、爪句制作の作業の順番は、まず写真が最初にくる。次に簡単な処理を考えて、爪句を作り、爪句だけでは説明の足りない部分を爪句文で補う、といった作業の流れになるだろう。しかし、爪句文を先に書いていくと、爪句は自ずと出てくるのも事実である。
 さらに、最初に写真ありきも、爪句文を書き、爪句を作っておいてから、それに合う写真を撮る制作過程も考えられる。漫然と写真を撮るより、爪句文の骨格が頭の中にあって、爪句の素案に添いながら写真を撮る方法である。こうなると、風景の切り取り方、強調したい部分、対象の組み合わせ方と、あらかじめシナリオに添った、考える写真撮影ということになり、爪句写真撮影の手法として進化させてよいテーマである。

実をつけないジャガイモの花

 ジャガイモの花はよく見ると優雅である。白い襞のある服を、黄色の身にまとっているようである。黄色の部分は葯で、花粉を入れておく袋である。葯は雄蕊に相当するもので、トウモロコシの色と形に似ていて面白い。葯に囲まれて雌蕊の柱頭が顔を出している。こんなに沢山の花が咲くのに、ジャガイモの実(果実)はほとんど見ることはない。実にもならない花がこんなに沢山咲くのが不思議である。ジャガイモは地下に育つ芋が食用となるので、この不思議は問題にもされない。

ジャガイモは 花実に成らず 咲き競い

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白服で 黄色身葯が お洒落かな

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2010年07月07日

夏から咲くマツムシソウ(松虫草)

 花の名前は、松虫の鳴く秋に咲くことに由来するとの説があるけれど、夏に入ればもう咲いている。草丈のある花で、細長い茎の先端に花がついていて、少しの風でも揺れるので、風の無い時を選んでマクロ撮影を試みる。園芸種では赤、白、青と花の色も多様で、背の低い品種もある。蕾を撮ると、ブローチか布で出来た針山のようでもある。蕾が割れて花が開くと、円筒状の花がきれいに並んでいる。外側の花が飾り花のように大きく、細長い茎の上に花ボールになって収まっている。

針山は マツムシソウの 蕾なり

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夏進み 外から割れる 花の筒

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生垣のイボタノキの小さな花

 生垣に白い花が咲いている。近づいて見ると、筒状の小さな花が枝の先に集団になって行儀よく並んでいる。イボタノキの花である。生垣として利用され、その他楊枝や器具の柄としても用いられる。ライラックを栽培する際の台木にもなる。盛りの花の周りをハチが飛び交っていて、ハチにとっても蜜を集めるのに格好の花のようである。生垣の下の歩道は散った花びらで白くなっている。散る際に蜘蛛の糸に捉まってしまった花が宙に浮いていて、微風でも花が動くので、撮影が難しい。

生垣に 花の整列 イボタノキ

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蜘蛛の糸 木花下げたり 夏の朝

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2010年07月06日

多恵子の今夜もふたり言

 HBCラジオに表題の番組がある。河原多恵子さんがパーソナリティを勤める長寿番組である。この番組からお声がかかって、話しの録音にスタジオに行ってくる。放送は7月19日(日)~22日(木)の23:30~である。
 局内の写真を撮るのを忘れたので、行きがけに撮った「リーブルなにわ」の自著の写真を載せておく。左側隅に写っている「さっぽろ花散歩」が話の主題で、それに関連して都市秘境、爪句等の話をした。それにしても、地名とかが急に口に出て来ない時があって、これにはまいる。「サッポロさとらんど」が出てこなくて、「あのモエレ山の見える、広い公園で、何と言ったかな、その・・・」とか話が止まってしまう。イヤホンを通して助けが出たからよいようなものの、齢による物忘れの進行を再確認で、悲しくなる。
 言い間違えもあるようで、ラベンダーの話題で、諏訪神社というべきところを相馬神社と言ったような気がする。放送された時、聞いて確かめてみようとは思うけれど、物や場所のイメージと名前をつなぐシナプスがいかれている感じである。まあ、老化なんでしょうね。

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和紙で出来たようなフウロウソウ(風露草)

 花びらの質感は、和紙から切り出して花にしたかと思えるほどで、花弁に張りのある強そうな花と対照的である。しかし、見かけによらず、この花は生命力の強い花のようで、庭のあちらこちらに集団の株になって毎年咲いている。フウロウソウは総称的呼び方で、種類の仔細を詮索すれば、色んな種類がある。しかし、細かな種類の判別は脇において、この写真向きの花を飽かず撮ってみる。花びらのカーテンに朝日による蕊の影ができたりして、朝の時間を楽しむ格好の相手である。

質感は 和紙を切り取り 造り花

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花びらに 蕊影(しべかげ)写り 花カーテン

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2010年07月05日

名前の面白いスイセンノウ(酔仙翁)

 京都嵯峨野の仙翁寺に植えられていたので、それが名前の一部になったといわれている。花が赤いので、酔った状況を連想させるので「酔」の一字がついたらしい。都会の花壇でもよく見かける花で、育て易い花のようである。葉や茎が柔らかい毛で覆われていて、フランネルの感触に似ていることからフランネルソウの別名がある。花の上から撮ると布を円形に切ったように見える。少し横から撮ると、花の中心に盛り上がった部分が見え、火山から溶岩が流れ出しているのを連想する。

円形に 布地切り出し スイセンノウ

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溶岩が 流れた跡が 花となり

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花の集団のノコギリソウ

 ノコギリソウは、葉に切れ込みがあって鋸のように見えることからきている。花が集団になって、茎の先に花の傘を開いたように咲いている。マクロ撮影では必然的に上からとなり、名前の由来となった葉は写ってこない。それにしても、マクロ撮影で写った花の一つひとつを見ると、花びらを厚手の布で手作りした造花のようにも見えてくる。この花に、葉の形で鋸の名をつけてしまったのは、興ざめなことである。これだけ花が重なると、個々の花が上に顔を出そうとして必死である。

この花に ノコギリソウと 無粋なり

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個々の花 顔を出そうと 必死なり

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2010年07月04日

ナワシロイチゴの小さな花

 遊歩道を歩いていると、小さな花が目についた。後で調べるとナワシロイチゴのようである。蕾が開き出したものから、花が開き切ったものまである。小さな花なので、肉眼では、赤いものがある程度にしか見えないけれど、パソコンの画面に拡大された花は観賞に値する。イチゴなので、花が散れば、野イチゴに特有な粒々の実になってゆくのだろう。しかし、その変化は花の状態からは予想し難い。花の時には見向きもされないけれど、実になると摘み取られる運命が待っている。

野イチゴの 小さき花が 宙に浮き

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花が実に 変わる季節の ドアの前

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半日花のムラサキツユクサ

 ムラサキツユクサは早朝に咲き始め、午前中には花を閉じてしまう。切花にして、室内に置いておいても、咲き時間を守ることは変わらない。花が閉じた後は、緑のガクで囲まれた内部が実に変化しいて、下に垂れ下がるようになる。これから咲く蕾と、咲き終わり萎んだ花は外見上見分けがつかないけれど、上向きか下向きかで蕾か実かがわかる。開いた花の花びらと雄蕊の花糸の鮮やかな紫色に、雄蕊の柱頭の黄色が映える。早朝に咲くので、蜂も早朝出勤で花の蜜を集め回っている。

花びらも 花糸も紫 早き朝

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早起きの 仲間に蜂も 加わりて

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2010年07月03日

恵迪の森の恵迪寮碑

 かつて木造の4棟が並んでいた北大の恵迪寮の横に原始林があって、それが今は恵迪の森と命名されている。この恵迪の森を分断するように延びている道路の横に恵迪寮碑があり、恵迪寮の由来についての碑文がはめ込まれている。自然石の碑の表面には恵迪寮の名前の基になった「書経」の一節「恵迪吉従逆凶惟影響」(迪(みち)に恵(したが)えば吉、逆に従えば惟(こ)れ影響)が大きく刻まれている。恵迪の森はオオハナウドの咲く季節になると、この草丈のある花が目立つ。

恵迪の 寮名由来 碑の刻字

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恵迪碑 オオハナウドが 飾りたり

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瑠璃色のロベリア

 道路脇の花壇などに咲いていると、いかにも園芸用の花である。ルリチョウチョウ(瑠璃喋々)の別名があり、花の色は紺、青、藍といった色で表現でき、瑠璃色と表現しているのだろう。蝶々の方は、花の形が蝶々に似ているためであろうと思われるけれど、どの部分を蝶に見立てるのは人によって見方がかわるかもしれない。筒状の花が大きな三枚の花びらと二枚の小さなものに分かれているので、これらが蝶の四枚の羽と胴体部分に見立ててのことなのだろうと思っている。

瑠璃色は ロベリアの色 確かめ見

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ロベリアに 蝶の形を 当てはめて

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2010年07月02日

早起きのムラサキツユクサ

 ムラサキツユクサは早起きで、早朝に庭で花を開いている。切花にして花瓶に挿しておいても、朝、窓の外が明るくなってくると花が開いてくる。しかし、窓の外が暗い時間に蛍光灯をつけて仕事をしていると、朝と間違えるせいか、蕾が膨らんでくる。面白い花である。

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 開いた花は午前中には閉じてしまい、外側がガクで覆われて、蕾のように見えてくる。この萎んだ花のガクの中を見ると、既に実に変わっている。一見してわからない蕾と実は上向きか下向きかで判別できる。上向きのものは蕾で、次々に花に変わっていく。実の方は下向きになってしまう。切花にして毎朝みていると、新しい蕾が開いて、実が下の方を向く変化を、何日も繰り返している。早起きに加えて、規則正しく丈夫な花でもある。

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花弁の無いフタリシズカ(二人静)

 春先に咲くヒトリシズカ(一人静)がある。静御前の舞姿からの命名とされている。そこで、フタリシズカとくれば、ヒトリシズカの花茎が一本のところ、これが二本になったものと思って、ヒトリシズカの咲く時期にフタリシズカを探してみる。しかし、これが見つからない。それもそのはずで、フタリシズカはヒトリシズカとは別物の花で、花弁がなく、3個の雄蕊が丸くなって子房を包んでいて、粒状の花のついた花茎が伸びている。夏になっても咲いているのを見ることができる。

林中(はやしなか) 静御前の 二人居て

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蕊(しべ)球が 花茎に並び 静花(しずかばな)

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2010年07月01日

大視界に花のある札幌岳山頂

 札幌岳は豊平峡ダムの近くに登山口があり、冷水沢川に沿って登山道路が延びている。登山道は、登り始めは森林地帯のなだらかな道で、途中北海学園大学の冷水小屋から急坂になる。ここを過ぎて、初夏でも雪の残っている道を登って頂上である。頂上に山名の標識があり、標高の1239mの数字が読める。天気がよければ羊蹄山や、無意根岳、空沼岳と名だたる山々が視界に飛び込んでくる。頂上の足元の緑に目をやると、コケモモの花やゴゼンタチバナの小さな花を見ることができる。

山頂で 標高値見て 大視界

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コケモモが 初夏の山頂 花開き

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ワスレナグサ(勿忘草)の飾り

 急流の傍に咲いていた小花を摘んで恋人に贈ろうとして、流れに消えた騎士が、小花を岸に投げながら「私を忘れないで」と叫んだという悲しい逸話が、この花の名前で語り継がれ、和名では勿忘草となった。花は本当に水辺に咲いているけれど、園芸種が水のない庭にも咲いていて、集団になって地面を埋めている。花の中央にリング状の盛り上がりがあり、色が白や黄色で、洒落た花の中の飾りである。盛り上がりの中に雄蕊と雌蕊があるけれど、小さ過ぎてはっきりしない。

庭に咲く ワスレナグサは 地の飾り

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花の中 飾りを加え リングなり

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