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2010年07月19日

シャクヤクの子房の膨らみ

 シャクヤクは花が開きだすと、重なった花びらの塊である。花の盛りを過ぎると、花びらがすっきりとしてくる。花の外側には大きな花弁が並び、その内側に裂いたような細長い花弁が、花の中央の緑色に膨らんだ子房を取り巻いている。マクロ撮影では、このシャクヤクの実(種子)になる緑色の膨らみがピーマンのように見える。庭に咲く花なので、花が咲き終われば翌年のために、花の部分は切り取ってしまう。そのため、実の部分がどのようになるのか、見る機会を逸している。

花の中 子房が告げて 盛り過ぎ

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ピーマンを うどんに盛りて 花の椀

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