2010年07月01日
ワスレナグサ(勿忘草)の飾り
急流の傍に咲いていた小花を摘んで恋人に贈ろうとして、流れに消えた騎士が、小花を岸に投げながら「私を忘れないで」と叫んだという悲しい逸話が、この花の名前で語り継がれ、和名では勿忘草となった。花は本当に水辺に咲いているけれど、園芸種が水のない庭にも咲いていて、集団になって地面を埋めている。花の中央にリング状の盛り上がりがあり、色が白や黄色で、洒落た花の中の飾りである。盛り上がりの中に雄蕊と雌蕊があるけれど、小さ過ぎてはっきりしない。
庭に咲く ワスレナグサは 地の飾り
花の中 飾りを加え リングなり
- by 秘境探検隊長
- at 02:43
comments