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2010年07月02日

早起きのムラサキツユクサ

 ムラサキツユクサは早起きで、早朝に庭で花を開いている。切花にして花瓶に挿しておいても、朝、窓の外が明るくなってくると花が開いてくる。しかし、窓の外が暗い時間に蛍光灯をつけて仕事をしていると、朝と間違えるせいか、蕾が膨らんでくる。面白い花である。

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 開いた花は午前中には閉じてしまい、外側がガクで覆われて、蕾のように見えてくる。この萎んだ花のガクの中を見ると、既に実に変わっている。一見してわからない蕾と実は上向きか下向きかで判別できる。上向きのものは蕾で、次々に花に変わっていく。実の方は下向きになってしまう。切花にして毎朝みていると、新しい蕾が開いて、実が下の方を向く変化を、何日も繰り返している。早起きに加えて、規則正しく丈夫な花でもある。

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