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2011年10月01日

石狩の浜に異形を晒す無辜の民

 本郷新は、札幌大通公園の「泉」の作家のイメージが強く、テーマが若い女性で具象的作品が代表作と思い込みがちである。しかし、反戦を半具象化した「無辜の民」シリーズとして15作品を制作している。その内の「虜われた人I」の小品を大きくしたものが「石狩」碑として石狩の浜に置かれている。ここでは、北海道の開拓で命を落としていった開拓民の鎮魂の意味を込めているようである。ススキが繁り人工物の無い荒涼とした砂浜は、この作品に相応しい舞台を提供している。

無辜の民 異形を晒し ススキ浜

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石狩の 空海掴む 手が開き

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2009年02月10日

サキソフォン吹きと猫のいる風景-旭川駅前通

 旭川駅前に伸びる通りは、冬まつりの期間中は氷像の展示会場になる。氷像制作の時間が取れないせいか、祭り初日でも氷の固まりから像を彫り出す作業が行われている。通りには、ところどころブロンズ像も置かれている。黒川晃彦の「サキソフォン吹きと猫」と題されたユーモラスなブロンズ像がある。寒い冬は、猫も帽子と胴巻きで防寒対策である。しかし、帽子は猫の耳を覆っているので、感度の良い耳で音楽を楽しもうとしているのが妨げられるので、帽子は工夫が必要である。

サキソフォン 聴く猫の居て 冬まつり

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身づくろい 自慢の耳を 塞がれて

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