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2008年03月13日

爪句集-建物とパノラマ

 爪句集の2集目はこの章立てで最後です。10章あり各章10テーマで全体では100テーマにしてあります。100テーマですと爪句は200句になります。現在最終校正段階で、それが終わると印刷・製本でその後の難問、販売が控えています。
 自費出版本で札幌の書店に並べてもらって、2年近く経って清算する段階で2冊しか売れなかった本もあります。千冊刷ってたったの2冊です。無駄な努力の見本みたいなものです。でも一方で何千冊か売れる本もある。その差は何かについて考察すると長くなるのですが、結論的にいえば「他人は自分ではない」という辺りの考えにまとめることができます。後は気分の向いたときにでも書きます(ここら辺も「他人は自分ではない」の例かもしれません)。

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2008年03月08日

爪句集ー古い家

 爪句集の2集目の校正も第二校まで進みました。ただ、校正は著者がいくらやっていても肝心なところに目が届かないことがあります。著者が思い込みで書いていて、実際はそうではない事柄は、何度読んだところで校正にはひっかりません。世の中もそうで、自分の意見だけが通る組織(例えばワンマン社長)で校正役がいないと、世の中に出して初めて間違った点を指摘されて、後の祭り(倒産とか)になってしまいます。ただ、校正役はあくまでも校正するだけで、著者と校正者が同一の場合を除くと、校正者が本を書く訳ではない点が役回りとしては損との思いも出てきそうです。

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2008年03月04日

爪句集ー建物

 爪句集の二集目のテーマは「札幌の花と木と家」で、家のうちで「建物」の章建てがあります。ただし、歩いていて写真の対象になった建物を拾い集めている、といったところで、沢山の建物が掲載されている訳ではありません。気になった建物で第二集で取り上げられなかったものは、第三集でと思っています。
 豆本爪句集はシリーズで出版してゆこうと思っていますが、さて何集まで出せますか。ただ、今のところ五集ぐらいまでは案があって、このくらい出すと世の中の認知度も高まるのではないかと思っています。世の中に出て行く爪句集の豆本は少ない数で、現在店頭に並んでいる一集目は後に「きこう本」(きこうの漢字が変換で出てきません)になるかもしれず、プレミアムがついて高値で売買されることを夢見ています(夢想家のところがあります)。

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2008年02月29日

爪句集ー木のある風景

 爪句の2集目は花ー>桜ー>紅葉・黄葉ときて、緑の木も含めた風景に移るという章建てです。春のこぶしの花の咲く頃から始まっています。今は辺りの景色は雪一色ですが、もう2ヶ月もすればこぶしの花の季節です。

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2008年02月26日

爪句集ー黄葉・紅葉

 外は雪景色ですけれど、校正準備中の爪句集は黄葉や紅葉がテーマです。爪句集の2集目のタイトルが「爪句@札幌の花と木と家」なので花と並んで木のテーマが入ってきます。何で花だけあるいは木だけにしないかには理由があります。花だけなら花の図鑑でもないので、読者に飽きがくるのではないかと考えたためです。加えて、花を100テーマ(爪句は200)並べると、写真も爪句も駄作が含まれ、もう1年花の季節を待たねばならない理由もありました。第2集の「あとがき」にも書いてありますが、この爪句集は早々に出版せねばならない理由もあって、テーマをいくつも合わせた体裁になっています。

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2008年02月23日

爪句集ー桜

 今日は雪の一日で、これから三ヶ月もすれば庭に桜が咲くのでしょうが、この雪ではそれを想像するのが難しい。でも毎年咲くので、自然の周期性とは大したものです。最近は温暖化がいわれているので自然の周期にも狂いが生じて、桜の開花時期にも影響があるのかな、とぼんやり考えています。雪に閉じ込められて家の中で(雪かき程度はしますが)爪句集ー花編の校正を行っています。この爪句集は十章に分けていて、五章は桜のテーマになっています。

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2008年02月22日

爪句集ー花のある風景

 爪句集の校正作業に入るところです。校正作業は原稿の誤字、脱字とかをチェックするのですが、困ったことに原稿そのものを全面的に書き直したくなります。印刷会社もこれは嫌がるところで、担当者の顔に押し殺した嫌がっている表情が色に出てきて(「忍ぶれど 色に出にけり わが恋は ものや思うと 人の問ふまで」という優雅な表現もありますが)、気の小さな(?)著者としては、直したい点は山々あるのに、相手のこともあるからここら辺で手を打とうか、といった作業が続きます。爪句はその時の気分次第で作っていますので、その気分が消えて、また別の時に写真を見ると別の爪句にもなります。同じような事柄なのに同じ人が時と状況では異なった対応をするようになるのと似ています。といったことを書いて校正作業の心の準備を行っています。

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2008年02月18日

爪句集-花の連想

 花から連想するものを爪句で表現してみました。爪句の家元(?)になるべく、この爪句集では俳号(ここを爪号なんていうまでは飛躍しません)を用いるのも一興かと、曲直にしようかと思っています。そそっかしい人が居て、本名の一字の「由」に縦棒を一本入れて「曲」にした宛名の手紙が届いて、曲がっていたり、真っ直ぐだったりで、私としては自分の性格に良く合っていると気に入っているものですから。ついでに爪句結社「秘境」社主を名のろうかと思っています(爪句自体が軽い乗りですので、ここれも身軽なはなしで、今のところ社中には社主しかいません)。

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2008年02月15日

爪句集ー花の印象

 発行を予定している爪句集の花編はいくつか章建てを行っていて、ひとつの章は“花の印象”にしています。花から受ける印象を拾ってみました。そのカンプ(comprehensive layout)ー見本を載せておきます。カンプなる業界用語も使うほど編集者兼発行者になってきたかとの“印象”です。

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