2008年02月22日
爪句集ー花のある風景
爪句集の校正作業に入るところです。校正作業は原稿の誤字、脱字とかをチェックするのですが、困ったことに原稿そのものを全面的に書き直したくなります。印刷会社もこれは嫌がるところで、担当者の顔に押し殺した嫌がっている表情が色に出てきて(「忍ぶれど 色に出にけり わが恋は ものや思うと 人の問ふまで」という優雅な表現もありますが)、気の小さな(?)著者としては、直したい点は山々あるのに、相手のこともあるからここら辺で手を打とうか、といった作業が続きます。爪句はその時の気分次第で作っていますので、その気分が消えて、また別の時に写真を見ると別の爪句にもなります。同じような事柄なのに同じ人が時と状況では異なった対応をするようになるのと似ています。といったことを書いて校正作業の心の準備を行っています。
- by 秘境探検隊長
- at 03:36
comments
隊長様、ご報告です。
私のブックマークに「秘境100選」と同時に登録した「ひがし小は太陽の子」の21日の投稿に、隊長様に習って爪句が披露されています。
ぜひ覗いてあげてください。
田舎おじさん(さん) 情報有難うございます。「ひがし小は太陽の子」のサイトに飛んでみました。簡単なコメントを書き込んでおきました。
ついでながら、平山郁夫画伯の絵画展のブログの記事に関して、この(日本での)大家の絵の値段は政治銘柄でもあって、庶民の手の届くものではありません。権威が価格に反映されているので、ポスターの撮影だってNOと言われるのもうなずけます。ご本人が権威を振りかざしているのではなくて、周りが虎の威を借りた行動をとっているだけだと推測します。でも、この大家の日本画って値段ほどすごいとも思えないのですが。シルクロードも何か定型パターンでのっぺらな感じで、う~む、技法を習った画学生なら誰でも描けそうな気もします。盲(めくらー禁止用語でしょうか)蛇におじずのコメントです。
凄い痛快なコメントありがとうございます。
なんだか胸のつかえがスーッと取れた感じがします。