2007年02月21日
花の輪の 身にからまりし 夏の精かな
札幌時計台ギャラリーの傍を歩いていたら(懇親会の予約のためです。懇親会の幹事役で、実際に会場まで言って予約したりする役目です)映画の撮影を思しき一団に遭遇した。野次馬根性で聞いてみると、絵に関わるヒロインがギャラリー前を歩くシーンの撮影なのだが、生憎雪が降ってこない。雪が降るのを待っているとのことである(気の長い話ではあります)。ギャラリーの屋上に積もった雪を屋上から降らせては、などと言っている。
そうこうしているうちにギャラリーの持ち主のAご夫妻につかまって、寄って行けと引きとめられる。A氏は名の通ったSF作家である。パソコンを使って創作活動をしている関係上、そこら辺の話とか、ブログの話とか応接室に並べられているA氏のコレクションについてとか、ときどきお会いする時と同じく多方面の話題となる。
このブログに彫刻の写真をアップしていて、彫刻を素材にしてちょっとしたことを考えている当方は、彫刻にも一家言のあるA氏に彫刻の著作権に関して意見を聞いてみる。杓子定規で考えると、制作者の許諾を得ることが前提で、これでは街の中の彫刻の写真を撮って出版物にするのはほぼ不可能である。
これは彫刻家のK先生にも以前聞いてみたことがあるけれど、まあ同様な回答である。で、次の方策を考えることになるけれど、正月にA氏のギャラリーのある時計台文化会館の柱に設置されている彫刻名の定かでない坂坦道の作品を写している。この写真あたりがその方策となるのかな、と考えているけれど、さてどうなることか。
- by 秘境探検隊長
- at 05:19
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