2007年08月12日
メープルシロップ店GAGNON（ギャニオン）
時々、都市秘境探検システム（http://www.hikyo-100sen.com/）のデータを更新しています。「店」のカテゴリーもあって、あまり知られていない店で、面白そうなもの（取材者の偏見で）をみつけてデータを増やしています。カナダのケベックからメープルシロップの直輸入を行っている店を見つけたので訪ねてみました。
店の名前は経営者のケベッコワ（ケベック人の意味、女性ならケベッコワーズ、この呼び方を踏襲すれば札幌っ子はサッポロコワ、女性ならサッポロコワーズとなります。札幌っ子とサッポロコワ、似ていますね。ついでながらパリっ子は男ならパリジェン、女ならパリジェンヌとなります）マーク・ギャニオン氏の名前を採っています。
店内に入ると、メープルシロップのビンが並んでいました。当のギャニオン氏が店番をしています。どうして札幌に店を出したのか聞いてみると、奥さんの香和さんが札幌出身であるのが理由のようです。店の場所等は上記のサイトに載せてあります。
キャバナシュックル（メープルシロップを素材にしたパーティ）の話やケベックの生活の一端を、フランス語（昔を思い出して片言を発音する程度）、通じなければ英語、面倒になれば日本語で雑談です。メープルシロップを出汁にフランス語の会話練習もどきを行った塩梅です。店内にはメープルの樹液を採る取り出し口と樹液を溜めるバケツの実物などの展示があります。ケベック市の観光の象徴のホテル・シャトーフォンテナックの写真も飾られていました。
もう35年以上も昔にカナダ・ケベック州ラバル大学に留学していたことがあり、広い大学構内にもメープル（かえで）の木があって、秋（夏から冬に直行で日本の秋とは違いますが）には急速にメープルが色づくケベックを、昔のラバル大学構内の写真を持ち出してきて思い出しています。
- by 秘境探検隊長
- at 05:14
comments
隊長おはようございます(^^ゞ
メープルシロップといえば、
『大草原の小さな家』を思い出します。
ＴＶ版は、みていなくて、本が好きでした。文章は想像＆妄想？しながらすすんでいくので、楽しいものですm(__)m
以前「大草原の小さな家」のTVドラマがありました。出てくるお父さんは真似ができないくらい立派だった(^^; ケベック州に接してニューブルンズウィック州があり、その先の大西洋にプリンスエドワード島があって、赤毛のアンの物語の舞台です。赤毛のアンの世界を模して北海道にも「カナディアンワールド」のテーマパークを造ったけれど、入りが悪くて閉園になってしまった。北海道でカナダを探す範囲が狭まった感じです。
幻のカナディアンワールド(^-^)
行ったことがあります。
危ないんじゃないかな？と思っていたら、
その内閉館していましたが、現状はどうなっているのでしょうか？
私は近くを通りかかった時、料金設定を見てパスしたことがあります。いくらだったか覚えていないのですが、抵抗感のある入園料ではなかったかと思っています。まあ、本物のカナダを見ているので、日本でわざわざ料金を払ってまで見る気がしなかったのですが、今思えば閉園になるのなら見ておくべきだったかも知れません。
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こんにちは、初めまして。札幌出身で現在モントリオールに住んでいます。札幌でメープルシロップの販売をしている方がいるんですね！しかも
秘境探検隊長さんもケベックにいらしたんですね。どこからここのブログにたどり着いたのか覚えていないんですが、札幌近郊にも沢山の秘境があるんだな、今度帰国のときは行ってみようと思って拝見しています。これからも素晴らしい秘境を楽しみにしています。
erije様
海外からのアクセスがあるとは想定外でした。モントリオールはこの時期暑いのではないかと思います。札幌も今週は猛暑が続きましたが、暑さは過ぎて朝は涼しくなって来ています。モントリオールも夏だと思っていると急に寒くなって、あっという間に冬という季節の変化だと思います。
モントリオールは思い出の地です。ケベック市から車で２～３時間でいけたはずです。ケベック市では手に入らなかった日本食の買出しを口実にドライブをしました。大都会モントリオールに車で入るのはあまり好きではなかったのですが、地図をみながら英語や仏語の環境の中でのナビゲーションで苦労したことも記憶にあります。メープル街道と言われたケベックーモントリオールーオタワの景色が今でも思いだせます。