2007年08月04日
都市の境界
歩いていたり車で走っていたりして、都市の境界は何で分かるか。まず、道路標識である。これは簡単に都市名を書いたものから、カントリーサイン付きの立派なものまである。これに加えて、マンフォールというのも境界の目印になるのに気がついた。
上下水道は都市毎で管理している。マンフォールの蓋には設置した都市のマーク(模様)が刻み込まれている。道路が二つの都市を横切っていると、近くに並んだマンフォールの蓋が別々の都市のマークとなっていて、その間に都市の境界があることが分かる。例えば、厚別東通が北広島市虹ヶ丘から札幌市もみじ台に抜ける場所の歩道のマンフォールは北広島市のものであることが分かり、そこから10メートルぐらいのところにあるマンフォールの蓋には札幌市のマークがある。
注意してみると、道端に市の境界を示す礎石もある。この種の礎石はどこの市でも設置しているようでもないようで、札幌市のものは見つけることができるのに、札幌に接する他の都市のものはお目にかかったことがない。多分、礎石にだって費用がかかることでもあるし、一方の都市が境界をはっきりさせてくれると、張り合うように他の都市も境界の礎石を置く必要もないこともあって、両市の境界礎石が並んで設置されることがないのかな、と推測している。
- by 秘境探検隊長
- at 01:21
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