2008年04月01日
玉の賭け
一昨日の日曜日の夕方のTV番組「報道特集」で、「金より高い石」のテーマで中国の「玉」ブームの話が紹介されていた。ご覧になった方も居られるだろう。北京オリンピックの金銀銅のメダルに玉をはめ込んだことも手伝ってブーム到来で、よい玉になれば金よりも高値で取引される。
この番組を見て、かなり昔、玉で出来た印鑑を中国でもらったことを思い出して、写真の玉の印鑑を見つけだした。印鑑を作った年も彫られていて83年になっているから今から25年も前で、玉ブームとは縁遠い時代にもらっている。
この玉の値段が気になって早速昨日の月曜日、石鑑定もやっている知り合いの中国人のところに持ち込んだ。彼の鑑定結果は驚くべき値段である。丁度今週は北京で玉の大きな市があって、中国国内はもちろん、海外からもバイヤーが集まり、出品された玉製品の売買が行われてるそうである。
紹介状を書くから(当然手数料は支払わねばならない)、北京に飛んでこの玉の市に出品して売買が成立したら高値で売ったらよろしかろう、という助言である。もし、彼の鑑定通りなら旅費をかけて北京まで行っても(その後豪遊しても)十分おつりが来る値段である。
という状況で、今週中(特段の予定もないので)に急遽北京に行くことにするなら、今日、明日にでも北京便の航空券を買って行く必要があるのだが、さてどうしたものだろうか、と思っている。皆さんならどうしますかね。
- by 秘境探検隊長
- at 02:46
comments
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かつて先生にお世話になった者です。今は縁あって旅行業界の某社におります。いつかお返ししたいと思っていたのでちょうどいい機会ですが、先生のメールアドレスがわかりません。私のアドレスをこちらに書くのもネットの特性上危険ですので、北京行きのチケットの発券手続きを得て、(日にちは仮に設定してあるので、電話一本で変更可能です)送らせていただきます。
北京は空気は冷たいのでくれぐれもお風邪を引かぬようお楽しみください。
それまで何かありましたらこちらの投稿欄にて連絡ください。
う~む、私のブログの趣旨にこのメールはなかなか出来た対応です。採点すれば90点ぐらいかな、と思っています(本日話したMさんではないでしょうね)。
これは透明感もあって素晴らしい玉ですね。
今うっぱらわずに、子孫に残すことをお勧めいたします・・・・。なーんちゃってw。
昔、いっしょに香港のjade marketにいったことを思いだいますなあ。あのあと何回も香港に行く機会はあるのですが、玉市場には再訪していません。
今きになっているのは、昔、死者の口に蝉の形をした玉を含ませるという習慣があって、その蝉の玉が素晴らしいものらしいのです。
いつか機会があったら見てみたいです。
(でも、手元におきたいかといわれると、ちょっと気味が悪いかも。)
この日(April 1)は(特定の)人をかつぐ毎年の行事に成功しているし、私はあるいは詐欺師として成功していたかも知れない。こんな事で遊んでいるほど、国内も海外ものんびりしている状況ではないのは重々承知しているのだが・・・ワーキングプアの医者の世界の問題だってあるのに・・・まあ、北海道のお医者さん達には頑張ってもらわねば・・・
さすが、探検隊長には降参いたしました(笑)
一瞬そういう元留学生も居ても不思議ではないと期待が膨らんだのですが(20名近くの外国人博士号取得者の面倒を見ていますので)、冷静に考えればこちらの期待のし過ぎで、このコメントが直ぐに本当ではないと気がつくところが悲しいと言えばいえます。
がーーーーーーーーーん。
ダマサレタ・・・orz
40年間進歩がないです。
がーーーーーーーーーん。
気がついていなかったのだ。
これからの行く末が心配です。
昨日の間違い電話で一瞬不安になりましたが、まだまだ大丈夫ですね。笑。
というか、この記事は歴代の4月1日の中でも見事ですね。もしかしていままでのブログの4月1日も工夫がこらされているのでしょうか。
それにしても、だまされました。本当によい玉だととんでもない値段がつくので、私もおこぼれにあずかれるかと妄想してしまいました。トホホ。
ふむ、ふむ、子孫に美田を残さずというではありませんか。拙著の豆本販売に好意的な札幌の紀伊国屋書店の名前からの連想ですが、紀伊国屋文左衛門は一代で巨万の富を得て、一代でそれを使い切ったそうです。巨万の富を得るより、一代で使い切る方が難しそう。小人はわずかの財を持つと守銭奴になるので、最初から玉のお宝のようなものは持たないのがよい、とまあ持てない(これは女性にではない)者の痩せ我慢です。
痩せ蛙 負けるな一茶 ここにあり
子孫に美田をのこさずとはいい言葉ですね。
四月末に砂川移住ですが、素敵な菜の花畑があるらしいので遊びにきてください。
滝川ではグライダーも楽しめます。
菜の花畑は写真の対象には良いかも知れない。情報をもらった美深のチョウザメ館も見てみたいし。今年は旭川を通り越して手塩川に沿っての探検にでも行ってみますか。