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2008年05月05日

エルフィンを探して

 北広島市が市のシンボルの一つとしてエルフィン(妖精)を採用した経緯はよく分らない。緑豊かな市のイメージとして森の妖精に出番が回って来た、といったところらしい。このイメージ・キャラクター(といった用語があるかどうかは分らないけれど)は、森や林の中を抜けて自然と親しめる環境を生かした、北広島市と札幌市をつなぐサイクリングロードの愛称「エルフィンロード」の名前に採用されている。

 この自転車道を中心にエルフィンの姿を探してみることにする。線路と並行に走る自転車道が北広島駅に近づくと、街路灯の飾りにエルフィンが顔を出す。丁度桜の季節で、透かしの妖精の体の向こうに桜の花が見え、ここで春にはエルフィンは桜の精のようである。

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 道路に目を転じると、マンホールの蓋にエルフィンが居る。エルフィンには羽が4枚あるようで、羽の枚数では蝶やトンボと同じである。マンホールの遠方に写っているのはJR北広島駅で、線路を跨ぐ建物のガラスの天蓋のある建物である。

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 この建物は「エルフィンパーク」の名前がついている。大きなガラスの天蓋の下の広場になっている。自転車道に続く斜道で自転車を押してこの広場に入り、線路の反対側に抜けることができる。名前の通りエルフィンの姿がところどころにあるのだけれど、あまり目立たない。

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 ただ、エルフィンパークへの斜道に部分には注意して見ると色々なエルフィンがいる。代表的なエルフィンの身体は女性のものを借りている。これに対して、子供姿の天使の身体を思わせるエルフィンも見かける。

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 JR北広島駅の玄関が面した広場部分にはエルフィンの姿のある時計塔があり、その先に市立図書館の建物が見える。舗道部分にも変形マンホールの蓋にもエルフィンが飛んでいる。この辺り一帯はエルフィンの棲家のようでもある。

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