2008年08月16日
オオバンソウ(大判草)
種が小判か大判のような形をしている鞘に入っているものがある。日が当たる鞘の表面を見てもわからないけれど、日に透かして見ると内に種が黒くなってある。日の光で黄金色にも見える透かした鞘の中の種は、財布の中の小銭を連想する。この花(種)の名前を正確に知るため、インターネットで検索してみる。最初は「銭」に関係するかと「草」と一緒に検索しても出てこない。次は「小判」かな、とトライして駄目である。では「大判」かと検索するとこれが当たりであった。
日に透かし オオバンソウの 種の見え
日に黄金(こがね) 財布の中の 小銭なり
- by 秘境探検隊長
- at 09:38
comments
大判草という別名があるのは初めて知りました。
月という意味のルナリア、合田さんという人が日本に持ち帰ったので合田草ともいうらしいですが、これちょっと紫ハナナに似て異なる花、という印象で大分前に種をもらって育ててみましたが性質はあまり強くないのですね。数年後には絶えてしまいました。
ルナリアですね。銀扇草ともいうらしいです。実は最初のうちは緑色ですが、そのうち白っぽくなってゆき、日にかざすと銀色にも見えます。種を取ってきて庭に植えてみましたが、芽がでませんでしたので、確かに強くはない花のようです。7月には花は実になり始めているので、気をつけて見てみます。