2008年08月23日
八剣山のエゾノヨロイグサ
高さが四百九十八mと聞くと低山である。しかし、この山を登ると肝を冷やす。名前からして八剣山と凄みがある。この山を「札幌秘境100選」の一つの採り上げていながら、実際に登っていなかったので登ってみる。初めての山なので、案内役を頼んで、五名ばかりが集まっての登山である。
岩場の登山道にはロープも渡してあり、これを頼りに登っていく。山頂付近に白い花が咲いていたので写真を撮る。下山後に調べるとエゾノヨロイグサらしい。山が低いので低地に生える花がこの高さのところにあっても不思議ではない。しかし、ここにこの花は、思いがけないものを見た感じである。岩場の道を登ってきて、頂上付近でこんな花に出会うと、もうすぐ頂上と手招きされている感じである。
山頂からの絶景を満喫してから下山である。エゾノヨロイグサは、下山も気をつけて、と見守っているようである。登山も下山も足元の危なかしさに気をとられ、ゆっくり花の写真を撮っている余裕はなかった。しかし、岩場の尾根にこの大型の花が咲いていたのは、本当だったのかと、後で思い返している。
頂上へ エゾノヨロイグサ 手招きし
岩場道 花の見守る 八剣山
- by 秘境探検隊長
- at 14:26
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