2008年10月18日
東に朝日、西に月
雨上がりの朝散歩に出かける。東の空にある朝日は霞んだ大気の中に赤い円になって見える。朝日の様子から今日の天気を予測してみたりする。赤い太陽は次第に輝く太陽に変化してゆく。この様子なら今日は晴れの一日かと思う。西の方に目を転じると月が山際にかかっている。十五夜を過ぎているので月は欠けて来ている。蕪村の「菜の花や 月は東に 日は西に」の句が浮かんでくる。この句は春の夕暮れであるけれど、目の前の光景は秋の朝であるので、句の情景には合っていない。
東空 朝日かすみて 雨上がり
西の空 月が欠けゆき 秋深く
- by 秘境探検隊長
- at 08:36
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