2008年11月11日
散歩道で
散歩道で朝日が昇ってきて雲の隙間から顔を出すと、太陽が地表近くで燃え盛る火の玉にように見える。ビニールハウス剥き出しのパイプの骨組みがあって、昇る日に焼かれて残った部分がそこにあるかのように見えてくる。朝日は燃えているのに、空気は冷たい。音がするので、その方角を見ると、名も知らない鳥が葉を落とした枝に止まっている。手持ちのカメラと腕では良い写真が撮れるとも思われないけれど、シャッターを切ってみる。案の定はっきりしない写真となっている。
陽(ひ)の火燃え 焼け残りたる パイプかな
音のして 名も知らぬ鳥 写し捕り
- by 秘境探検隊長
- at 01:57
comments