2008年11月26日
酒造りの現場
日本清酒(株)の日本酒のブランドは千歳鶴である。千歳鶴は豊平川の伏流水を使って造られる。従って、工場は豊平川近くにある。日本酒には手が伸びないこともあって、今までこの会社のある場所も日本酒の造り方も知らなかった。しかし、ここは都市秘境のテーマになるかと見学してきた。
テレビのコマーシャルに「違いのわかる男」というキャッチコピーのコーヒーの宣伝があった。好き嫌いは最初の大きな違いで、「違いのわかる男」の始まりである。しかし、当方酒に関しては違いが分からない。従って好き嫌いもはっきり分からない。そりゃ、水と酒の違いぐらいは分かる。しかし、口にする酒は全部同じ酒である。こういう輩から文化は生まれない。文化とは違いを理解することから始まる。
なんていう考察はどうでもよくて、酒造りの工場で日本酒の出来方を一通り見てきた。酒粕が板状で売られているのは、もろみから酒を搾る時、板状の袋で左右から圧力をかけるため、酒粕が板状になるのを初めて知った。いや、酒の違いはわからなくても、酒粕から作る甘酒は大好きです。
- by 秘境探検隊長
- at 00:37
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