2009年01月08日
百年を 黒褐色の 塔記憶
野幌森林公園にある百年記念塔は、開道100年を記念して1970年に完成している。黒褐色の鋼鉄製の塔で、基部は雪の結晶を意味する六角形のデザインになっている。高さは百年に合わせて100mあり、遠くからも見える塔である。このためランドマークの役目を果たしているけれど、それは北海道開拓史のランドマークでもある。塔の周囲は広場で、雪の季節には、雪原にこの塔が青空に向かって屹立している。雪に覆われた白の大地と青空を分けるものは、枯木立の林の帯である。
百年を 黒褐色の 塔記憶
青と白 天と地を裂く 枯れ木色
- by 秘境探検隊長
- at 06:11
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