2009年04月14日
カタクリの花
庭の雪が解けたと思っていると、もうカタクリのつぼみが枯葉の間から現れている。花だからつがいということはないのだろうけれど、二株で頑張って冬を越し、雪解けを待つのももどかしく地面から顔を出した様子である。カタクリはスプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つに数えられる山野草で、花びらが開くと確かに羽衣を身にまとった妖精の趣である。株が増えていく様子もなく、消えてしまうのではないかとの心配をよそに、毎年春一番の庭の花で咲き出すとほっとする。
顔見せた 春エフェメラル つがいなり
羽衣を 春妖精が 身にまとい
- by 秘境探検隊長
- at 20:11
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