2009年05月30日
家までついて来たダニ
定山渓への国道で藤野辺りで見える尖がり帽子のような山があって、都市秘境のテーマになるかどうか一度現地調査をしてみたいものだと思っていた。今日はその目的も兼ねてこの山に登山という運びになった。この山の登山ルートを開発したS氏とその登山仲間に引率されての登山である。この山の山容は写真の如くである。
この山の登山道は無い。笹薮を漕ぎ分けて登っていく。S氏はケータイのGPSと過去の記憶を辿りながら道無き道を笹をかき分けていく。で、当方もあえぎあえぎついていく。
この山は通称焼山と呼ばれている。豊平山の名前もあるらしく頂上には豊平山の看板が出ていた。663mの高さの山である。ここからの眺めはそれこそ360°のパノラマが広がるといった表現がピッタリである。標識の彼方に見えるのは余市岳だそうである。この近くにある豊見山、藤野富士とともに藤野三山とよばれるとのことである。
頂上での登山隊の面々で、右からS氏、N氏、F氏、T氏である。頂上で焼肉パーティのはずであったけれど、携帯ストーブを忘れたとのことで、これは実現できず、ビールで乾杯である。この山は確かに札幌の秘境には違いないけれど、行く方法が無いので、秘境のテーマに取り上げるのは難しいだろう。
笹薮をかき分けての登山で、登山時にも下山時にもダニがついてくる。ふるい落としたつもりでもこの執拗な吸血虫は衣服のどこかについていて、自宅で登山に使ったものを展開して調べてみると、ダニを発見した。自宅まで付いて来たダニ、といっても洒落にもならない。
追記:登山から1日経って、登山に持って行ったチョッキに何気なく目をやったら、ダニがいた。ひぇ~、といった感じである。どこに潜んでいるか分からない事が手伝って、この吸血虫は不気味である。それにしても指で挟んでつぶそうとしてもなかなかつぶれない虫である。しぶといダニぃ。
- by 秘境探検隊長
- at 15:47
comments
こんなにもA先生を慕っているダニさんなのです♪可愛いですよねぇ♪
少しで良いから血を吸わしてあげてください。あぁ。。。子孫の為にお血血が飲みたいダニの母さんなのです♪
うふふ♪
ダニをインターネットで調べると、その種類は世界中で2万種はあるそうです。「日本ダニ学会」という学術団体もあります(これは驚き)。この種類の多さであれば、新種のダニをみつけて学会で発表できるかも知れない。少しぐらいの血なら分け与えて生かしておいて、新種かどうか調べるべきだった。何事も新しいものを見つけるのには血ぃの出る努力をせねばならぬ事を忘れていました。Hi