2009年06月02日
朴の花
庭の朴の木が花をつけている。まず外側が外皮で覆われた花芽が成長し、その外皮が開き、見方によってはのっぺらぼうの顔のように、閉じた白い蕾が大きな緑の葉の上に現れてくる。そのうちこの蕾が開き、大きな花弁が広がってくる。この頃、朴の木に近づくと良い匂いがする。葉が大きく、夏の間は陽を遮り、よい木陰をつくる。しかし、落葉は色が褐色できれいとはいえず、大きな葉が庭を覆って厄介である。朴の落ち葉は火に強いので食べ物をくるんで火に炙る朴葉焼きがある。
化粧した 白い顔かと 朴の花
天然の 香水つけて 開花なり
- by 秘境探検隊長
- at 16:15
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