2009年06月07日
北大生協と大学祭
6月5日は「札幌の秘境」の発売日で、書店の売り場を覗いて、本当に出版された「札幌の秘境」が並んでいるかどうか確かめたくなった。道新のインタビューもあったので、カデル2・7でのインタビューを終えて北大まで足を延ばした。北大生協の書籍部で、お目当ての本が他の秘境本と一緒に並んでいるのを確かめた。店員の目を盗んで、写真撮影である。
この日は北大の大学祭が行われていて、そちらの方にも足を運ぶ。昨年と同じ雰囲気である。昨年の大学祭では写真を撮りまくって、「爪句@北大の四季」に載せて出版しているので、今年は写真を撮るのに熱が入らない。
そんなところで「ア○キ先生!」と声が掛かる。声のする方には中国料理の屋台があって、屋台で売り子をしている女性が手招きする。はて、退職して年月も経って、大学に知り合いの中国人留学生もいないはずで、声を掛けて来た中国人女性をみて思い出そうとした。で、思い出した。彼女は北大を卒業後札幌の某銀行に就職した張さんである。
何で銀行員が昼間から大学祭まで出張して来ているかと尋ねると、これは夏休み休暇を取っているとのことである。餃子の店で「鉄人張~おいしい餃子」と店名が出ている。同名なので鉄人とは張さんのことかな、と思ってみる。屋台に知り合いがいるとはいえ、若者がひっきりなしに歩いているところで、屋台に入って餃子を食べる勇気はなく、二、三張さんと言葉を交わして退散した。これでも未だ人目を気にするところは残っている。
- by 秘境探検隊長
- at 01:47
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