2009年06月16日
リーブルなにわベストテン入り
大通4丁目にある「リーブルなにわ」を覗いてみたら、今週のベストテンに「札幌の秘境」が2位で入っていた。売れているらしい。よかった、よかった。ただし、ご当地本なので、札幌だけのことではあるけれど。
1位は村上春樹の「1Q84」で、読んではいないけれど、これはジョージ・オウェルの小説「1984」の題名をもじっている。オウェルは1948年にこのデストピアの未来小説を書いている。1984年は過ぎて、少なくとも日本では通信機器を駆使してブラザーズに操られる全体主義国家にはなってはいない。
3位の「熊撃ち」は、道東で熊の狩猟を行っている猟師の話をもとにした作品である。
- by 秘境探検隊長
- at 16:23
comments
まずはおめでとうございます〜。
日本語ブームの本を抑え、2位につけているのはすごいですね〜。
北海道から飛び出して、東京版の秘境の本とか出てきそうですね。
その時は確実に都市秘境の先駆者として、またまた札幌の本が売れるかもですね!
これは瞬間風速みたいなところがあって、長続きはしないと思います。しかし、ベストテンに入った実績は残せます。これが呼び水で、他の秘境本も売れるとよいのだが、と虫の良いことを考えています。
新刊「札幌の秘境」の出版と売り上げベストテンのランクインおめでとうございます。
さっそく私も著書を拝読いたしました。
著書の中で一番関心のあった項目はやはり「北海道農業研究センター」でした。去年のちょうど今頃初めてこのブログに「北農研の一般公開がありますよ」といった内容の書き込みをし、そこで都市秘境作家さんとのご縁が始まったと思いますが、その一年後に私が紹介した場所が「活字」となって本に現れているのをみると何か不思議な思いがいたしました。
また、全体的な感想としては、特に後半部分で「水」に関係する記述が多かったような感じがいたしました。「水」に関係する記述が多いということはそれだけ札幌は「水」とのかかわりがあるということであり、著書の中ではそのかかわりの一端を記しているようにも見れたと思っております。
その他各項目についても感想はあるのですが文章力が乏しくあまり長文になるのも悪いので今回はこの辺で失礼したいと思います。
びむさんには道農業研究センターに関して情報をいただき、お礼申し上げます。年に一度の公開日を待たねばならい場所では、行ってみようと思う読者には不都合な場所とも思ったのですが、折角取材したのを没にするのももったいなくて(年に一度ですから)採用しました。
ご指摘のように、札幌は「水」に関係するテーマが多いかも知れません。下水のテーマは採り上げていますが、上水(浄水)や雪氷のテーマも遣り残しています。伏流水なんかももっと掘り下げるべきテーマかも知れません。
いもずる式にテーマはいろいろ出てくるので、取材を重ねて、次の出版の準備をしようと思っています。今後も何か情報があればよろしくお願いします。
はじめまして。
「札幌の秘境」売れ行き好調のようで、何よりです。私も早速購入させて頂きました。
まえがきを拝見すると続編の構想がおありのようですので、そちらの方も期待しております。
あと、札幌→小樽・石狩→江別・北広島ときているので、次は恵庭・千歳・苫小牧編なんていうのはどうでしょうか。
それでは。
ヒロビ様、拙著お買い上げありがとうございます。「札幌の秘境」の続編の前に企画しているものがあり、それが一段落したら続編に手をつけようかなと考えています。
恵庭・千歳・苫小牧編もチラリと考えてはいるのですが、ちょっと方向がずれた場所のものが出版できるかどうか検討中です。
マイペースで、楽しみながらやっていこうとは思っているのですが、どうなりますことやら。
早速のコメントありがとうございます。いろいろと計画がおありのようで、楽しみですね。
昨年私が探検(?)した施設では、先生も講座で取り上げられておられるようですが、札幌市水道記念館が印象に残りました。
近代的な設備満載で、建屋も駐車場も決して小さくは無いのに、休日にもかかわらず訪れているのは私を含めて2~3組の家族ぐらいで、秘境感はかなりのものでした。逆に言えばゆったりと見学ができるという感じもしましたが・・・。
少し気が早いかもしれませんが、先生の次の本も楽しみにさせていただきます。
それでは。
札幌市水道記念館は都市秘境のテーマです。ただ、この施設単独ではなく、近くにある藻岩浄水場の施設と抱き合わせで書いてみたいと思いつつ、浄水場の取材を行う機会が得られないうちに、時間が経過してしまっている、という状況で、今回の「札幌の秘境」に取り上げていません。次回はどうなりますやら・・・
こんにちは。タイムスタンプを拝見すると、深夜にお相手頂いているようで恐縮です。
もう十年以上前に家族で恵山を旅行したことがあります。たまたまその思い出話になった時、妻がその時見た大仏の話をしたので、「その大仏様なら実は今札幌にあるよ。」と、早速札幌の秘境の45頁目を見せたところ、興味深そうに眺めていましたね。先生の好奇心とリサーチ力に敬服です。
戦時中、梵鐘・仏具等も軍に拠出させられた話をよく聞きます。ご存じのように浄土真宗の仏像としての本尊は、本来阿弥陀如来の立像なのですが、観光施設の大仏様が宗教施設できちんとリユースされているのは、かなり幸運な例だと感じました。
先生のこのご本、意外なところで役立ちました。それでは。
拙著がお役にたって著者冥利に尽きます。あの大仏は確かに大きいものです。よくまあ恵山から札幌まで運んで来たものだと感心しています。
私が真夜中にコメントを書いているのは、目が覚めるせいで、ついついこんな時間帯にパソコンの画面を見ているので、ますます目が冴えてしまうことになります。どうもよろしくない習慣です。