2009年06月20日
アルメリア
北海道ではこの花は春の終わりから夏の初めに咲き出す。高温と多湿を嫌う花で、北海道の気候にあっている。別名ハマカンザシで、アルメリアの言葉自体も「海に近い」という意味を持っていることから、浜に咲く簪(かんざし)のような花を表す名前になっている。茎の先に小さな花が集まってボール状になって咲き、確かに簪のように見える。集団になって咲く花で、道端に造られた花壇などに見かけることがある。周囲の緑にこの赤い花が咲いていると、北国の夏が始まる。
アルメリア 浜の簪(かんざし) 群れて咲き
緑庭に 花簪(かんざし)で 夏の入り
- by 秘境探検隊長
- at 07:50
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