2009年06月22日
メタル人とツツジ
このメタル人(びと)の写真がブログに取り上げられていた。以前出版した「爪句@札幌&近郊百景」にこのオブジェの写真を載せていて、この像自体は目新しいものではなかった。像が女性であるなどと気づきもしなかったのに、前述のブログではこの点が写真で示されていて、妙にリアルである。視点を変えると、対象はガラリと変わった様相を呈するものだと気づかされた。像の前にすでに盛りの過ぎたツツジの植え込みがあって、これに焦点を合わせて、無難な写真を撮ってみる。
花は過ぎ 歩は進まずに メタル人
花開き メタル娘の 足飾り
- by 秘境探検隊長
- at 18:53
comments
隊長先生こんにちは♪
メタル人さん、見れば見るほどフシギな形をしていますよね。
以前から「撮りたいなぁ~」と思いつつ、この場所はいつも人の往来が絶え間ないのでなかなか勇気がありませんでした。
ところで、私はこのメタル人さんは「♂」だと思っていましたよ~。
いえ、現場で“その部分”を凝視したわけではありませんが。
(*´v゚*)ゞ
『札幌の秘境』、快調ですね!
(サイン会企画はないのでしょうか~。)
今だからの打ち明け話ですが。私、『札幌秘境100選』は某オンラインブックストアのユーズドで定価の3倍のお値段で買ったのでありました(^_^;)
実は私もこの像は「♂」と思っていました。というより、男女無関係の中性だろうと思っていました。Kikurinさんの写真をみて、笑えた以上にちょっと衝撃でした。
世の中見ようと思って見ていないと、多くのものを見落してしまう、という秘境探検やその他の事柄についての自分の考え方が、この一件で自分の方が見落としていたという例で証明された点で、少々ショックでした(真面目な私ですね。本来真面目な研究者です Hi)。人形(ひとがた)をみたら男か女か注意していれば、そこに目が行きますよね。
あの像の作者が誰なのか作品名は何なのか、気になっていて周囲を調べても(こちらには注意が行っている)それが不明です。制作者があえて名前を伏せているか、芸術家気取りではない職人が作ったものなのか、などとあれこれ考えています。
Kikurinさんの写真でから(ご本人はそこまで考えてはおられないかとは思いますが)あの像は公序良俗に反することを公衆の前にさらけ出す一点だけが目的で、他のデフォルメはカモフラージュなのではなかろうか、と思えてきました。だから、Kikurinさんのような写真の撮り方を目にすると、妙にリアルに感じてしまい、制作者の意図がそこにあったのか、と深読みしそうになります(深読みですよね)(^-^;;
拙著のユーズド本でのネットオークションの件もかなり動揺しています。ちらりと耳にしてはいるのですが、高値で取引されているらしい、とは聞いたことがあります。しかし、買ったご本人から聞くと、これは大変と思っています。
何か大変かといつと、自費出版の採算を取る稀な例として、出版部数を少なくして「きこう本」にしてネットで売る手を考えておきながら、手持ちの本の注文を受けると、送料自分持ちで定価で売ったり(数は微々たるののですが)していて、最初の戦略を放棄してしまっていたのに気付かせられたからです。
これは最初の戦略に戻り、陣形を立て直す必要ありと思っています。「爪句」豆本もその戦略上にあったのに、興味のありそうな人にどんどん贈呈してしまっている(Kikurinさんには贈呈もしないですんまそん)。欲の皮がつっぱるとその反動が出るのも、これまで人生をやって来て得た教訓ではあるので・・・
これはコメントに書き過ぎだ(普段はコメントに時間を使うのはもったいないと思うので、コメントしても短くをモットーにしています)。それにしてもKikurinさんは毎日あれだけのコメントを送り返しているのは、やはりブロガーの鏡です。
追伸:アシ(あえてカタカナで)の腫れが直ったらイラストで。