2009年07月03日
豊平町役場跡碑-北海道豊平六条郵便局
風景印に描かれた石碑の文字は「ここに豊平村役場ありき」と読める。この町役場跡の石碑は国道36号沿いにあるけれど、注意深く見て行かないと見落としてしまう。石碑は豊平四条六丁目のパン屋の横にある。黒御影石に前述の文字が彫り込まれている。碑の横に豊平村役場跡の略譜がある。読んでみると、豊平外四カ村戸長時代が一八八〇(明治十三)年から始まっている。
この役場跡地には現在店舗があって、菓舗「いとう」の看板が見える。看板はさらに「豊平町役場跡記念碑の店」とある。店の人に聞くと、役場が移転してこの方ここで商売をしてきているので、百年は続いている店である。札幌で百年とは立派な老舗である。
役場跡 百年経たる 老舗あり
- by 秘境探検隊長
- at 01:50
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