2009年09月18日
瀋陽旅行(17日)
瀋陽に着いた日の初日の夕食は、四川料理屋に連れていってもらう。出席者は本日の出迎え役の王兆鏡、李徳明両先生に曽培凱先生が加わる。全員昔からの顔見知りである。注文取りに来たウェイトレスの胸元にニコちゃんマークのバッジがある。写真を撮ったら、写真はご法度らしい。ウェイトレスはじめ店員は全員このバッチをつけている。日本でも見かけるけれど、このバッチの商標権みたいなものがなかったかと、その点がちょっと気になった。
料理の最初に、パンのスライスして三角形に切ったものが出された。最初、これは食べるものかと思っていたら、油取りである。つまり、このパンの上に油っこいものを置いて、油を取ってから食べる。そんなことをする必要もなかろう、と思っていると、これがさにあらずで、ある。
四川料理であるので、辛さの元の南蛮の実をたっぶり入れて出された鍋から、この実を掬い出した後に、魚の油煮が現れた鍋があった。白身の魚が油の中に浮いているから、確かに油取りでもしないと、油っこ過ぎる。
レストランからの帰りに果物を買って帰ることになり、その値段を見ると安い。スイカ(もどき)は1斤0.66元と表示されている。中国の斤の単位が分からないのだが1/2kgぐらいだろうか。現在の元と円の換算比率もはっきりしないのだが(円を元に交換していない)1円=16円ぐらいだろうか。正確ではないのだけれど、この小型スイカ1個が1kgとして20円程度となる。
南果梨という、こちらは少し値段のはる果物をあって、写真を撮っていたら、ここでもまた写真撮影にクレームが来た。クレームに当方が対応している訳ではなく、お付の旧知の中国の先生達が言い訳をしていた。観光地を除いて、中国では街角で写真を撮るのはご法度というのが、かなり昔からのしきたりみたいに残っているようである。
- by 秘境探検隊長
- at 06:36
comments
「中国旅行中でもコメントを受け取れるのだろうか?」との思いからコメントしています。
中国(瀋陽)の慣習をいろいろと伝えていただき、とても興味深く拝見しています。
どれくらいの旅行期間なのか分かりませんが、これからも楽しく拝見させていただきます。
気をつけて旅行をお続けください。
“油取り”…気になるアイテムです(・.・;)
中国で、あきらかに“油したたり炒飯”をいただいた記憶が蘇ります^_^;
四川料理以外でも辛かったので、梅干を干したおやつを料理店で大量に購入しました(笑)
田舎おじさん 中国のホテルによっては、部屋にインターネットのケーブルが机の上にありますので、持参のノートPCの口にケーブルを差し込むだけで、自宅のインターネット環境とさほど変わりません。まあ、ホテルによるのでしょうが、このホテルは新しく、この点はなかなかたいしたものです。田舎おじさんが中国を旅行すれば、レポートの山になること請け合いです。
Asiaの占い師さん 中国に来たら糖質のものを控えて、極力食べないようにしています。メタボ予備軍の診断書をもらって、糖質制限食にしています。それにしても、辛い食べ物にはご飯が合っていて、麻婆豆腐をご飯にかけてもりもり食べている中国人をみていると、これでは肥満のゴールに一直線です。でも、宴会続きの私だって、肥満のゴールの少し手前です(ゴールを過ぎたのかもしれない)。