2009年09月16日
十五島公園のサラシナショウマ
この花の漢字名は晒菜升麻である。菜を晒すというのは、この草の若菜を茹で、水に晒して食用にできることに由来している。升麻は漢方に使われる薬のことで、ショウマ類の根を用いる。サラシナショウマは花が集まって白い穂のように見え、薄暗い林の中でも目立つ花である。十五島公園には山野草を集めた花壇があって、ここにサラシナショウマの花をみつけた。花穂の長さは20~30 cmにもなろうか。花穂の重みで下に垂れ下がるように咲いている向こうに、豊平川の流れがある。
上に伸び サラシナショウマ 咲き始め
花垂れて 豊平川も 下り行き
- by 秘境探検隊長
- at 02:00
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