2009年09月18日
瀋陽旅行(18日)
人口700万人の都市に地下鉄のような大量輸送の交通手段がなく、需要にまかせて自動車を生産して、市民が自動車をかつての自転車代わりに利用したらどうなるか。答えは簡単で、道路は自動車で占領され、恒常的な渋滞である。本当に歩いたほうが早い区間はいくらでもある。交通ルールもあるのだけれど、行儀良く自動車の運転なんかしていては中国では生活していけない。自動車運転技術とは無理やりの割り込みの技術でもある。
中国は大きいものが好きなのは本当である。大学も巨大なキャンパスをも持つものが多くある。縁があって、30年この方関係がある瀋陽工業大学が大きなキャンパスを昨年新しく造って、創立60周年記念行事に招待されたのが今回の中国旅行である。明日の式典を控えて、大学の正門前の飾りつけが行われていた。正門の彼方に大学のビルが並んでいる。
信息科学与工程学院(情報工学科)が関係する学科で、そこで座談会である。座談会の案内が電光掲示板に出ていたので写真を撮る。昔は赤い紙に書いて貼っていたものが、ここにも技術の進歩が見て取れる。
- by 秘境探検隊長
- at 17:47
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