2009年11月20日
北大植物園のバナナの花
11月に入ると、北大植物園は閉園となる。ただし、温室の方だけは開いている。外は雪の季節を迎えているのに、温室内には熱帯の植物が成長している。外来の客が一番驚くのは、たわわに生ったバナナの実ではなかろうか。房が重なったバナナの先端に、奇妙な振り子状のものがある。これはバナナの花の部分で、苞が花を守っている。実になる時期を逸した花が、苞の内側に並んである。バナナが草であると説明されると、熱帯の植物とは常識を超えていて、これまた驚きである。
この花が 実に変身し バナナ草
草なれど 実をつける様 木の如し
- by 秘境探検隊長
- at 00:01
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