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2010年01月30日

札幌諏訪神社の狛犬

 この神社は平地にあるのに、本殿の前には勾配にきつい石段がある。これは、神社の前を流れている創成川の氾濫に対処して、高床式にしたためといわれている。神社の起源は、1878(明治11)年、この地に信濃出身の上島正他30名が入植し、1882(明治15)に本社の諏訪大社から分霊を勧請して、創建している。年季の入った狛犬が耳を伏せて控えていて、千木が狛犬に代わって耳を立てているかのようである。狛犬の鬣(たてがみ)に雪が乗り、鬣が二重になっていた。

狛犬に 代わりて千木が 耳を立て

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鬣(たてがみ)は 石と雪とで 二重なり

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