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2010年02月10日

雪の中の炭鉱遺産

 2月6日の道新に「写真が語るヤマの今」の記事が掲載されていた。KEN五島氏が写真集を出版して、その中からの写真が載っている。同氏は炭鉱遺産を撮るために本州から札幌に移住した、とあるから、根性が座っている。

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 その記事を見た2日後に、用事があって美唄まで足を延ばした。成り行きで、先の新聞に写真で紹介されている、三菱美唄炭鉱立て坑巻き上げやぐらまで行って、写真を撮る。雪の中に橙色のペンキで化粧直しをしたやぐらがあった。

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 その昔、炭鉱の町として賑やかだった我路地区の傍にバス停留所があって、廃墟の建物が雪に埋もれるようにしてあった。このバス停は生きているのだろうか、と疑問を感じるほどである。

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 人が住んでいると思われる民家の屋根に、厚く雪が積もって、家が雪につぶされそうになってあった。南空知は雪の深いところである。結局、肝心の用事より、冬の美唄観光になってしまったけれど、写真を撮る上では収穫があった(ブログを見ているようでしたら、野崎様、有難うございました)。

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