2010年04月02日
成都の教え子を訪ねてーその7
侯進さんの授業科目は「計算機専門実用英語」といったもので、自分の教科書を著わしている。英語で技術分野の研究論文をいかに書くかが主題である。侯さんが北大の博士課程で書いた論文が例題で出ていたり、「日本における研究文化」のような小節もあり、面白いし参考になる教科書である。日本でもこの類の教科書は必要であろう。
西南交通大学は新キャンパスがあり、侯さんに連れていってもらう。大学のキャンパス間連絡バスで新キャンパスに行く。このキャンパスは広くて、人工の池を造り、その上にアーチ橋を3本架けて、池の上に道路を4本も設けている。建設費をふんだんにかけて造ったキャンパスという感じがする。
キャンパスには大きな建屋が並んでいて、屋外運動競技場や体育館の大きな施設がある。札幌でいえば、真駒内屋内・屋外競技場が大学のキャンパス内にあると思えばよい。大学が4万人の人口を抱える町と考えると、キャンパス内に大きな競技場があってもよいのかもしれないけれど、それにしても大きな施設をキャンパス内に造っている。
図書館も大きな建物で、図書館の前の植え込みに八重桜の花をみつけた。成都は札幌より1か月早い春である。
- by 秘境探検隊長
- at 01:58
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