2010年06月04日
西岡公園で変化する水芭蕉
春先に水芭蕉を見に西岡公園に出向いてみる。水源池に流れ込む月寒川が雪解け水で溢れ、その上に伸びる木道の上から見えるものは、枯れた葦が折り重なって広がる湿地である。咲き始めたばかりの水芭蕉が目に入るけれど、群生というには程遠い。春も本格的になった頃、再び西岡公園を訪れてみると、水芭蕉の花はなくなり、巨大な葉が広がっている。同じ植物とは思えない。大きく成長した水芭蕉の葉は、西遊記に出てくる、火炎山の火を消したという芭蕉扇を思い起こさせる。
西岡で 春を探して 水芭蕉
巨大葉で 連想するは 芭蕉扇
- by 秘境探検隊長
- at 01:26
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