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2010年06月17日

幼い時の祭りの記憶

 祭りは、大人が小さかった自分と重ねて思い出すものである。歳を取ると、なぜ祭りが面白かったのか、理解できなくなっている自分を見つける。子供の時は何でも面白かったのだろうが、祭りは日常性からかけ離れていて、その印象が強く残るためなのだろう。その印象を強めるものは、露店でのささやかな買い物である。子供の興味を惹くものが台の上に乗せられ、幼い価値観で品定めに入り、お気に入りを手に入れた記憶が、祭りの背景を伴って、成長する頭脳に閉じ込められる。

品定め 祭りの記憶 強めたり

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母娘 記憶の鎖 露店市

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