2010年08月27日
滝川駅構内のアサガオ
夏は、駅舎前や構内のプランターに植えられた花が目につく。花は、長持ちして手間のかからないものが選ばれ、定番のペチュニア、マリーゴールド、ベコニアの花が目立つ。しかし、夏の駅にはアサガオが一番合っている。午前中に新しい花をつけ、午後には萎んでしまうという、時刻を意識させる花の性質が、時刻で列車が往来する駅の性格に合うためのようである。滝川駅は函館本線、根室本線の拠点の駅であり、駅構内のアサガオが、時刻がくると発着する列車を見守っている。
特急の 発車見送り 時刻花
アサガオは 臨時駅員 夏雇用
- by 秘境探検隊長
- at 09:52
comments
戦前私が小学生のころは、大抵の家でアサガオやひまわりを植えていたのが思い出されます。
深川市出身で、北竜町のひまわり研究には深川市から弟の車で出かけ、10年程以前は、年間多い時で40回ほど滝川駅を通過しており、今年も10回ほど通過しているのにアサガオを見かけなかったのは不覚であります。
上の写真から想像すると、私の座る位置はこれまで必ず進行方向に向かって左側でしたからアサガオは目に入っていない筈でありますが、それにしても、何度となく見送って貰っていたと思うと申し訳ない気がする。
近く又深川へ出かけますので、往復右側の座席を確保し見送って貰います。
コメントの訂正です
滝川駅ホーム下段でこちらを向いているアサガオは良く見ると標識が1番ホームですから、札幌へ帰るときは進行方向に対し右側に座っている私の位置からは、見送ってくれているアサガオは目に入っていた筈で申し訳有りませんでした。
伊東さん 下側の写真はホーム(1番ホーム)の奥方向が札幌方向ですので、もしこのホームを札幌行き列車が通ると、列車の左側にアサガオ(駅舎)があります。したがって、列車の進行方向の左側に座っているとアサガオが目に入ります。
最近アサガオは私の住宅周辺では殆ど見かけなくなった。
住宅は殆ど2階建てで、平屋建てであれば、10センチ程に延びた頃、地面から軒先に紐をのばせばあとは、自然に軒先まで咲きながら昇って行くから手間はかからないが、最低でも5列くらいは張らなければ物足りない。
さりとて、アサガオを世話する暇で元気な祖父母と同居する家庭は少ない。
つまり、アサガオにとっては環境が変わったのである。
ところが先日昼頃マンションの北側アーケード通路で偶然萎んだアサガオを見つけたが、一寸見には、アサガオとは判別できない。
今時、アサガオの切花など考えられないので、数日後思い出してフエンスを遠回りして散歩道路へ出て、アサガオの落ちていた2階を反対側から見たところ、予想通り北向きで日当たりは良くないがベランダの格子を利用してアサガオが咲いていた。
私にとってのささやかなミニ秘境発見でありました。
散歩道のアサガオは、蔓の伸びる紐もなく、地面に這わせて咲かせています。これでもアサガオは咲きますが、軒下に張られた紐に巻きついて、どんどん伸びるアサガオの風情は失われます。
アサガオの世話をする人が減ってしまって、アサガオを目にする機会がなくなってきた、というのも確かのようです。